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2023.5.26

シルクスクリーンとは?やり方や必要なもの、印刷手順や体験できる場所を紹介

シルクスクリーンの版とTシャツの画像
シルクスクリーンとは

みなさんところでシルクスクリーンってご存知ですか?シルクスクリーンとは孔版印刷の一種で、メッシュ(網の目)状のスクリーン(版)にインクを通過させる孔(あな)をあけて印刷する技法です。
昔はこのスクリーンに絹(シルク)を使っていたという歴史上の理由から(現在はテトロンやポリエステルで作られています。)シルクスクリーン、シルクスクリーン印刷、シルクスクリーンプリント、シルクプリントなどと呼ばれています。

シルクスクリーンってどうやるの?必要なものや手順を紹介

必要な道具と材料

シルクスクリーンの道具と材料の画像
シルクスクリーンの道具一覧

・スクリーン版
・インク
・スキージ
・ヘラ
・スプレーのり
・プリント用のパネル(中敷き)
・ティッシュ
・水を入れたコップ
・Tシャツなど刷る素材
・ドライヤー(なくてもOK)

肝心の「スクリーン版」はTシャツくんを使って自分で作るパターンと、ロゴスル製版サービスを使って製版済みのスクリーン版をご自宅へお届けするパターンが選べます!

おすすめは…
●版づくりから楽しみたいこだわり派さんには「Tシャツくん」
●シルクスクリーンを試してみたい初心者さんには「ロゴスル」
●とにかくプリントのみに集中したい方には「製版サービス」

版づくりもやってみたいけどいきなり買うのはハードル高いな…という方にもロゴスルキットがおすすめ。
それぞれどんなキットなの?というのは記事の後半で詳しくご紹介していますよ♪

Tシャツくんを見てみる

ロゴスルを見てみる

製版サービスを見てみる

印刷できるものとインクの種類

Tシャツくんインクは水性から油性まで種類豊富!綿素材はもちろん、ポリエステルやナイロン、撥水生地にプリントできるインクもあります。

Tシャツくん 水性 シルクスクリーンインク 素材対応表
Tシャツくん 水性 シルクスクリーンインク 素材対応表

インクの特徴をまとめた記事はこちらから。
水性インク、油性インクそれぞれの特徴を分かりやすくまとめています。

Tシャツくんインクの種類や詳細はこちら

Tシャツくんインクの購入はこちら

シルクスクリーンのやり方・印刷手順

①中敷きを入れる。

②刷りたい位置に版を置く。

③絵柄の上部にインクを乗せる。

シルクスクリーン
Tシャツの中にパネルを入れた画像
パネルを入れる
シルクスクリーン
Tシャツの上に版を置いた画像
版を置く
シルクスクリーン
Tシャツの上に置いた版にインクを乗せた画像
インクを乗せる

④スキージで刷る。

⑤版を持ち上げて…

⑥乾いたら完成!

シルクスクリーン スキージで刷っている画像
スキージで刷る
シルクスクリーン 版を持ち上げた画像
版を上げる
シルクスクリーン 完成品の画像
完成!

シルクスクリーンの特徴・メリット

自宅でも手軽に始められる

シルクスクリーンは何か大きな業務用の機械だったり、作業場のような場所がないとできない…なんてことはありません!道具さえ揃えてしまえば皆さんのご自宅でも簡単に始めることができますよ♪

自分でオリジナルのTシャツや年賀状が作れる

Tシャツくんのスクリーンでは、1枚でおよそ100階程度の印刷ができます。文化祭や体育祭でクラス全員分のオリジナルTシャツや、その年の年賀状大量印刷!なんてものもお手の物。

図版が反転しない

デザインは反転させなきゃならないの?何か難しいことをしなきゃいけないの?なーんてことはありません!描きたいものをそのまま、唯一の注意点は「真っ黒」で作っていただくことだけ!

多色刷りもできる

シルクスクリーンは基本的に1色刷りでしょ?というイメージがあるかもしれませんが、ちょっとした工夫で2色、3色といった多色刷りもできちゃいます。どんな色の組み合わせにしようかな~と考えるだけでワクワクしますよね。

シルクスクリーンの特徴・デメリット

デザインに工夫が必要

あまりにも細い線や細かい柄は、インクの目詰まりの大敵!成功しやすいデザイン作成の目安は「線幅1mm以上」です。

シルクスクリーン デザイン作成のポイントの画像
シルクスクリーン デザイン作成のポイント

フルカラー印刷は基本的にはできない

基本的にフルカラー印刷はできません。ただ、「4色分解」という方法を使えば写真なども表現することが可能です。これはCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の色の重なりでフルカラー表現をする方法で、少し難易度がUPしますのでまた後日ご紹介させていただきますね。

多少慣れが必要

スキージで刷るときの力の入れ具合で掠れてしまったり、滲んでしまったり…、また刷る素材によって力の調整が必要だったり…など、慣れるまでは難しく感じることも多いかもしれません。
そこで、HANDoで一度プリント体験をしてみるのはどうでしょう?プロが製版から印刷まで丁寧にお教えします!この生地にはプリントできる?印刷のコツは?など様々な疑問も解決!上達への近道になるかも?

HANDoでは毎週シルクスクリーンの体験を実施!プリントしたいデザインをお持ちいただければ(もしくは当日その場で描いてもOK!)好きな色で好きなものに刷ることができちゃいます。メニューや料金、ご予約の詳細はこちらをご覧ください♪

ご自宅で簡単に始められるシルクスクリーンのおすすめセット

ホリゾン・インターナショナル株式会社「Tシャツくん」の商品画像
ホリゾン・インターナショナル株式会社「Tシャツくんミドル」

ひとつずつ道具を揃えるのは面倒!めんどくさーい!という方にこそおすすめしたいのがTシャツくん!このセットがあれば製版から印刷までこれ一つでOK。自分で用意するのはイラストなどのデザインと刷りたいものだけ!Tシャツはもちろんトートバッグや靴下、ハガキや紙袋などにもプリントできちゃうすぐれもの。

Tシャツくんの種類や使い方・スクリーン・インクの選び方はこちら

でもうまくできるか心配…という方にはもっともっと手軽なキット「ロゴスル」がおすすめ!
ロゴスルは小さなワンポイントなどのロゴをプリントできる簡単なキット。
難しそう…と感じる製版作業は全てお任せできるので、印刷したいデザインを送るだけで完成した版と必要な道具がご自宅に届きますよ♪

注文を受けてからロゴスル。無駄がないから、地球にもやさしい
注文を受けてからロゴスル。無駄がないから、地球にもやさしい

ロゴスルの使い方や詳細はこちら

気軽にシルクスクリーン印刷を体験

以上、シルクスクリーンプリントについてご紹介しました。手軽に楽しくオリジナルのTシャツや年賀状が作れるシルクスクリーンプリント。まずは少し体験してみたいという方はぜひ東京・吉祥寺のHANDo KICHIJOJIへ遊びに来てくださいね!プロが製版から印刷まで丁寧にお教えします。この生地にはプリントできる?印刷のコツは?など様々な疑問も解決!

HANDoでは毎週シルクスクリーンの体験を実施。プリントしたいデザインをお持ちいただければ(もしくは当日その場で描いてもOK!)好きな色で好きなものに刷ることができちゃいます。メニューや料金、ご予約の詳細はこちらをご覧ください♪ 

HANDo KICHIJOJIのご予約はこちら

公式Instagramはこちら(実際のお客様の作品例などもこちらから)