Tシャツくん シルクスクリーンインク全種ご紹介!水性・油性の違いも。
シルクスクリーンインクは大きく分けて水性インクと油性インクの2タイプがあります。
さらに水性インクは7種類、油性インクは3種類。実はTシャツくんインクはたくさんの種類があるのです!

そこで今回はTシャツくんインクを全種類、特長と合わせてご紹介していきます!
◎目次
① 水性インクと油性インクの違い
② Tシャツくん水性インク(全7種類)
【3種の基本インク】
・基本のインク「プレーン」「リッチ」「ソフト」
・ソフトインクのオプション「クリアインク」
【4種の特殊インク】
・「ウレタン」インク
・「撥水」インク
・「発泡」インク
・「蓄光」インク
③ Tシャツくん油性インク(全3種類)
・油性インク
・マルチインク
・ナイロンインク
④ まとめ
① 水性インクと油性インクの違い
水性インク:
誰でも扱いやすくお掃除も楽チンなので一般的に多く使われています。
印刷面もやわらかめで、自然乾燥だけで洗濯OKなインクも!
デメリットは「乾きやすい」こと。
手早く作業をしないと版が目詰まりしてしまう可能性があります。
(が、2022年9月にリニューアルしたTシャツくんインクは水性でも目詰まりしにくくなりました!後ほど詳しくご紹介します♪)
また、Tシャツくんの水性インクは〈ノンホルマリン〉という点も魅力のひとつ。
ホルムアルデヒドが入っていないためベビー用品やペット用品にも安心です。
油性インク:
布はもちろん、プラスチックや金属にプリントできるインクもあり、業務用としても使われています。
綺麗に発色させるのが難しい黒いTシャツへのプリントも、パキっと色が乗ります◎
デメリットは、「扱いが難しい」「熱処理が必須な場合が多い」「掃除が面倒」ということ。
専用溶剤でのお掃除が必要になるので、キツイ臭いが気になることも…。
それぞれどのような種類があるのか、ここからはTシャツくんシリーズを一挙ご紹介!
② Tシャツくんの水性インク(全7種類)
【3種の基本インク】
・基本のインク「プレーン」「リッチ」「ソフト」
スタンダードなインク3種。
はじめてシルクスクリーンをする方、Tシャツ、布など基本的な素材に刷ってみたい!
という方はまずはこの中から選んでみてくださいね。
この3つは、発色や目詰まり進行速度に違いがあります。
それぞれの特長を比較してみてみましょう!

プレーン(全24色)

リッチとソフトのいいとこ取り!まずはコレ!
乾燥速度を遅らせているので、目詰まりしにくく扱いやすいインクです。濃い色の素材よりは淡い色の素材におすすめ。
(ひとことメモ)
実は以前のTシャツくんインクはかなりこってり仕様で「目詰まりして使いにくい…」と言われたことも。 Tシャツくんインク使うのやめちゃった!という人にこそ使っていただきたいインクです!
リッチ(全32色)

濃色生地へのプリントが得意◎
一般的に水性インクは、黒や赤などの濃色生地へのプリントは色が沈みやすいのですが、「リッチ」は比較的色が乗りやすく好発色。(色により差はあります)
特に「しろ」や「きん」「ぎん」などのラメ入り、「みんと」「らべんだー」「さくら」「そーだ」「れもん」などのパステルカラーはよく発色します◎ ただし、インクがこってり仕様で乾燥しやすいので、目詰まりには注意が必要です。
ソフト(全5色)

「ソフト」はいわゆる「染み込み系」と呼ばれるインク。
生地の質感を損なわずやわらかな仕上がりで、手ぬぐいやタオルなど肌に触れるもの、ベビー服などにオススメです。
良い意味でシルクっぽくないような、布の色が染まったような仕上がりになります。紙にプリントすると印刷面がサラサラなので本の中身にも使えます。
またプレーンよりさらに目詰まりしにくいので、時間をかけて作業しても大丈夫◎
ただし、布によく染み込むので濃色生地にはほとんど発色しません。
● プレーン・リッチ・ソフト共通
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)、紙、白木等
水でのお手入れ、お掃除:OK
印刷したい素材によって、使いやすそうなインクを選んでくださいね!
〈 基本インク3種の関連記事 〉
徹底比較!プレーン・ソフト・リッチ…どれがおすすめ?インクの選び方。
・ソフトインクのオプション「クリアインク」

「ソフト」に混ぜて使うことでより透明感を出すことができるインク。
ソフトはそのまま使っても色の重なりが表現できますが、クリアインクを混ぜることによって水彩絵の具のような表現ができます◎
表現のバリエーションが広がりますよ!
