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【Tシャツくんサブスク完全ガイド】申し込みから返却・買取まで全手順を徹底解説!
オリジナルTシャツやグッズを低コストで手軽に作れる「Tシャツくんサブスク・レンタルサービス」。お申込みから返却まで、そして自分のものにする方法についての全手順を、初めての方でも迷わないように詳しく解説します! 本記事は、こんな方におすすめです!・Tシャツくんを試してみたいが、購入は迷っている方・イベントや学園祭など、特定の期間だけ利用したい方・サブスクの流れを事前に把握したい方 ステップ1 お申し込み前の準備 ①料金の確認 Tシャツくんサブスク・レンタルサービスは、初月のみ5,500円で(別途サブスク専用スターターキットを購入すると便利です!)2か月目からは月額2,420円で継続利用が可能。そして、12か月間借り続けると返却は不要で、Tシャツくんはお客様のものになります! ②クレジットカードを準備 お支払方法はクレジットカード決済のみ。30日ごとに決済されるので、お支払可能額に余裕のあるカードのご登録をお願いいたします。 ※デビットカードは登録できません。※2か月目以降の決済エラーが頻発しています。決済ができない場合、メールやお電話にてご連絡します。複数回に渡り決済エラーとなる場合や、ご連絡に応じていただけない場合、ご解約と返却をお願いする可能性があります。 ステップ2 お申し込み手順 ①HANDo WEBSHOPで会員登録 HANDo WEBSHOPで会員登録をしましょう。スマホで登録する場合は、LINE連携がおすすめ!次回以降のログインが簡単になります。 ②Tシャツくんサブスク・レンタルサービスをカートに入れる 確認事項をチェックし、買い物カゴに入れましょう。▼Tシャツくんサブスク・レンタルサービスhttps://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/701490184.html ③サブスク専用スターターキットをカートに入れる シルクスクリーンを初めてされる方は、一緒にサブスク専用スターターキットを購入しましょう。必要な消耗品などがセットになっています。インクは好きな色をお選びいただけます。▼サブスク専用スターターキットhttps://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101490203.html ④その他必要なものを確認して注文 他に使いたいインクなどがあればあわせて注文しましょう!▼Tシャツくんシルクスクリーンインク一覧https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/330198/list.html ★注意点 ご注文画面やマイページでシステム上「お届けスケジュール」が表示されますが、サブスクサービスのため2か月目以降にお届けする商品はありません。お届け予定日=決済日となりますので、何卒ご了承ください。 ステップ3 さっそくシルクスクリーンを始めよう! ①まずはセット内容を確認 届いたらまずはセット品に不備がないか確認しましょう。付属の「サブスク・レンタルサービスガイド」にセット内容のほか、お客様にご準備いただくもの(ティッシュやドライヤーなど)も書いてあるのでご確認ください。 ②使い方動画を確認 Tシャツくんの使い方は公式YouTubeで公開しています。まずは使い方のイメージを掴んでから作業いただくことをおすすめいたします! https://www.youtube.com/watch?v=E4g2VieB8fo&t=230s ★困ったときは 対面(東京・吉祥寺)とオンラインでレクチャーを行っています。基本的な使い方のほか「こんな生地にプリントしたい」「おすすめのインクは?」など、お困りごとがあればぜひご活用くださいね。 レクチャーのお申込みはこちら★ご購入前後を問わず受講いただけます! ステップ4 解約する場合の手順 月額2,420円で継続利用をしていただくこともできますが、解約手数料もいつでも無料です。以下の手順で解約手続きを行いましょう。 ①マイページから解約手続きを行う HANDo WEBSHOPのマイページにログインし、「定期購入・頒布会」一覧から該当の申込番号をクリック→「解約する」ボタンを押してください。 ②返却品を軽く清掃し梱包 ご返却いただくのは「Tシャツくん本体」「ミドルフレーム」「ミドルマット」「電源コード」の4点。インク汚れなどを軽く拭き取り、お届け時のダンボールに入れましょう。ダンボールを処分してしまった場合は、別途ご用意ください。 ③同梱の返却用伝票を貼付 必ずセット品に同梱されているピンク色の返却用伝票を使いましょう。 ※付属の伝票以外は使用しないでください。※紛失された場合、元払いでの返却をお願いする場合があります。 ④集荷依頼をする 佐川急便に集荷依頼をし、発送をお願いいたします。解約お手続きから3日以内の発送にご協力をお願いいたします。 ステップ5 自分のものにすることも可能 12か月間(360日間)継続して借り続けると、Tシャツくんはお客様のものになり、ご返却は不要です。引き続きシルクスクリーンをお楽しみください! Tシャツくんサブスク・レンタルサービスでシルクスクリーンを始めよう! Tシャツくんサブスク・レンタルサービスを使えば、初期費用を抑えて気軽にシルクスクリーンを始めることができます。「購入前のお試し」でも「イベントのためのレンタル」でも「数か月間の作品制作に」でも「買取前提に」でも、いずれもOK!使ってみてやっぱり違うなと思ったらいつでも解約できます。使い方やコツのレクチャーも受けることができるので、まずは一歩踏み出してみませんか? Tシャツくんサブスク・レンタルサービスはこちらhttps://www.hando-horizon.com/next/tshirtkun-rental/
【Tシャツを1枚から自作する!】業者発注vsTシャツくんで原価と利益を計算してみた【損益分岐点も】
なぜ「小ロット」は高いのか? 「自分のイラストでブランドを作ってみたい」「イベントでスタッフTシャツを揃えたい」「AIでデザインを作ってオリジナルTシャツを売ってみたい」そう思ってオリジナルTシャツ業者のサイトで見積もりを取り、「えっ、10枚だとこんなに高いの…?」とそっとページを閉じた経験ありませんか? 実は、オリジナルTシャツづくりで定番のシルクスクリーン印刷には「業者が嫌がる(高くなる)魔の枚数」が存在するのです。それが「5枚〜20枚」の小ロットゾーンです。 業者で使う版は値段が高く(一般的に8000円前後)これが固定費でかかるため小ロットが苦手なのです。100枚程度発注すれば比較的安くなりますが、在庫リスクは怖いですよね。でも5枚や10枚だと単価が高すぎて利益がなかなか出ない… 今回は、シルクスクリーンキットの定番「Tシャツくん」を使って自作した場合と業者に発注した場合でコストの比較をしていきます! 「販売価格 3,300円」でTシャツを売ると仮定して、「1枚・5枚・10枚・20枚」のリアルな収支を計算してみましょう。 TシャツくんでTシャツを自作する場合の原価 まずはコスト計算の前提となる各コストを整理しましょう。今回は、Tシャツボディの大定番「United Athle 5001-001」を使った場合で原価を出していきます。※下記価格は全て税込表示です。 初期費用 TシャツくんミドルT-M22セット39,600円 ランニングコスト スクリーン(版)880円/1枚1つのデザインにつき1枚必要。メンテナンスを丁寧に行えば100枚以上プリント可能。 インク約37円/1枚100g(748円)で約20枚プリント可能。 Tシャツ770円/1枚United Athle 5001-001を使用。※2026年2月現在の価格 ★通常、個人がネットで買うと送料込みで1枚1,000円以上することもありますが、公式サイトから購入いただければ、業者向け卸価格の価格で仕入れ可能です(10枚以上は送料無料)。 ご購入希望の方は(hf.info@horizon.co.jp)までお問い合わせください。 以上をふまえると、原価の方程式は以下の通り。※初期費用はTシャツ作成の原価には含まず、原価償却費としてどれくらいで元が取れるのか、この記事の最後でご説明します! (版代880円 +(インク代37円 + Tシャツ代770円)× 枚数 + 送料※) ÷ 枚数 = 1枚当たりの原価※送料はHANDo WEBSHOPに準ずる。税込4,000円以上で無料、4,000円未満は880円~。 たとえば1枚プリントする場合は、このような式になります。(880+(37+770)×1 + 880) ÷ 1 = 2,567円10枚プリントする場合は送料がかからないため、このような式になります。