シルクスクリーンの「目詰まり」問題。目詰まりを除去するには?目詰まりさせない方法は?

シルクスクリーン、とくに水性インクでのプリントで気になるのがスクリーンの「目詰まり」。
目詰まりを除去したいんだけどどうすれば良いの?そもそも目詰まりさせない方法はないの?などなど、今回は「目詰まり」問題についてお話したいと思います!
目次
「目詰まり」って何?
そもそも…スクリーンを目詰まりさせないためには?
①エアコンの風向きに注意する
②インクの種類を変えてみる
③こまめにスクリーンの裏を掃除する
④下準備をしっかりする
⑤目づまり防止バインダーを使う
⑥かすれも味!なデザインにする
もし…目詰まりしてしまったらどうする?
①版の掃除をする
②目づまり除去液を使う
まとめ
「目詰まり」って何?
シルクスクリーンプリントで言う「目詰まり」とは、スクリーンの網目に残ったインクが乾燥し、メッシュを詰まらせてしまうこと。
1枚目・2枚目は綺麗にプリントできたのになんだかだんだんかすれてきた…、2枚目のプリントまでかなり時間が空いてしまい絵柄がかすれた…というのはこの「目詰まり」が原因!
スクリーンは網戸のようにメッシュになっているので、ここにインクが残ったまま乾燥すると、網目が詰まってインクが通らなくなってしまうのです。
そもそも…スクリーンを目詰まりさせないためには?
①エアコンの風向きに注意する

エアコンの風は乾燥による目詰まりの大敵!
印刷するところに風が直撃するような場合は、風向きを一度調整してみてください。
空間自体が乾燥していない状態が望ましいので、冷房・暖房を切ってしまうのが一番ですが夏は暑いし冬は寒い…と体調を崩しかねないので、適宜調整してくださいね。加湿器などを活用するのもおすすめです!
②インクの種類を変えてみる

一口に水性インクと言っても様々な種類があります。
Tシャツくんの水性インクシリーズで一番目詰まりを起こしにくいインクは「ソフト」です。
次に目詰まりしにくいのが「プレーン」。
「リッチ」はこってりとしているので目詰まりを起こしやすいですが、その分黒や赤などの濃色生地にもはっきりと発色します。
濃色生地に印刷したい!という方以外は「ソフト」や「プレーン」を選ぶことをおすすめします◎
シルクスクリーンインク「ソフト」はこちら
シルクスクリーンインク「プレーン」はこちら
③こまめにスクリーンの裏を掃除する

目詰まりを防ぐために、こまめに版の裏面を掃除するというのも良い方法です。
数枚印刷してかすれてきたな…というタイミングでも良いですし、○枚印刷したら掃除する!と決めてしまうのもOK。
インクが乾く前であれば、版の裏面を濡らしたティッシュや布で拭き、乾拭きをすれば目詰まりも解消しますよ。
Tシャツくんの正しいお手入れ方法は動画の後半でも説明しています!
④下準備をしっかりする

目詰まりには乾燥が敵なので、裏を返せば乾燥する前にささーっと手早く印刷してしまえばOK。
印刷する枚数分Tシャツにパネルをセットしておく、など「刷る」作業を連続してできるように下準備はしっかりしておきましょう。
⑤目づまり防止バインダーを使う

②でお話した通り、目詰まりを起こしやすい「リッチ」は別売りの「目づまり防止バインダー」を混ぜるのもおすすめ。
これを混ぜることによって「プレーン」に近づいてくれるので目詰まりの速度を遅らせることができます。ただし、入れすぎると濃色生地に発色しにくくなってしまうので注意!
⑥かすれも味!なデザインにする

手描き風の文字やイラストなど、あえてかすれた感じのデザインにしてしまうのもアリです。
手作りの良さが伝わるかも?
もし…目詰まりしてしまったらどうする?
①版の掃除をする

絵柄がかすれてきたな…と気づいてすぐであればまだまだ問題なし。
先程お話したスクリーンの裏面の掃除を行いましょう。
実際のお掃除方法は動画の後半をチェック!
②目づまり除去液を使う

一部分の目詰まりであれば「目づまり除去液」も効果的。
目詰まりが気になる部分にスプレーをして、インクがやわらかく溶けたらそっと拭き取るだけ。
部分的な目詰まりには効果的ですが、何度も使用したり、広範囲に使用するとスクリーンが傷むので注意が必要です。あくまでも線の一部が目詰まりした、など数センチ以内の目詰まりに使用しましょう。
①、②でも解決しない目詰まりの場合は版を作り直すのがベター。
数枚で作り直し、となってしまうのはもったいないので、目詰まりさせないためにでお伝えした6つをぜひ試してみてくださいね!
まとめ
今回はシルクスクリーンの大敵「目詰まり」についてお話しました。
デザインのかすれ、目詰まりに悩んでいたという方はぜひ一度お試しください!
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