〈 クリアインク関連記事 〉
「シルクスクリーン「ソフト×クリア」であそぶ!写真の網点加工製版も」
【4種の特殊インク】
・「ウレタン」インク

吸水・速乾性の高いドライTシャツなどポリエステル100%素材にも使えるインク。
インク自体に伸縮性があり、素材と一緒に伸びてくれます。
部活やジムなど運動する時に着るポリエステルのTシャツなどに特におすすめ。
※ナイロン素材の場合は撥水加工の有無によって定着しない場合もあります。
間違いなく定着させたい!完全にこれは撥水加工がされている!という場合には、
次に紹介する「撥水インク」もおすすめです。
適応素材:綿、ポリエステル、綿混紡、ナイロン、皮革、一部の撥水生地
水でのお手入れ、お掃除:OK
・「撥水」インク(全2色)

その名の通り撥水加工がされた素材にも使えるインク。
扱いやすい水性インクでありながら、撥水加工生地にプリントできる!というのが最大の魅力です。
今はまだ「くろ」「しろ」の2色展開ですが、今後色数増やしていくかもしれません!
〈 撥水インク関連記事 〉
「撥水」インクでアウトドア用のテントに刷ってみた!
適応素材:ポリエステル、ナイロン
水でのお手入れ、お掃除:OK
※専用の「硬化剤」が必ず必要になるのでお忘れなく!
・「発泡」インク(全8色)

「発泡」インクは、もこもこと膨らむインク!
通常通り印刷したあと、裏面からスチームアイロンをあてるだけ。ぷっくりと仕上がる印刷面は靴下のワンポイントなどにもオススメです◎
普通のシルクスクリーンじゃ物足りない、ちょっと変わった印刷を試してみたい、という方はぜひ挑戦してみてくださいね!
〈 発泡インク関連記事 〉
発泡インクを使ってハロウィンのグッズ作りに挑戦!
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)
水でのお手入れ、お掃除:OK
・「蓄光」インク(全5色)

「蓄光インク」は暗闇で緑色に光るインク。
子供のころに見た、暗闇で緑色に光るキーホルダーなど…覚えていませんか?手の中に閉じ込めると光ったアレです!
プリント後、太陽や蛍光灯の下に置き、暗いところへ移動させると緑色に光ります。
ちょっとひと手間加えたいときや、ライブTシャツ・衣装などにもよさそう◎
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)
水でのお手入れ、お掃除:OK
③ Tシャツくんの油性インク(全3種類)
・油性インク(全6色)

スタンダードな油性インク。
金属やガラス、プラスチックなど、表面が固くインクが沁み込まないものにプリントすることができます。
かなりサラサラとしているインク、かつ、かたいものへのプリントが多いので、スクリーンは目の細かい120~230メッシュをおすすめします。
使用後の掃除は、ふきとり&うすめ液でのふき取りが必須です。
適応素材:紙、木、金属塗装品、プラスチック、ガラス、アクリル、塩ビなど
水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ふきとり&うすめ液での拭き取り要)
・マルチインク(全12色)※在庫限り終了

マルチインクは、常温では乾かないためスクリーンが目詰まりしないのが最大の特長!
目詰まりを気にせずに連続して刷れるので、Tシャツ屋さんなどプロの方も愛用しているインクです。
熱を加えないと定着しないのでアイロンやヒートプレス機で必ず熱処理をしましょう。 使用後の掃除は、ふきとり&うすめ液でのふき取りが必須です。
適応素材:綿、ポリエステル、綿ポリ混紡
水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ふきとり&うすめ液での拭き取り要)
・ナイロンインク(全6色)

ナイロンサテン、ナイロンタフタ、ポリエステル、合皮や撥水加工のされている生地などに適したインク。(一部の合皮には定着しないので必ず事前テストをしてください)
溶剤の臭いが強いため必ず換気をして、短時間の使用で休憩を挟むことをオススメします。
取り扱いが難しいので、撥水生地にプリントしたい方はまず水性の「撥水インク」をお試しくださいね!
適応素材:ナイロンサテン、ナイロンタフタ、ポリエステル、合皮
水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ナイロン専用溶液での拭き取り要)
※専用の「硬化剤」が必要なインクです!
④ まとめ
今回は張り切ってTシャツくんインクを全種類紹介してみました。
こんなにたくさんの種類があること、ご存じでしたか?
目詰まりしにくく作業効率UPのためにデビューしたプレーンやソフトもぜひぜひお試しくださいね!
HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。
シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!
イベントでシルクスクリーンをやってみたい!