(880+(37+770)×10 )÷ 10 = 895円 これらを元に、Tシャツくんで自作する場合の原価と業者に発注する場合の原価を比較してみましょう。業者発注の原価は、Tシャツプリント業者の相場となります。 どちらも枚数が多くなるほど原価は安くなりますが、自作Tシャツの方が圧倒的に原価がかからないことがよくわかりますね。では、Tシャツを1枚3,300円で販売した場合の利益も計算していきましょう! 1枚作る場合 まずは1枚だけ作る場合で比較してみましょう。 Tシャツくんで自作した場合の原価計算は先ほどの方程式の通り。(版代880円 +(インク代37円 + Tシャツ代770円)× 枚数 + 送料※) ÷ 枚数 = 1枚当たりの原価なので、1枚の場合は、(880+(37+770)×1 + 880) ÷ 1 = 2,567円 となります。TシャツくんでTシャツを自作すれば、なんとたった1枚でも733円の黒字!業者に頼むと1枚だけではかなりの赤字になってしまいました。まずは試しに作ってみるところからでも赤字にならないのは、在庫を持ちたくない個人ブランドにとっては嬉しいですね。 5枚作る場合 次は5枚作る場合でみていきます。※スクリーン版は業者でもTシャツくんでも1つのデザインにつき1枚必要になるため、すべて同じデザインであることを前提としています。 Tシャツくんで自作した場合の原価計算は先ほどの方程式の通り。(版代880円 +(インク代37円 + Tシャツ代770円)× 枚数 + 送料※) ÷ 枚数 = 1枚当たりの原価なので、5枚の場合は、(880+(37+770)×5 + 880) ÷ 5 = 1,159円 となります。業者に発注する場合は5枚作ってもまだ赤字です…!Tシャツくんで自作する場合は1枚あたり2,141円の黒字。5枚全てが売れた場合の利益は、業者に発注した場合は赤字の -1,100円 なのに対し、Tシャツくんの場合は10,705円!5枚作るだけで1万円以上の利益差が生まれました。 10枚作る場合 次は10枚作る場合です。BASEなどのプラットフォームを使って小さくブランドを始める時はまずこれくらいの枚数が現実的になってくるのではないでしょうか。※スクリーン版は業者でもTシャツくんでも1つのデザインにつき1枚必要になるため、すべて同じデザインであることを前提としています。 Tシャツくんで自作した場合の原価計算は先ほどの方程式の通り。 (版代880円 +(インク代37円 + Tシャツ代770円)× 枚数 + 送料※) ÷ 枚数 = 1枚当たりの原価 なので、10枚の場合は送料がなくなり、(880+(37+770)×10 ) ÷ 10 = 895円 となります。やっと業者の方も黒字に転じましたが、まだかなりの差がありますね。Tシャツくんで自作した場合は原価がなんと約900円以下に!3,300円で販売した場合、原価率は27%ということになります。アパレル業界でこの原価率は驚異的で、売上の7割以上が粗利として残ります!かなりおいしい! 20枚作る場合 最後は20枚作る場合をみていきましょう。※スクリーン版は業者でもTシャツくんでも1つのデザインにつき1枚必要になるため、すべて同じデザインであることを前提としています。 Tシャツくんで自作した場合の原価計算は先ほどの方程式の通り。 (版代880円 +(インク代37円 + Tシャツ代770円)× 枚数 + 送料※) ÷ 枚数 = 1枚当たりの原価 なので、20枚の場合は送料がないため、(880+(37+770)×20 ) ÷ 20 = 851円 となります。20枚全て売れた場合の利益は、2,449×20=48,980円!1ヵ月に20枚売ると考えた場合でも、副業やお小遣い稼ぎとして月約5万円の収入があるのはかなり嬉しいです。 元が取れるのはいつ? 初期投資として購入したTシャツくんミドル本体分(39,600円)は一体いつ回収できるのでしょうか?1枚あたりの利益(約2,000円~2,500円)で計算すると… 答えはたったの16枚!! Tシャツを作って3,300円で16枚売る。それだけでTシャツくん本体代は全額回収することができます。17枚目からは売り上げのほとんどが自分の利益に!友達に5枚、ネットで5枚、イベントで6枚売れば元が取れるのか…なんて考えてみると、初期投資約4万円のハードルはそんなに高くないかもしれません。 Tシャツくんは個人でシルクスクリーンを楽しむためだけのアイテムではなく、副業や個人ブランドを始めるための相棒にもなってくれます。Tシャツを16枚売れば黒字化できるあなただけの小さな印刷工場を手元に置いてみませんか? TシャツくんミドルT-M22セット39,600円https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101390016.html
