Tシャツくん シルクスクリーンインク全種ご紹介!水性・油性の違いも。
シルクスクリーンインクは大きく分けて水性インクと油性インクの2タイプがあります。
さらに水性インクは7種類、油性インクは3種類。実はTシャツくんインクはたくさんの種類があるのです!

そこで今回はTシャツくんインクを全種類、特長と合わせてご紹介していきます!
◎目次
① 水性インクと油性インクの違い
② Tシャツくん水性インク(全7種類)
【3種の基本インク】
・基本のインク「プレーン」「リッチ」「ソフト」
・ソフトインクのオプション「クリアインク」
・植物由来のインクが新登場!「バイオマスインク」
【4種の特殊インク】
・「ウレタン」インク
・「撥水」インク
・「発泡」インク
・「蓄光」インク
③ Tシャツくん油性インク(全3種類)
・油性インク
・マルチインク
・ナイロンインク
④ まとめ
① 水性インクと油性インクの違い
水性インク:
誰でも扱いやすくお掃除も楽チンなので一般的に多く使われています。
印刷面もやわらかめで、自然乾燥だけで洗濯OKなインクも!
デメリットは「乾きやすい」こと。
手早く作業をしないと版が目詰まりしてしまう可能性があります。
(が、2022年9月にリニューアルしたTシャツくんインクは水性でも目詰まりしにくくなりました!後ほど詳しくご紹介します♪)
また、Tシャツくんの水性インクは〈ノンホルマリン〉という点も魅力のひとつ。
ホルムアルデヒドが入っていないためベビー用品やペット用品にも安心です。
油性インク:
布はもちろん、プラスチックや金属にプリントできるインクもあり、業務用としても使われています。
綺麗に発色させるのが難しい黒いTシャツへのプリントも、パキっと色が乗ります◎
デメリットは、「扱いが難しい」「熱処理が必須な場合が多い」「掃除が面倒」ということ。
専用溶剤でのお掃除が必要になるので、キツイ臭いが気になることも…。
それぞれどのような種類があるのか、ここからはTシャツくんシリーズを一挙ご紹介!
② Tシャツくんの水性インク(全7種類)
【3種の基本インク】
・基本のインク「プレーン」「リッチ」「ソフト」
スタンダードなインク3種。
はじめてシルクスクリーンをする方、Tシャツ、布など基本的な素材に刷ってみたい!
という方はまずはこの中から選んでみてくださいね。
この3つは、発色や目詰まり進行速度に違いがあります。
それぞれの特長を比較してみてみましょう!

プレーン(全24色)

リッチとソフトのいいとこ取り!まずはコレ!
乾燥速度を遅らせているので、目詰まりしにくく扱いやすいインクです。濃い色の素材よりは淡い色の素材におすすめ。
(ひとことメモ)
実は以前のTシャツくんインクはかなりこってり仕様で「目詰まりして使いにくい…」と言われたことも。 Tシャツくんインク使うのやめちゃった!という人にこそ使っていただきたいインクです!
リッチ(全32色)

濃色生地へのプリントが得意◎
一般的に水性インクは、黒や赤などの濃色生地へのプリントは色が沈みやすいのですが、「リッチ」は比較的色が乗りやすく好発色。(色により差はあります)
特に「しろ」や「きん」「ぎん」などのラメ入り、「みんと」「らべんだー」「さくら」「そーだ」「れもん」などのパステルカラーはよく発色します◎ ただし、インクがこってり仕様で乾燥しやすいので、目詰まりには注意が必要です。
ソフト(全5色)

「ソフト」はいわゆる「染み込み系」と呼ばれるインク。
生地の質感を損なわずやわらかな仕上がりで、手ぬぐいやタオルなど肌に触れるもの、ベビー服などにオススメです。
良い意味でシルクっぽくないような、布の色が染まったような仕上がりになります。紙にプリントすると印刷面がサラサラなので本の中身にも使えます。
またプレーンよりさらに目詰まりしにくいので、時間をかけて作業しても大丈夫◎
ただし、布によく染み込むので濃色生地にはほとんど発色しません。
● プレーン・リッチ・ソフト共通
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)、紙、白木等
水でのお手入れ、お掃除:OK
印刷したい素材によって、使いやすそうなインクを選んでくださいね!
〈 基本インク3種の関連記事 〉
徹底比較!プレーン・ソフト・リッチ…どれがおすすめ?インクの選び方。
・ソフトインクのオプション「クリアインク」