など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。
おすすめ記事
labo-
シルクスクリーン 「手描き」で原稿をつくろう! │ Tシャツくん
シルクスクリーンをやってみたいけど、デザインソフトが使えない…という方。 大丈夫です!手描きのイラストでも原稿は作れます! 方法はふたつ。 ①Tシャツくん専用原稿用紙に、直接描く ②他の紙に描いたイラストをスキャンorコピー機でTシャツくん専用原稿用紙に出力し直す ①の場合は、「コピー・手描き専用原稿用紙」を使用します。②の場合は最終的に出力するプリンターの種類によって選びます。 トナー/レーザープリンタ(コピー機、複合機など)で出力する場合は「コピー・手描き専用原稿用紙」を、 インクジェットプリンターで出力する場合は「インクジェット専用原稿用紙」を使ってくださいね。 ▶原稿用紙については、こちらの記事で詳しく解説しています! https://www.hando-horizon.com/labo/11776 Tシャツくん専用の原稿用紙について そして、手描きで原稿をつくる際のポイントは ・白黒でつくること ・黒は濃く! ・原寸で描く ・線幅や白抜きは1mm以上 の4つ。 ポイントをそれぞれ、解説していきます! ◎目次・Tシャツくん 製版の仕組み・ポイント① 原稿は白黒で作る・ポイント② 黒の濃さが重要・ポイント③ 原寸で描く・ポイント④ 線幅は1㎜以上!細かくしすぎない・手描きイラストで多色刷りするには・まとめ Tシャツくん 製版の仕組み その前に、予備知識としてシルクスクリーン製版の仕組みを知っていると理解が深まりますのでまずはそちらを解説します。(知っているよ!という方はこの章は飛ばしてくださいね。) Tシャツくんのスクリーンは、無色のメッシュ状のシートに「感光乳剤」というものが塗られています。紫色に見えているのは、実は乳剤の色!Tシャツくんでは、目で見て分かりやすくするために感光乳剤を紫色に着色しています。 Tシャツくんの版 この「感光乳剤」は特性として、紫外線に当たると固まり、当たらないと水に溶け出します。 スクリーンに黒い絵柄が印刷された原稿を貼り付けて露光すると、黒い絵柄部分は紫外線を遮り、それ以外の部分は乳剤が固まります。 よって、露光後に水でブラッシングをすると絵柄部分だけが溶け出しインクを通す孔になるという仕組みです。 ブラッシング まとめ:「感光乳剤」が塗られたスクリーンに「紫外線」を当てると、黒い部分は水に溶け、それ以外は乳剤が固まる。 さて、製版の仕組みを理解したところで、手描き原稿づくりのポイントを見ていきましょう! ポイント① 原稿は白黒で作る 黒い絵柄部分=プリントしたときにインクが乗る部分になります。逆だと思ってた!という方もたまにいらっしゃいます。ベタでプリントしたいところは黒く塗りつぶしましょう。 ポイント② 黒の濃さが重要! 〇(左)のように、真っ黒に描くことが大事! 声を大にして伝えたいほど大切なのが、黒の濃さ! 製版の仕組みの章でお伝えした通り、黒色は紫外線を遮るという重要な役割があります。 直接手描きする場合は、オススメは油性マジックペン。下の画像のとおり、すっきりと紫が溶け出します! 綺麗に製版できるだけでなく、製版にかかる時間も早いのが油性マジック! 手描きを専用紙に出力し直す場合は、「濃く」なるようにプリンターの出力を調整しましょう◎ 例えば、お子さまが色鉛筆やクレヨンで描いた絵でシルクスクリーンプリントをしたい!という場合は、 白黒コピーで黒を濃く出力し直すか、白黒でスキャンをしてから出力し直す等、とくかく「まっ黒に出し直す」必要があります。 白黒で出力orコピーしてから製版! ポイント③プリントしたい原寸で描く 拡大コピーはガビガビが目立つ… コピー機で拡大縮小もできますが、上の写真のように線や輪郭が粗く出てしまうこともあるため、原寸で描きましょう! ポイント④線幅は1mm以上!絵は細かくしすぎない 細い線は目詰まりしやすく、カスレの原因に。 1㎜以下の細い線や細かい絵柄は、プリント時にインクが通らなかったり目詰まりを起こしたり、 仕上がりが不安定になる恐れがあります。 また、白抜きの場合も同様に1㎜以上の抜きが推奨です。1㎜以下の小さい抜きは印刷が潰れてうまく表現できないことがあるので注意です。 ▶きれいなプリントに必要な線幅ついては以下の記事でも詳しく解説しています! https://www.hando-horizon.com/labo/11282 https://www.hando-horizon.com/labo/11370 手描きイラストで多色刷りするには 複雑なデザインでなければ、手描きイラストでも多色刷りができます! 多色刷りの方法はふたつ。 ① 1つの版で、色分けしたいパーツをマスキングテープ等で隠しながら刷る② 色ごとに版を分ける 手描きで版分けするのは難しいので、単純な絵柄がオススメです。重なったときに位置がずれていないか、紙を透かして確認するといいですよ◎ まとめ 以上、手描きシルクスクリーンのポイント解説をお届けしました! 手描きならではの良さもあると思います。気軽にシルクスクリーンを楽しんでくださいね。 HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
-
Tシャツくん 発泡インクを使ってハロウィンのグッズ作りに挑戦!