色々な素材にシルクスクリーン#1 最適なインクと刷り方のポイント
綿やポリエステル、ナイロン、ガラスなど、インクを替えることで、さまざまなものにプリントできるシルクスクリーン。ただ、一口にポリエステルやナイロンと言ってもいろいろなものがありますよね。基本的には凹凸のない滑らかな「平面」への印刷を得意としていますが、「チャックがある場合はどうすればいいの?」「手のひらサイズのポーチはどうやって刷る?」「ポリエステルと書いてあるけどこれって本当にウレタンインクで良いの?」などなど、みなさまの疑問も尽きないはず。そこで今回は、30点以上の気になるアイテムを集めてみました!第1弾はその中から10点を厳選しています。それぞれのアイテムに適したインクと刷り方のポイントを徹底解説します! ハンカチ【綿100%・パイル】 まずはスタンダードなハンカチ。パイル生地と呼ばれるしっかりと水分を吸水するタイプです。 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインク おすすめは…正直に言うとありません。やはりケバケバにインクが乗りづらく、細かい文字や絵柄は向いていないようです。ただ、ベタの四角は文字を除いて比較的きれいにプリントできているので、もし印刷するなら単純なマークのようなデザインがおすすめです。 ★ケバケバしている分、平滑なTシャツより定着性が悪い可能性があります。クッキングシートをかぶせ中温アイロン2分程度をかけた後、洗濯は数日経過してからをおすすめします。 注意点 ケバケバしているので、インクが完全に落ち切りません。刷った後はこのようにつぶつぶとインクが残りがちなので、2枚目を刷る前に裏面掃除をするのがおすすめ。このまま2枚目に版を置くとインクがついてしまいます! ハンカチ【綿100%・薄手】 今度は同じ綿100%のハンカチでも薄手のものに刷ってみます。薄くて滑らかな素材なので刷りやすそう! 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインク おすすめは「ソフトインク」です!生地が薄くさらっとしているので、同じくさらっとした染み込みタイプのソフトインクだと、生地の柔らかさを損なわずにプリントできます。プレーンインク、とくにリッチインクだと”インクがこってり乗っている感じ”があり、薄手のハンカチにはあまり向いていないようです。 タオル【綿100%・ふわふわ】 お次は1番目のハンカチと似たパイル生地のタオル!ふわふわとした生地、どのようにインクが乗るのでしょうか。 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインク 「リッチインク」がかなりきれいにプリントできました!1番目のハンカチ(パイル)と同じような素材なので、ケバケバにインクはのりづらいですが、リッチインクはこってりしているので、毛並みを押さえつけるような感じで仕上がりました。★ケバケバしている分、平滑なTシャツより定着性が悪い可能性があります。クッキングシートをかぶせ中温アイロン2分程度をかけた後、洗濯は数日経過してからをおすすめします。 ボアクロス【ポリエステル100%】 お次はボアクロス。なめらかな手触りで、推しぬいぐるみの肌や髪に使われることが多い素材だそうです。言われてみれば、たしかにこの感触ですね、推しぬい…!! 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 注意点 毛並みの方向があるので、プリントするときは毛並みに逆らわないようにプリントしましょう。生地を触って、指の跡がつかないほうが正しい方向です。 適したインク 「ウレタンインク」がおすすめ!印刷しただけではあまり見た目に違いはありませんが、ボアクロスはよく伸びるので、リッチインクだとインクにひび割れが。ウレタンインクは伸縮性があるので、生地を伸ばしてもある程度一緒に伸びてくれるため、ひび割れが起きにくいです。 ★毛足は短いですがモケモケしている分、平滑なTシャツより定着性が悪い可能性があります。クッキングシートをかぶせ中温アイロン2分程度をかけた後、洗濯は数日経過してからをおすすめします。 