「ソフト」に混ぜて使うことでより透明感を出すことができるインク。
ソフトはそのまま使っても色の重なりが表現できますが、クリアインクを混ぜることによって水彩絵の具のような表現ができます◎
表現のバリエーションが広がりますよ!
〈 クリアインク関連記事 〉
「シルクスクリーン「ソフト×クリア」であそぶ!写真の網点加工製版も」
・植物由来のインクが新登場!「バイオマスインク」(全6色)

植物由来50%のベース原料を使用することで、石油由来原料の使用量を削減し、大気中の二酸化炭素を新たに増やさないインクです。
淡色生地専用ではありませんが、濃色生地にはあまり濃く発色しないため、白や生成りなどの淡色生地へのご使用がおすすめです!
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)、紙、白木等
水でのお手入れ、お掃除:OK
【4種の特殊インク】
・「ウレタン」インク(全8色)

吸水・速乾性の高いドライTシャツなどポリエステル100%素材にも使えるインク。
インク自体に伸縮性があり、素材と一緒に伸びてくれます。
部活やジムなど運動する時に着るポリエステルのTシャツなどに特におすすめ。
※ナイロン素材の場合は撥水加工の有無によって定着しない場合もあります。
間違いなく定着させたい!完全にこれは撥水加工がされている!という場合には、
次に紹介する「撥水インク」もおすすめです。
適応素材:綿、ポリエステル、綿混紡、ナイロン、皮革、一部の撥水生地
水でのお手入れ、お掃除:OK
・「撥水」インク(全6色)

その名の通り撥水加工がされた素材にも使えるインク。
扱いやすい水性インクでありながら、撥水加工生地にプリントできる!というのが最大の魅力です。今はまだ「くろ」「しろ」の2色展開ですが、今後色数増やしていくかもしれません! ⇒ 2025年10月より全6色展開になりました!
〈 撥水インク関連記事 〉
「撥水」インクでアウトドア用のテントに刷ってみた!
適応素材:ポリエステル、ナイロン
水でのお手入れ、お掃除:OK
※専用の「硬化剤」が必ず必要になるのでお忘れなく!
・「発泡」インク(全8色)

「発泡」インクは、もこもこと膨らむインク!
通常通り印刷したあと、裏面からスチームアイロンをあてるだけ。ぷっくりと仕上がる印刷面は靴下のワンポイントなどにもオススメです◎
普通のシルクスクリーンじゃ物足りない、ちょっと変わった印刷を試してみたい、という方はぜひ挑戦してみてくださいね!
〈 発泡インク関連記事 〉
発泡インクを使ってハロウィンのグッズ作りに挑戦!
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)
水でのお手入れ、お掃除:OK
・「蓄光」インク(全5色)

「蓄光インク」は暗闇で緑色に光るインク。
子供のころに見た、暗闇で緑色に光るキーホルダーなど…覚えていませんか?手の中に閉じ込めると光ったアレです!
プリント後、太陽や蛍光灯の下に置き、暗いところへ移動させると緑色に光ります。
ちょっとひと手間加えたいときや、ライブTシャツ・衣装などにもよさそう◎
適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)
水でのお手入れ、お掃除:OK
③ Tシャツくんの油性インク(全3種類)
・油性インク(全6色)

スタンダードな油性インク。
金属やガラス、プラスチックなど、表面が固くインクが沁み込まないものにプリントすることができます。
かなりサラサラとしているインク、かつ、かたいものへのプリントが多いので、スクリーンは目の細かい120~230メッシュをおすすめします。
使用後の掃除は、ふきとり&うすめ液でのふき取りが必須です。
適応素材:紙、木、金属塗装品、プラスチック、ガラス、アクリル、塩ビなど
水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ふきとり&うすめ液での拭き取り要)
・マルチインク(全12色)※在庫限り終了