発泡インクを使ったオリジナルグッズ作例 10月になり、ハロウィンが近づいてきましたね。ハロウィングッズや衣装は、市販で手軽に購入することができますが、個性を際立たせたいなら手作りがおすすめ!そこで注目なのが、熱を加えるともこもこ膨らむ“Tシャツくん 発泡インク”。この記事では、発泡インクの特徴や使い方、発泡インクを使って作るハロウィングッズを紹介します。もこもこ膨らむインクなので、子どもと一緒に作れば大喜びしそう!ぜひ、この記事を参考に、発泡インクを使ってハロウィングッズを作ってみてくださいね。 目次1)シルクスクリーン印刷の発泡インクとは?2)発泡インクの使い方とポイント3)発泡インクでハロウィングッズを作ってみよう!4)まとめ 1)シルクスクリーン印刷の発泡インクとは? 弊社Horizon製のTシャツくん 発泡インクは、熱を加えるともこもこ膨らむインクです。スチームアイロンで熱を加えると、インクに含まれた発泡カプセルが膨張して、デザインがぷっくり膨らみます。インクだけだと平面なデザインですが、発泡インクを使えば立体的になり、個性的なアイテムを作ることができるので「通常のプリントだけだと物足りない!」という方におすすめのインクです。 カラーは白、黄色、オレンジ、赤、青、コン、緑、黒の全8色。ハロウィンに合ったカラーを使って、オリジナルグッズや仮装衣装にデザインを施してみませんか? Tシャツくん発泡インクは全8色のラインナップ HANDo WEBSHOP(以下同)では、「Tシャツくん 発泡インク」を取り扱っています。「手軽に始めてみたい!」という方はぜひ、以下のリンクをご確認ください。 https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101105200.html 2)発泡インクの使い方とポイント 発泡インクの使い方とポイントを以下の4つの手順でご紹介します。 1.【印刷するものを準備】生地の下にスプレーのりを吹きかけた台紙やパネルを敷く 2.【製版】スクリーンは少し粗めの80メッシュを使う 3.【印刷】インクはよくかき混ぜてから使う 4.【発泡】生地の裏からスチームアイロンをかける 1.【印刷するものを準備】生地の下にスプレーのりを吹きかけた台紙やパネルを敷く ポイント① スプレーのりを吹きかけた台紙を敷きます まずは印刷したいアイテムを準備しましょう。このとき、印刷時に生地がズレたりよれたりしないよう、生地の下に台紙やパネルを敷きます。あらかじめスプレーのりを吹きかけて、生地を密着させ動かないようにしておくのがおすすめです。スプレーのりをかけないと、印刷後に版をもちあげた際にスクリーンに生地が張り付き、生地が毛羽立つ原因となります。 2.【製版】スクリーンは少し粗めの80メッシュを使う ポイント② スクリーンは80メッシュを使用 次におばけやかぼちゃなどのデザインを製版します。ポイントは、Tシャツくんの標準スクリーンで使用する120メッシュを使用するのではなく、少し目の粗い80メッシュを使うこと!網目が大きくなるほどインクが多く通るため、膨らみが増し、インパクトのある仕上がりになります! 3.【印刷】インクはよくかき混ぜてから使う ポイント③ インクはよくかき混ぜる 次に、印刷する位置を決め、製版したスクリーンにインクを乗せます。その際に、ヘラを使ってボトルの底からインクをよくかき混ぜることが、しっかりと発泡させるポイント。かき混ぜることで、インクに含まれている発泡剤が全体に行きわたります。 印刷する位置を決めたらインクをのせて、いざ! 版をゆっくり持ち上げましょう! なお、発泡インクは乾きやすいので、目づまりさせないために、作業を中断するときや時間を空けるとき、印刷がおわったときには版を掃除してくださいね。 版の掃除の仕方は、こちらのYouTubeの後半でもご紹介しています。 https://www.youtube.com/watch?v=E4g2VieB8fo Tシャツくん〈ミドル〉の使い方 シルクスクリーン また、目詰まりをしてしまった時の対処法はこちらの記事でご紹介しています。 シルクスクリーンの「目詰まり」問題。目詰まりを除去するには?目詰まりさせない方法は? 4.【発泡】生地の裏からスチームアイロンをかける 印刷面がしっかりと乾いたら、生地の裏からスチームアイロンで熱を加えます。生地の厚みや織り方にもよりますが、150度でおよそ30秒ほど熱を加えれば、生地に乗せたインクがぷっくりと膨らみます。ポイントはアイロンをぎゅっと押し付けすぎないこと。スチームをしゅーっと当てるように、少し隙間を開けながら温めたり、優しくアイロンで押さえたり、など膨らみ具合を見ながら作業をしましょう。 加熱すると、インクを乗せた部分がこのように膨らみます。 アイロンをあてる前と後を並べて比較すると、こんな感じ! 以下の記事では、Tシャツくん 発泡インクを使って、靴下の滑り止めを作った記事が紹介されています。作り方の工程も載っているので、参考としてご覧ください。可愛くて実用的!~シルクスクリーン印刷の発泡インクで靴下の滑り止めを刷ってみよう!