リブ靴下【綿80%ポリエステル19%ウレタン1%】 今度は靴下に挑戦!少し難易度が高そうなリブソックスを選んでみました。このボコボコした段差に対してどうやって刷るかがポイントですね。 刷り方 靴下の幅に合わせて厚紙などを切るのがおすすめ。厚紙にスプレーのりを吹き付けて、生地をしっかり固定しましょう。 注意点 みなさんが悩むのは”刷る向き”ですよね。そこで、リブの山を乗り越えるように刷るパターンと、リブの向きに刷るパターンで比較をしてみました。(矢印の向きがスキージを動かした向きになります。) リブの山を乗り越えるように刷るパターン リブの向きに刷るパターン ぱっと見はどちらも良く刷れているようですが、よく見てみると… リブの山を乗り越えるようにプリントした方はきれいに仕上がったのに対し、リブの向きにプリントした方はにじみが見られました。リブのくぼみにインクが入りすぎてスキージで押し出されてしまったような感じです。リブソックスにシルクスクリーンプリントをする場合は、山を一つずつ乗り越えるように刷るときれいにプリントすることができますよ◎ 適したインク 綿80%以上なので、ソフト、プレーン、リッチいずれもOK!好みのインクを選んでくださいね。ただ、靴下を履いた時にリブが伸びてデザインも引き伸ばされてしまうので、履いた時にきれいに見せたいのであれば、刷り方の時に厚紙を少し大きめに切り、リブを少し伸ばした状態でプリントすると良さそうです。 オーガンジー巾着【ナイロン・ポリエステル】 どんどんいきましょう!今度はオーガンジー巾着に印刷してみます。たまに問い合わせをいただくこともあるオーガンジー。透け感がかなりある素材ですが、さてどうなるか…! 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、中に入れましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインク 細かいメッシュのような素材なので、刷ったインクはほぼすべて中に入れた下敷きの方にいってしまいました。残ったのはうっすら透けたデザインのみ。透け感のある感じがイメージ通り!という方には良いかもしれません。素材はナイロン・ポリエステルですが、巾着や何かの衣装のようなあまり洗濯をしない素材ということを想定すれば、インクはプレーンやリッチインクで問題なさそうです◎ 見やすいように中に白い紙を入れています サテン生地【ナイロン・ポリエステル】 次はサテンにプリントしてみます!光沢のある生地でドレスや衣装、コートの裏地などに使われることが多いようです。 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 注意点 サテンは縦横に引っ張ってもほとんど伸びない代わりに、斜めの方向に引っ張るとかなりよく伸びます。そのため、パネルに貼り付ける際は生地に歪みがないかよく確認してからセットしましょう。 生地が歪んだまま刷ると… このような感じでデザインも歪んでしまうので要注意! 適したインク 仕上がりはリッチもウレタンもほぼ変わらずきれいにプリントできました。ドレスや衣装での使用など、洗濯をしないということを想定すればリッチインクの方が扱いやすいのでおすすめですよ◎洗濯をする場合は水性ウレタンインク、もしくは油性ナイロンインクが適していますが、素材によって定着に差があるので事前のテストをお願いいたします。 エナメル生地【ポリウレタン】 お次はエナメル生地です!ツヤツヤと光沢のある生地で、カバンやパンプスに使われています。適応素材にポリウレタンがあるインクはないので、定着可能性のあるインクを選抜してみましょう。 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインク 撥水インクがばっちり定着しました!今回油性インク80ccと水性撥水インクを試し、どちらも自然乾燥。油性インクが爪でひっかくとパキパキとひび割れるように剥がれてしまったのに対し、撥水インクは全く取れませんでした! 油性インク80㏄を爪でひっかく 撥水インクを爪でひっかく ただ、エナメルのツヤツヤした生地に対し、撥水インクはややマットな質感に仕上がります。油性インクのようなツヤツヤ感が欲しいという方は、耐久性をあまり求めないものなら油性インクでも良さそうです。 不織布【ポリプロピレン】 次は不織布にプリントしてみます!これも問い合わせが多い素材です。 