マルチインクは、常温では乾かないためスクリーンが目詰まりしないのが最大の特長!
目詰まりを気にせずに連続して刷れるので、Tシャツ屋さんなどプロの方も愛用しているインクです。
熱を加えないと定着しないのでアイロンやヒートプレス機で必ず熱処理をしましょう。 使用後の掃除は、ふきとり&うすめ液でのふき取りが必須です。
適応素材:綿、ポリエステル、綿ポリ混紡
水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ふきとり&うすめ液での拭き取り要)
・ナイロンインク(全6色)

ナイロンサテン、ナイロンタフタ、ポリエステル、合皮や撥水加工のされている生地などに適したインク。(一部の合皮には定着しないので必ず事前テストをしてください)
溶剤の臭いが強いため必ず換気をして、短時間の使用で休憩を挟むことをオススメします。
取り扱いが難しいので、撥水生地にプリントしたい方はまず水性の「撥水インク」をお試しくださいね!
適応素材:ナイロンサテン、ナイロンタフタ、ポリエステル、合皮
水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ナイロン専用溶液での拭き取り要)
※専用の「硬化剤」が必要なインクです!
④ まとめ
今回は張り切ってTシャツくんインクを全種類紹介してみました。
こんなにたくさんの種類があること、ご存じでしたか?
目詰まりしにくく作業効率UPのためにデビューしたプレーンやソフトもぜひぜひお試しくださいね!
HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。
シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!
イベントでシルクスクリーンをやってみたい!
など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。
おすすめ記事
labo-
おぎこラボ〜写真をシルクスクリーンで!編〜
前回に引き続きラボ第二弾は写真の製版をご紹介。シルクでプリントできるのはイラストやロゴだけだと思っているそこのあなた?実は自分で撮った写真をシルクスクリーンでプリントすることだってできちゃうんですよ〜! ①Photoshopで開く②イメージ → モード → グレースケール イメージ → モード → モノクロ2階調 300pixcelのままでOK 今回の線数は30※数字が小さくなればなるほど仕上がりは粗くなります。 大きくなると細かくなりますが製版が難しい! 角度や網点の形も色々。なんでもOKですが仕上がりが微妙に違ったり。(その比較はまた今度お見せします!) これをプリントして、ここから先はいつも通り製版! 原稿の余白を適当に切って、フレームにスクリーンを張ったら裏側に原稿をぺたり。これをひっくり返してTシャツくんへin! 今回は靴の写真を使ってみましたがもちろん風景や人の写真でもOK?♀️ハーフトーンといってグレーなどの濃度を色々なサイズのドットで表現する方法です。ただのモノクロ写真だとグレーの部分はうまく整版できないので要注意? 製版作業〜プリントまでは次回ご紹介。おたのしみに!
-
シルクスクリーン?転写フィルム?オリジナルグッズ制作の選び方ガイド
オリジナルTシャツやトートバッグなどを作るとき、「シルクスクリーン」と「アイロン転写プリント」という2つの方法を耳にすることがあるでしょう。どちらの方法が良いのか、デザインや素材によって向き不向きがあります。 この記事では、「シルクスクリーン」と、HANDoで行っている「転写フィルム作成サービス」(アイロン転写プリントのフィルムを作成するサービス)のそれぞれの特徴と、あなたの作りたいグッズにどちらが適しているかを、デザインやプリントする素材の観点から詳しく解説します。 1. シルクスクリーンとは? シルクスクリーンは、版画の一種で、インクを直接生地に刷って印刷する方法です。 メッシュ状の版(スクリーン)にデザインの穴を開け、その上からスキージでインクを伸ばして印刷します。昔からあるアナログな手法ですが、現在もプロから個人まで幅広く使われている印刷方法です。 