~おぎこラボ 3)Tシャツくん 発泡インクでハロウィングッズを作ってみよう! Tシャツくん 発泡インクを使って、おばけやちょっぴり怖いイラストを描いた、インパクトのあるハロウィングッズを作ってみませんか? ハロウィンならではのデザインで印刷をたのしみましょう! ● Tシャツ 真っ黒い無地のTシャツに真っ白いおばけをデザインしたり、オレンジのTシャツに黒猫やドクロを描いたり、Tシャツならキャンパスに絵を描くように、楽しんでデザインすることができそう。 ● 大きめのスタイ 食事をする際につける大きめのスタイに、▲の目と鼻、口をプリントするだけでも、ハロウィン気分を楽しみながら食事ができそうですね。 ● お菓子を入れる小さなバッグや巾着 子どもが仮装してお菓子をもらいに行く際に持つ、お菓子を入れるバッグを布製の無地にすれば、プリントすることができます。大人なら、黒や白の生地に赤い血のりのようなデザインを施した巾着を制作し、そこにお菓子を詰め込んでプレゼントするのも面白そうです。 このほか、ワンピースやスカート、マント、帽子などにデザインをして、お友達と一緒に仮装してみるのも良いですね。思い出に残るハロウィンになりそうです。 3)まとめ この記事では、「ハロウィンでインパクトのあるグッズを作りたい!」というあなたに向けて、Tシャツ 発泡インクの特徴や使い方をご紹介しました。生地に乗せて熱を加えるだけで、ぷっくり膨らんだデザインが作れるので、アクセントのあるメリハリが効いたデザインにできます。 今回はハロウィングッズについてご紹介しましたが、このほか、クリスマスなどのさまざまなイベントでも活用できるので、ぜひ発泡インクでオリジナルデザイングッズを作ってみてくださいね!
-
おしゃれな年賀状を新提案!シルク印刷で布の年賀状を自作♪
シルクスクリーン印刷で年賀状づくり 年賀状って必要? 年明けには学校や職場で会うのに送り合う必要ある? 上司に失礼な年賀状は送れないから書き方にすごく気を遣う…… など、みなさんそれぞれに思うところがあるようで、最近では「年賀状じまい」なんて言葉もあります。正直はがきをもらっても扱いに困ることがあり、ほっとしているという方も少なくないのでは? とはいえ、せっかくの年賀です。仲がいい人には何か贈りたいという気持ちもありますよね。そんな方におすすめなのが、実用できる「布の年賀状」です。 シルク印刷でつくろう! オリジナルお年賀 シルク印刷が初めての方にはキットが便利 製版からやってみたい方にはTシャツくんがおすすめ 手軽でおすすめ。実用的なお年賀ハンカチ ハンカチ以外も。使える布年賀 なにかと便利な小さめポーチ これもちょっとしたプレゼントの定番? 靴下 大きめのデザインを楽しむなら、トートバッグやトレーナー 超手軽に布年賀をつくるなら、Tペン 2023年の干支はウサギ! まとめ シルク印刷でつくろう! オリジナルお年賀 シルクスクリーン印刷で年賀状 みなさん、シルク印刷(シルクスクリーン印刷)って聞いたことはありますか?スクリーンとよばれる版にインクをつける印刷方法です。版はくり返し使えるので、同じデザインで、ハンカチ、靴下、Tシャツなど、様々なグッズも制作できます。シルクというお上品な名前がついていますが、版の素材は現在では、ポリエステルやナイロンなどでできており、繊細な素材独特の扱いづらさなどはありませんのでご安心ください。 このシルク印刷を使って、オリジナルのお年賀グッズを作ってお友達にプレゼントしよう!というのが今回のお話です。 シルク印刷が初めての方にはキットが便利 注文を受けてからロゴスル。無駄がないから、地球にもやさしい シルク印刷って楽しそうと思ったけれど、何からそろえたらいいのかわからないという方におすすめしたいのが、オールインワンですぐに印刷できる「ロゴスル」です。 ロゴスルには、シルク印刷に必要な 1. スモールフレーム(製版済みスクリーン付き) 2. スプレーのり80ml 3. スキージ14cm 4. ヘラ小 5. 特別インク50g 6. プリント台紙 の全てが含まれていて、注文する時に印刷したいデザインを送ると、製版されたスクリーンと一緒にセットが届くので、届いたその日にすぐ、印刷できます。インクは、くろ・しろ・あか・あお・ねおんぴんく・ねおんいえろー・ねおんぱーぷる・ねおんぐりーんの8色から好きな色を選べます。どの色もとてもきれいなのでぜひチェックしてみて。 セットに含まれる版は1つですが、120mm×120mmのサイズ内であれば1つの版にデザイン数の制限はありません。印刷する時に、印刷したいもの以外にマスキングテープを付けて、1つのデザインだけを印刷。という方法ができるので、表情ちがいのウサギを制作することもできますよ。 また、版のおかわりも可能!一度ロゴスルをセットで購入したあとに、違う図柄の版を追加注文して、全く違うイラストや、再来年の干支タツのオリジナルグッズ制作もできちゃいます。 ロゴスル/4950円(税込) ※「ロゴスル」「ペーパーロゴスル」はリニューアルに伴い販売終了となりました。 >>後継品はこちら 製版からやってみたい方にはTシャツくんがおすすめ シルクスクリーンプリントキット Tシャツくんミドル せっかくだから原稿つくりや製版からやってみたい!大きめの印刷もしてみたい!という方には「Tシャツくん」がおすすめ。 ご安心ください、名前はTシャツくんですが、夏限定ではありません。Tシャツに限らず、パーカーやスウェットなんかにも印刷ができます!