刷り方 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、中に入れましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインク リッチ、プレーン、ソフトで試してみました!刷りあがりはいずれもきれいにプリントできています。 ただ、指の腹でこすってみるとまさかの… ソフトがポロポロと剥がれてしまいました。不織布の凹凸のへこんでいる部分にたまったインクが取れてしまったような感じに。リッチとプレーンはしっかりと問題なく定着していたので、不織布へのシルクスクリーン印刷にはリッチ、プレーンを選んでいただくのが良さそうです。濃い色の不織布にはリッチを使ってくださいね! 注意点 不織布はとても熱に弱いのでアイロンやヒートプレス機はNG!溶けてしまったり、くっついてしまったり、熱板にあたった部分が一瞬で溶けて消失したことも…!不織布は必ず自然乾燥もしくはドライヤーのみと覚えておきましょう。 クリアファイル【薄・厚】 今度はクリアファイルにプリントしてみましょう!一般的な薄手タイプと下敷きのような厚手タイプの2種類で試してみます。 刷り方 クリアファイルにはのりが付着してベタベタしやすいので、パネルは挟まなくても良さそうです。スプレーのりで固定しないため、刷り終わって版を持ち上げるときにクリアファイルもズレやすいので慎重に作業しましょう。 適したインク 水性撥水インクと油性インク80ccで試してみました。刷りあがりはこのようにどちらもきれいに仕上がりましたが… このあと爪でひっかいてみると… どちらも剥がれてしまいました…完全な定着という意味ではクリアファイルへの印刷はなかなか難しいかもしれません。ただ、撥水インクは指で触るだけでぺろんと剥がれてしまいましたが、油性インクは指で触るだけでは剥がれることはなく、故意に剥がそうとしなければそこそこ定着力がありました! 指の腹で100回ほどこすってみたのがこちら↓ 厚手クリアファイルも薄手クリアファイルもどちらも剥がれはありませんね!まとめると、通常使用の範囲であれば油性インクでOK。ただし、爪で引っ掻くなど故意に剥がそうとすると剥がれるため要注意。販売商品の制作などは避けた方がよさそう。 スマホケース【TPU】 お次はスマホケース!色々な素材のスマホケースがありますが、柔軟性と耐衝撃性を兼ね備えたTPU素材のケースに試してみます。TPUは「Thermoplastic Polyurethane(サーモプラスチックポリウレタン)」の略称で、日本語では「熱可塑性ポリウレタン」と呼ぶそうです。 刷り方 購入した時に入っていた緩衝材がほどよく硬かったのでこれをパネル代わりにしました。なければケースの形にカットした厚紙を重ねて高さを出し、刷ったときにケースが凹まないようにしましょう。刷る時は、2人1組で版を押し付けるようにするとしっかり固定できます。 適したインク 水性撥水インクと油性インク80ccで試してみました。刷りあがりはどちらも問題なくプリントできています。(油性はちょっとミスって滲みましたが…) その後、爪でカリカリとひっかいてみると… 撥水インクがぺろんと剥がれてしまったのに対し、油性インクは変化なし!TPU(熱可塑性ポリウレタン)には油性インクがばっちり定着しました。エナメル生地も素材はポリウレタンでしたが油性インクは剥がれてしまったので、やはりいろいろな仕上げ方や加工方法によって異なることが分かりました。 パソコンケース【ポリエステル・ゴム】 第一弾の最後はパソコンケース!ウェットスーツのようなムニムニとした素材です。 刷り方 外側にポケットがあったので段差をなくすように中にパネルを敷き詰めます。パネルにはスプレーのりを吹き付けましたが、この生地にはあまり貼り付きませんでした。 適したインク ウレタンインクと撥水インクで試してみましたが、どちらもばっちり定着しました!発色はほんの少し撥水インクの方が濃いかな?というくらいで、どちらもひっかいて剥がれることはありませんでした。 まとめ いろいろな素材にシルクスクリーン!ということで、今回は10種類のアイテムにプリントしてみました。インクの適応素材に記載がなくてもプリントできるものがあったり、同じポリウレタンでも定着するインクが違ったり、と私たちも新たな発見をすることができました。まだまだ試したいアイテムがたくさんあるので、準備が整い次第、第2弾も公開する予定です!お楽しみに!