メリット: ・インクが生地にしっかり浸透するので耐久性が高い。・一度版を作れば、同じデザインを何枚も印刷できるため、大量生産に向いている。・金、銀、蛍光色といった特殊なインクも使用できる。・キャンバスやジュートなど目の粗い素材にもプリントできる。 デメリット: ・デザインごとに版を作る必要があるため、小ロットだと単価が高くなる。・濃色生地への発色が難しい。コツがいる。・フルカラーやグラデーションなど、色の多いデザインには不向き。・繊細すぎるデザインは再現が難しい場合がある。 2. 転写フィルム作成サービスとは? 転写プリントとは、デザインが印刷された専用の転写フィルムをアイロンで生地に圧着する方法です。 HANDoの転写フィルム作成サービスは、 メリット: ・版を作る必要がないため、1枚からでも安く作れる。・フルカラーやグラデーションなど、複雑なデザインもきれいに再現できる。・ポリエステル素材などの、シルクスクリーンではインクがのりにくい素材にも印刷可能。 デメリット: ・インクが生地に浸透せず、フィルムを貼り付ける形になるため、通気性や伸縮性がシルクスクリーンに比べるとやや劣る。・特殊なカラー(蛍光、金、銀など)は表現できない。 3. どっちが向いてる?デザイン編 デザインによって、どちらの方法が適しているかが大きく変わります。 ・ロゴや単色デザイン: ⇒ シルクスクリーンがおすすめ。 ・くっきりと鮮やかに、耐久性も高く印刷できます。・シンプルで色数が少ないデザインは、シルクスクリーンが最も得意とする分野です。 ・金銀や蛍光色を使いたい: ⇒ シルクスクリーン一択 ・プリンターにはない特色を使用できるのがシルクスクリーンの大きな強み。ギラギラした輝きや、目を引く蛍光色で表現したいなら、シルクスクリーンを選びましょう。 ・フルカラーやグラデーション: ⇒ 転写フィルム作成サービスがおすすめ。 ・色数の多いデザインも忠実に再現できます。(シルクスクリーンでもフルカラーは可能ですが、色ごとに版が必要になり、コストや手間がかかります。) ・写真: ⇒ シルクスクリーンがおすすめ ・シルクスクリーンで写真を印刷する場合、写真を4色分解(CMYK)して網点処理(ドット)をして版を作ります。細かい表現は難しいですが、独特の風合いに仕上がります。 (「転写フィルム作成サービス」でも写真印刷は可能ですが、大きな写真になると、転写フィルムの特性である“デザインの部分だけプリントできる”という良さを活かしづらくなります。そのため、あまりおすすめはできません。もし、ご不明な点があれば、お気軽にHANDoまでご相談ください。) 写真のような細かいデザインに挑戦したい方は、ぜひ<こちらの記事>も参考にしてみてください! 4. どっちが向いてる?素材編 印刷したい素材や使いたい色によっても、選択肢が変わってきます。 ポリエステル100%の黒いドライTシャツ(濃色生地): ⇒ 転写フィルム作成サービスがおすすめです。 ・シルクスクリーンでは、黒や赤などの濃い色の生地に発色させるのが難しく、コツがいります。転写なら生地の色に関係なく鮮やかに発色させることができます。 ・目の粗いキャンバス素材、ジュート素材: ⇒ シルクスクリーンがおすすめです。 ・目の粗いキャンバスやジュート素材にも、インクがしっかりとのるため、自然な風合いに仕上がります。 ・袖や帽子などの細かい箇所: ⇒ 転写フィルム作成サービスがおすすめです。 シルクスクリーンは平らな面に印刷するため、複雑な形状の箇所は苦手です。転写なら、熱圧着で細かな部分にもしっかりと印刷できます。 まとめ シルクスクリーン 転写フィルム作成サービス 得意なデザイン ロゴ、単色デザイン、金銀や蛍光色 フルカラー、グラデーション 得意な素材 綿、綿ポリ混紡、紙、木材など(専用インクを使えばナイロンなどにも可) 綿・綿ポリ混紡はもちろん、ポリエステル・ナイロン・デニム・木材などにも可 向いている枚数 大量生産(版代の元が取れる枚数) 1枚〜小ロット 仕上がりの特徴 耐久性が高い 忠実にデザインを再現できる 同じデザインでまとまった数量を作る予定で、ロゴやシンプルなデザインをプリントしたいなら、シルクスクリーン。 小ロットやそれぞれ違ったデザインで作りたい場合や、フルカラーやグラデーションなど、複雑なデザインを作りたいなら、転写フィルム作成サービスがおすすめです! あなたの作りたいグッズに合わせて、最適な方法を選んでみてくださいね。 手軽にシルクスクリーンをはじめよう!シルクスクリーン製版サービス アイロンで簡単にグッズ作成!転写フィルム作成サービス