(素材が分厚いときれいに印刷するのが少し難しくなるのでまずは薄い素材から練習してから、分厚い素材にトライしてください〜!) Tシャツくんは、製版機を含んだキットで、ロゴスルより大きめサイズの印刷が可能。大きめサイズもつくりたい方や、いろいろなデザインを楽しみたいという方におすすめです。 TシャツくんミドルTシャツくんジュニア 手軽でおすすめ。実用的なお年賀ハンカチ シルクスクリーンプリントでハンカチづくり みなさん、ハンカチは持ち歩いていますか? 例の感染症が流行ってから、トイレのジェットタオルの使用が禁止になってしまい、ハンカチが必要な機会がぐっと増えましたよね。ハンカチを年賀状の代わりに贈ってみるのはいかがでしょう。ハンカチはお値段も抑えられますし、もらった方も恐縮せずに済む、ちょっとしたプレゼントの代表格です。 せっかくの年賀なので、オリジナルのハンカチをつくってプレゼントするのもおすすめです。お年賀ハンカチと紹介しましたが「あけましておめでとう」なんて書く必要はありません。例えば白いハンカチに、小さなイラストで来年の干支を四隅に入れるだけで立派なお年賀になります。 ハンカチ以外も。使える布年賀 ちょっとしたプレゼントといえばやはりハンカチが思い浮かびますが、それ以外にもおすすめの使える布年賀がいろいろあります。手作り用に販売されている無地の布素材をご紹介していきます。ネットで探してみると様々なメーカーさんがシルクプリント用の無地の製品を販売していますので、ぜひ探してみてください。 なにかと便利な小さめポーチ シルクスクリーンプリントでポーチ、巾着づくり こまごましたものをまとめたいときに、小さめポーチや巾着があったらいいなと思うことありますよね。バッグに直接は入れたくないけれど、かさばるポーチは嫌だしバッグに入らない。そんなときに役立つ小さめポーチや巾着にウサギのデザインをつけてプレゼントするなんてどうでしょう?渡すときにお菓子を入れて渡したら、もらってうれしく食べて美味しくさらに長く使えるプレゼントの完成です。バッグの中に入れて使うインナーバックとして使えるサイズであれば、長く使ってもらえる可能性が高いです。 これもちょっとしたプレゼントの定番? 靴下 シルクスクリーンプリントで靴下づくり ワンポイントのデザインがさまになりやすく初心者にもおすすめなのが、靴下。きっちりとしたデザインも、愛嬌のあるデザインもなじみやすくおしゃれに見えるので、手作り初挑戦の方でもそれなりのできあがりになること間違いなし。コーディネートによってはワンポイントを見せることもできますし、裾の下でこっそりと楽しむこともできます。非常に使いやすい実用的なプレゼントのひとつです。 大きめのデザインを楽しむなら、トートバッグやトレーナー シルクスクリーンプリントでトレーナーづくり 年賀状のイメージからだいぶ離れてきていますが、自由な発想で楽しみましょう! せっかくだから大きなウサギのオリジナルグッズをつくりたいという方には、トートバッグやトレーナー、Tシャツなどもオススメです(Tシャツと聞くとちょっと寒そうですがロンTという手もあります)。仲のいいご友人と大胆におそろいを楽しむのもいいですよね! 超手軽に布年賀をつくるなら、T-ペン https://www.youtube.com/watch?v=pmWyHqLcG4I 布マスクにTペンでお絵描き ナガキパーマ×Tシャツくん ロゴスルも簡単そうだし楽しそう。でも踏み出すにはちょっと勇気がいるよねって方には、もっともっと手軽にオリジナル布グッズをつくれるT-ペン(布用ペン)がおすすめです。名前のとおり、布にかけるペンです。ペンならとても簡単そうですよね。実際、紙に描くペンと使い方に大して違いはありません。インクを定着させるためにドライヤーで乾燥させアイロンをあてる必要はありますが、そこまで行ったらなんと洗濯も可能です。 種類やカラーもいろいろあるので、ぜひチェックしてみて。お子さまといっしょに色を選ぶのも楽しいですよ。ペンなのでお子さまでもお絵描きしやすいです。じいじやばあばに手作りの布年賀を贈ったら喜ぶこと間違いないでしょう。 2023年の干支はウサギ! 来年の干支はウサギです。世にウサギグッズがあふれると思うと楽しみです!(あふれるは言い過ぎですかね) ちなみに干支グッズって風水的にもいいそうで、運気アップに繋がるとのこと。たまに見かける干支の置物ってそういう意味があったんですね。 ウサギグッズはかわいいですし、運気もアップできて一石二鳥です! せっかくだからウサギグッズの手作りお年賀なんてどうでしょう。自分の分と、ご友人の分を用意して、ラッキーのおすそ分け。みんなでラッキーな一年を過ごしましょう! まとめ 年賀状をはがきで送らないといけないと思うと腰が重くなりがちですが、仲のいい人にお年賀を贈ると思うと、ワクワクしてきますよね。また、新しいことに挑戦してみるというのも新年にぴったりです。ぜひいろいろな年賀状にチャレンジしてみてください。 今回ご紹介した布年賀はあくまで年賀状の新しい形の一例です。年賀状って書くのはめんどくさいけど、長年受け継がれてきた日本の文化。受け取ったときはなんとなく嬉しいものです。あまり難しく考えず、ひとりひとりの好きなスタイルで年賀という文化を受け継ぎつつ、楽しみましょう!
-
シルクスクリーン 「パネル」と「スプレーのり」の重要性を解説!
Tシャツくんのパネルシリーズとスプレーのり シルクスクリーンの道具、「パネル」とその相棒「スプレーのり」! パネルにスプレーのりを吹きかけて、プリントの中敷きや下敷きとして使用するものです。 無くてもいいんじゃない?と思われそうな一見地味な道具ですが、実は大切な役割を果たしているのです! 今回は、これらの重要性と、パネルのセット方法に工夫が必要なシチュエーションについて解説をしていきます。 ◎目次・パネルとスプレーのりの役割 └ ① 布地などの被印刷物を固定させる └ ② インクが染みこむのを防ぐ └ ③ 段差を解消する・シチュエーション別のパネルセット方法 └ 基本のセット方法 └ 紙 └ ランチバッグ └ Tシャツの袖 └ Tシャツの首後ろ → プリント位置が段差に近いときの裏ワザ └ フレームより小さい巾着袋・商品はこちら! ・パネルとスプレーのりの役割 ① 布地などの被印刷物を固定させる のり付きのパネルを敷くことで、印刷物をしっかりと固定させることができます。固定せずにプリントすると、スキージの圧力で布地がズレたり、しわの跡が付くことが。また版を持ち上げる際に布地が張り付いてインクが剥がれてしまうことがあります。 布地のしわを拾って跡が付いてしまいました 版に布地が張り付きインクが欠けてしまいました こんな失敗を防ぐためには、パネルだけではなくのりで固定することが大切です! ちなみにポリエステル100%の生地は、生地自体の伸縮性が高くスキージの圧力で伸びやすい上にのりが剝がれやすいので、しっかりめにのりを吹きかけることをオススメします。 ② インクが染みこむのを防ぐ 薄手の生地は、パネルを入れずにプリントすると、反対側にまでインクが染みてしまうことが。 裏面の生地にまで染みてしまいました… せっかくきれいにプリントできても、裏に染みていたらショックですよね(泣)パネルには染みを防ぐ「下敷き」的な効果もあるのです! ③ 段差を解消する マチなどの段差を解消し、プリント面をフラットにする役割もあります。シルクスクリーンでは、プリント面がフラットであること、かつ被印刷物と版が平行であることが大切です。 パネルを入れて段差を解消しました ・シチュエーション別のパネルセット方法 基本のセット方法 図案サイズ、素材に合ったサイズのパネルを用意し、表面に軽くスプレーのりを吹きかけます。 ※作業台や壁にかかるとベタベタします。気になる方は新聞紙などを敷いてからスプレーしてください。 30cmくらい離してスプレーしてください プリントしたい位置にパネルを直に敷き、しっかりと密着させます。 プリントする面の下に、直に入れます しわを伸ばし、しっかりと密着させます これで完成です!Tシャツ、マチが無いトートバッグなど、フレームよりも大きく段差がないものに刷る場合はこの基本セット方法でOK。 紙 パネルに直接貼り付けてしまうと、紙が剥がしづらく、剥がす際に角がダメージを与えるリスクが…。紙の場合は、厚紙をパネルとして代用するのがオススメです。厚紙に軽~くスプレーのりを吹きかけて、紙を置いてプリントしましょう! 厚紙にのりを吹きかけて、紙を置く ランチバッグ マチの存在感が大きいもの代表格(!?)、ランチバッグ。パネル一枚では凹みが解消しきれないんですよね…! マチが大きいランチバッグ 少し工夫をして、フラット面をつくりましょう!底の型に合わせて切った厚紙を6枚と、マチの段差を相殺するための厚紙を3枚用意しました。マチの段差を埋めるように、厚紙を重ねてバッグにイン! ランチバックの形に合わせた型 マチの形に合わせて厚紙を重ねます フラットになりました! 段差が消えプリント面がフラットになり、刷りやすくなりました◎ Tシャツの袖 袖の幅に合ったパネルを用意しましょう。今回は「布用パネル(Tシャツくん・ガリ版兼用)」を使いました。 ここで気を付けてほしいことが!Tシャツの袖の裏には、縫い目があることが多いと思います。 パネルを1枚入れるだけだと、縫い目が当たる中央部分が盛り上がって、その両サイドが凹んでいる、という状態。触るとよくわかりますよ。 裏側のこの縫い目が凹凸を作ってしまいます! そこで、縫い目を両側から挟むようにパネルをセットしてみました! 