-
独自のワンタッチフレーム Tシャツくんシルクスクリーンフレームの特長
シルクスクリーンの重要アイテム「フレーム」。アルミ製のフレームや木枠など様々なフレームがある中で、Tシャツくんのフレームは何が違うのか?他のフレームにはない使いやすさをご紹介します! ポイント① 独自のワンタッチフレームで歪みなく張れる! 木枠などの自作フレームで起こりがちなデザインの「歪み」。引っ張りながらホチキスなどで張っていくと、デザインが歪んでしまうこともしばしば。Tシャツくんのワンタッチフレームなら、上枠と下枠の間にバチっと挟み込むだけ!あとはネジを締めるだけでデザインが歪むことなく綺麗にスクリーン張りをすることができます。 ポイント② ネジを回すだけで高い張り(テンション)が保てる! ネジを強く締めることで高い張り(テンション)の実現が可能。叩くと太鼓のようにポンポンと音がするくらいパンパンに張ることができます。 高い張りはきれいな印刷には欠かせません!版離れが良くなるので滲みやカスレが出づらく、きれいな印刷につながります。 ポイント③ 張り替え簡単!保管も省スペースでOK スクリーンを挟んでネジを締めるだけで紗張りが完了するので張替えも簡単。また、従来のネジより力が入れやすい形のネジを採用し、回転数も少なくなっているのでさらに使いやすくなりました! 使い終わったスクリーンはフレームから外して保管できるため、省スペースで保管可能です。 使い方注意点 ①張り替える時はネジ穴を塞ぐ スクリーンを再度張りたい時は、必ずすべてのネジ穴をマスキングテープで塞ぎましょう。 こうすることで高い張り(テンション)を保てます。 ②空気の通り道が大事 スクリーンを張る時は必ずフレームを少し机からはみ出して置きましょう。 空気の逃げ道を作ってあげることでピンとスクリーンを張ることができます。 ③ネジを緩めて保管 明日使うから…とそのままにするのは危険。 スクリーンを張ったまま保管する時は必ずネジを緩めましょう。緩めずに保管するとフレームが歪む原因になってしまいます。 Tシャツくんフレームでシルクスクリーンを楽しもう! Tシャツくんフレームは誰でも簡単にスクリーン張りができるよう設計されています。自作フレームはいつも大変…という方もぜひ一度使ってみてくださいね!Tシャツくんフレーム一覧はこちらTシャツくんフレーム付きの製版サービスはこちら
-
【実験】Tシャツくんで100枚刷れる?
目詰まりしやすい、と声をいただくこともあるTシャツくん。実際どうなの?!ということで目詰まりの限界を見るぞ…!と実験してみました。 〈この日の天気〉天気:晴れ気温:最高気温17℃湿度:70% 目詰まりが先か、版が破れるのが先か、とドキドキハラハラの大実験。 1人10枚ずつ刷ります。交代の時に版のお掃除(濡れたティッシュで裏面を拭き、乾拭きし、ドライヤーで乾かす)をしました。 3時間ひたすら刷って刷って刷りまくり。途中でスキージの角で擦れたところが破けて終わりかなあ…なんて言っていたらドンドコ刷れる……刷れちゃう… 100枚意外といけるじゃん!と実験続行したのは良かったものの、あれ…これいつ終わる…?と不安になってきたので倍の200枚刷って強制終了。二人の腰はバキボキです。。笑 200枚刷った後の版を窓にかざして見ましたが意外と詰まってないことに弊社商品ながら驚き。Tシャツくん、意外と優秀かも…? ただ、100枚を超えると線が細くなりパンダが痩せていってしまったのでデザインや刷り方、お掃除の頻度で多少の前後がありそうです。 〈まとめ〉・100枚は刷れる・200枚刷っても版は破れない (素材との相性にもよります。今回は綿素材Tシャツでテスト)・10枚毎を目安に版をお掃除した方が◎・ベタが多いデザインなら結構刷れる・スピーディーに作業して200枚3時間・100枚超えるとパンダが痩せていく 次回実験は「スクリーン自体の強度ってどんなもん?」を予定。おたのしみに!