袖の中に1枚+袖の下に2枚の計3枚のパネルを使用 2枚のパネルで縫い目を挟み、段差を解消 これで、しっかりと平坦な面が作れました◎一見まっすぐでも触ってみると斜めになっている。。。ということはよくあるので、プリント前には触ってチェックしてみてくださいね。 Tシャツの首後ろ ラベルを外に逃がして、首元の位置にパネルを入れます。これでOKと思いきや、触ってみると表側の首元が開いているところが凹んで、斜めになっています。これを解消するために、凹んでいるところに「シリコンパッド」を当てて高さを出しました! 表の首が開いているところにシリコンパットを当てて高さを出します 高さが揃ってフラットになりました! < プリント位置が段差に近いときの裏ワザ> ここでひとつ、裏ワザをご紹介。Tシャツの首後ろのように〈 プリント位置近くに段差がある〉ときは 製版時に図案の配置を工夫するのがオススメ! 版の中央に図案を配置していると、どうしてもフレームが首元の段差に当たってしまいますよね。しかもフレームの一部がTシャツからはみ出てるので手元も不安定になります。 このままではプリントしづらい。。。 こういうときは、製版の際にあらかじめプリントのシミュレーションをして図案の配置を工夫してみましょう! 今回のケースでは、図案を上の方に配置して製版すると、リブの段差を避けることができフレーム全体がTシャツの上に収まるのでだいぶ刷りやすくなります◎ 図案を版の上の方に配置しました 刷る位置が決まっているときは、あらかじめプリント時のシミュレーションをして製版の配置を組んでみてくださいね! フレームより小さい巾着袋 小さな巾着袋は、紐を通す部分にフレームが当たってしまうので難しいですよね。 一番小さいスモールフレームでも紐に当たり斜めになってしまいます… そこで、紐部分を逃がすように巾着袋の下に「シリコンパッド」をカットして、4層にして敷いてみました! 巾着の中にも厚紙を入れて、完成。 シリコンパッドで底上げをしました 作業台が安定していれば、台の外に逃がしてしまうのもいいかもしれません。※ただしスキージの力を入れたときに安定しない環境では、危ないので避けてください。 作業台の外に逃がしても◎ チャック付きのポーチなども同じ方法が応用できます。 また、小さめの巾着やポーチのように、フレームよりも小さく段差があるアイテムの場合は 「Tシャツの首元」でご紹介した裏ワザと同様、製版時に図案の配置を工夫するのもオススメですよ! ・商品はこちら! 【 多色ハンガーパネルLL 5枚入/25枚入 】 Tシャツくんワイド印刷機用パネル。 印刷位置の目安となるスケールが印刷されています。ハンガータイプなので、そのまま吊り下げての自然乾燥が可能です。ワイド印刷機をお持ちでない場合も、Tシャツの多枚数印刷の際に便利です。 5枚入はこちら 25枚入はこちら 【 Tシャツくんプリントパネル(3枚入)】 印刷位置の目安となるスケールが印刷されたTシャツくん用印刷パネルです。大きめサイズのトートバッグなどにも使用できます。 商品はこちら 【 Tシャツくん ワンポイントパネル 】 シャツの袖など、狭い箇所に使えるプリント用パネルです。小回りの利くサイズなので、細身のポーチや巾着袋にも使えます。 商品はこちら 【 布用パネル(Tシャツくん・ガリ版兼用)】 シルクスクリーン印刷、ガリ版印刷をする際に使用するプリントパネル。Tシャツくんジュニアに付属しているパネルと同じサイズです。小回りの利くサイズなので、Tシャツの袖、小さい巾着袋、ワンポイントにマルチに使えます。 商品はこちら 【 シリコンパッド A3 】 昇華プリントの際に密着度を高めるためのアイテムですがシルクスクリーンのマットとしても代用可能。厚みがあるので、段差がおおきいときの高さ出しにも。カッター等で容易にカットできます。 商品はこちら 【 Tシャツくん スプレーのり 80ml / 430ml 】 製版時の原稿用紙の貼り付けや、布地などをパネルに固定するときなどに使用します。大容量用の430mlと、コンパクトな80mlの2種類をラインナップ。 80ml はこちら 430ml はこちら HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム