インテリアやプレゼントにも◎シルクスクリーンで手作りファブリックカレンダー

そろそろ年末モード。来年のカレンダーはどうしようと考え中の方、2023年は布製の「ファブリックカレンダー」にしてみてはいかがでしょうか。
ここ数年はファブリックカレンダーがじわじわと人気で、InstagramやTik Tokを中心としたSNSでもおしゃれなインテリアとして話題になっています。しかし紙のカレンダーと比べるとまだ数が少なくなかなか好みのものに出会えていない…ということはありませんか?
1年間使うカレンダー。布もデザインも自分のお気に入りで作ると2023年も毎日ごきげんに過ごせそうです♪
ファブリックカレンダーとは?

布に写真やイラストなどをプリントしてできたカレンダー。お部屋のインテリアにも自然に取り入れやすく、手軽におしゃれな雰囲気にできます!お部屋に飾った後すぐに捨てることなく再利用できるのもうれしいですね。
布製のカレンダー自体は以前からありましたがSNSで話題となり流行しています。
SNSでよく見かけるファブリックカレンダー
SNSでよく紹介されているのはアイロンプリントシート(熱転写シート)とアイロンを使った作り方。
材料も100円均一などでそろうため安く手軽にできると人気ですが、布の素材やアイロン(熱)のかけ方によっては圧着がうまくいかず剥がれたり変色の原因となります。
洗濯は基本的にしない・変色してもアンティークのような感じで雰囲気を楽しむという場合に向いていそうです。
シルクスクリーンで作るファブリックカレンダー
シルクスクリーンではインクがしっかり乗るので、カレンダーの数字がハッキリと見えて実用にも耐える仕上がり。特に飾った後も使いたい場合は、お洗濯しても大丈なシルクスクリーンプリントだと安心して使えます!
布の素材やインクの選択肢も増えるので他の人とかぶることがなく、ちょっとこだわりたい人も満足できますね。
シルクスクリーンでファブリックカレンダーを作ってみよう

年間カレンダーがおすすめ
気軽に作れるのは1枚の布に年間カレンダーをプリントする方法。
12ヶ月分を別々に作る場合だと版も12枚作成する必要があるので、スクリーン1枚にまとめられる年間カレンダーがおすすめです。
そのまま使っても良いですし、12ヶ月毎にカットして小さなカレンダーとして使うこともできます。
カレンダーのデザイン
カレンダーのフリー素材は色々なサイトからダウンロードすることができます。
たとえば「イラストAC」というサイトではダウンロードする素材に自分でデザインを加えることもできるのでおすすめですよ。
カレンダーのフリー素材が見つかるおすすめのサイト
イラストAC https://www.ac-illust.com/
デザインで注意する点
・細い線や絵柄は避けましょう(インクが目詰まりするため)
・色は単色 or 2~3色が作りやすい
・版の中に収まる大きさにする
シルクスクリーンの基本的なポイントに気をつければ大丈夫です◎
版を作る際のデザインの線は「1mm以上」「真っ黒のベタ塗り」にしましょう。
カレンダーは土曜日・日曜日の色が青や赤になっていることが多いので、版を作る前に黒にするのを忘れないようにしましょう!
ファブリックカレンダーの生地

どんな布にしようかな・・・と選ぶのも楽しみのひとつ。生地だけでも雰囲気がぐっと変わるので、お気に入りを探してみましょう。
生地は手芸用品店や100円均一、ネットショップなどで手に入ります。
オックス生地
ちょうど良い肉感、ハリ、耐久性で扱いやすさNo.1の生地。
服や小物の素材などにもよく使われているので親しみやすいです。
キャンバス生地
船の帆にも使われるほど耐久性抜群。トートバッグにもよく使われていることも多いので聞いたことがあると思います。
1年間壁にかけて使うものなのでしっかりした素材がいい!という方におすすめ。
カツラギ生地
オックスより厚みがありキャンバスより柔らかい素材。布の素材にちょっとこだわりたい方はいかがでしょうか。
シーチング生地
マニアックになってきました。寝具などに使用される素材のことです。やわらかくしっとりとした素材なので雰囲気が出ますよ。
もちろん他の布の素材でもOK。ぜひお好みの生地を見つけてみましょう!
プリントする素材とインクとの相性もチェック。こちらの過去記事にインクと素材の対応表が載っています!
シルクスクリーンとは?やり方や必要なもの、印刷手順や体験できる場所を紹介
「Tシャツくん」を使ってプリント!
年間カレンダーがプリントできる広さの版にしましょう。
おすすめはTシャツくんの「ワイドフレーム」です。製版可能な範囲は210mm×310mm。
作り方がまだ慣れていない方はYouTubeの公式チャンネルで詳しく説明しているので、ぜひ見ながら挑戦してみてくださいね。
YouTube公式チャンネル「HANDo channel」
https://www.youtube.com/watch?v=CbP3XHmtDDc&t=14s
シルクスクリーン製版サービスもおすすめ
「デザインは決まったけど、版を作るのが面倒」「製版する時間がない!」という方は製版サービスが便利です。
版のみ or フレーム付きと選べるので、ワイドフレームを持ってない方も一緒に注文できちゃいますよ!
製版サービス
https://www.hando-horizon.com/fukugyo/logosuru/
(※年末年始にかかる際はスケジュールをご確認ください)
さいごに

カレンダーは1年間ずっと目に入るもの。2023年はどんな年にしようかな…と思いを馳せながら、布やデザインもお気に入りのもので作るともっとワクワクしてきませんか?ステキなファブリックカレンダーは家族や友人へのプレゼントにもおすすめです♪
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【1枚からOK】カス取り不要でプロの仕上がり!濃色生地に強い「DTFプリント」とは?
カス取り不要!濃色生地にも高発色!今話題の「DTFプリント」ってなに? オリジナルグッズを作りたいけど、こんなことで困っていませんか? カッティングプリントだと細かいデザインの「カス取り」が面倒… シルクスクリーンプリントだと黒い生地に色が沈んでしまう… グラデーションをきれいに再現したいけど、ガーメントプリント(DTG)では素材が限られる… そのお悩み、「DTFプリント」なら解消できるかも! DTFプリントとは? DTFプリントの「DTF」はDirect to Filmの略で、専用フィルムに直接デザインを印刷し、デザイン部分にのりパウダーを付着させて、アイロンなどの熱で溶かして生地に転写する最新のプリント技術です。製版が不要のため版代がかからず、1枚からでも低コストでできるのが特長。 従来の転写紙といえば、白背景がついたものでしたが、DTFプリントは絵柄にだけのりがつくため、絵柄以外の部分はトリミングされた状態で転写ができます! DTFプリントが選ばれる3つの理由 1. カス取り作業が不要! DTFシートは専用フィルムに直接デザインを印刷し、デザイン部分だけにのりパウダーを付着させるため、デザイン以外の不要な部分(背景等)はトリミングされた状態(抜きの状態)でシートが納品されます。そのまま圧着できますので、カッティングシートのような面倒なカス取り作業は不要です。 DTF専用フィルム。半透明の台紙にデザインが印刷されて納品される 裏側から見ると、デザインの部分にだけのりがのっているのがわかる DTFフィルムにアイロンを当てて しっかり冷ましてから台紙をはがすと… 完成!細かいデザインもトリミングされた状態で転写できる 2. 圧倒的な発色 DTFシートは白引きといわれるデザイン部分のインクの下に、下地として白インクを敷くため、黒やネイビーなどの濃色生地にプリントしても鮮やかな仕上がりに。単色はもちろん、フルカラーやグラデーションもできちゃいます。カッティングシートやシルクスクリーンプリントでは、発色を良くするために、白引きをしてからその上に重ねてデザインをプリントするという、2ステップの工程を踏みますが、手間もかかる上に、ずれたりしてロスも多く出がち。DTFならそんな心配もなく手軽にプリントできます! 綿100%のスウェット生地にプリント 黒のドライTシャツ(ポリエステル100%)にプリント 3. プリントできる素材・モノの多さ 綿素材だけでなく、ドライTシャツのようなポリエステル生地、エコバックなどで使われるナイロン、傘やレインコートなどの撥水生地など対応素材が幅広く、さらに、家庭用アイロンで貼り付けができるので、帽子や靴などの曲面や袖口・ポケットなどの段差が気になる細かい部分も貼り付けられます。 傘(撥水生地) キャップ(曲面) 靴(曲面) ※プリントできない素材について アイロンを当てると溶けてしまうような耐熱性のない素材にはプリントできません。(裏地でも×) 例)ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、EVA樹脂、ビニール全般、不織布など DTFプリントのやり方 DTFプリントの作業方法はいたってシンプル。ご家庭用のアイロンでもできて(プレス機でももちろん可◎)、1枚当たり1~2分程度でプリント作業が完了します。失敗が少ない上に、汚れることもない。だから、作業をする人によってクオリティの差も出づらいのがポイント。 転写フィルム作成サービスのやり方 ★転写済みの製品をお届けするサービスもやってます! 転写フィルムをお届けするのではなく、ご希望の素材(Tシャツやトートバッグなど)に、ご希望のデザインを転写済みの完成品をお届けするサービスも行っています。自分で作業するのは難しい、大量にプリントする予定があるなど、ご希望の方はお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。 価格・注文方法 DTFシートを出力する専用のプリンターは安い物でも100万円前後とかなり高額。そこでおすすめなのが、HANDoの「転写フィルム作成サービス(DTFシート出力サービス)」! 価格はA3サイズ1枚で4,400円(税込)。A3サイズ(297x420mm)内であれば複数のデザインを面付できるので、1デザインあたりのコストは安くなります。さらにまとめ割引もあります!2枚以上のご注文で1枚当たりの価格がぐっとお得に! フィルムだけ在庫として持っておき、注文が入ったらTシャツやバッグなど必要な素材にプリントできるから、在庫リスクもゼロ! <注文方法> ①デザインを入稿する(Illustratorパスデータで。デザインの反転は不要!) ②HANDo WEBSHOPで「転写フィルム作成サービス」を注文&データを入稿する ③データ入稿から最短7~10日程度でお届け 転写フィルム作成サービス注文の流れ まとめ HANDoの転写フィルム作成サービスは、デザインデータをお送りいただくだけで、高品質なDTFシートをお届けします。届いたシートを家庭用のアイロンやプレス機で圧着するだけで、クオリティの高いオリジナル作品が完成!データの作成方法やご注文は下記のボタンから。 「本当にプレス機(またはアイロン)だけで綺麗にできるの?」「生地との馴染みはどうなの?」 といったご不安をお持ちの方へ。ご希望の方にはサンプルもお渡ししております。まずは、お気軽に<お問い合わせフォーム>よりご相談ください! 入稿データの作り方 注文する
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色々な素材にシルクスクリーン#1 最適なインクと刷り方のポイント
綿やポリエステル、ナイロン、ガラスなど、インクを替えることで、さまざまなものにプリントできるシルクスクリーン。ただ、一口にポリエステルやナイロンと言ってもいろいろなものがありますよね。基本的には凹凸のない滑らかな「平面」への印刷を得意としていますが、「チャックがある場合はどうすればいいの?」「手のひらサイズのポーチはどうやって刷る?」「ポリエステルと書いてあるけどこれって本当にウレタンインクで良いの?」などなど、みなさまの疑問も尽きないはず。そこで今回は、30点以上の気になるアイテムを集めてみました!第1弾はその中からまずは6点を厳選しています。それぞれのアイテムに適したインクと刷り方のポイントを徹底解説します! ▼第2弾はこちら色々な素材にシルクスクリーン#2 ハンカチ【綿100%・パイル】 まずはスタンダードなハンカチ。パイル生地と呼ばれるしっかりと水分を吸水するタイプです。 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインクは? おすすめは…正直に言うとありません。やはりケバケバにインクが乗りづらく、細かい文字や絵柄は向いていないようです。ただ、ベタの四角は文字を除いて比較的きれいにプリントできているので、もし印刷するなら単純なマークのようなデザインがおすすめです。 ★ケバケバしている分、平滑なTシャツより定着性が悪い可能性があります。クッキングシートをかぶせ中温アイロン2分程度をかけた後、洗濯は数日経過してからをおすすめします。 注意点は? ケバケバしているので、インクが完全に落ち切りません。刷った後はこのようにつぶつぶとインクが残りがちなので、2枚目を刷る前に裏面掃除をするのがおすすめ。このまま2枚目に版を置くとインクがついてしまいます! ハンカチ【綿100%・薄手】 今度は同じ綿100%のハンカチでも薄手のものに刷ってみます。薄くて滑らかな素材なので刷りやすそう! パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインクは? おすすめは「ソフトインク」です!生地が薄くさらっとしているので、同じくさらっとした染み込みタイプのソフトインクだと、生地の柔らかさを損なわずにプリントできます。プレーンインク、とくにリッチインクだと”インクがこってり乗っている感じ”があり、薄手のハンカチにはあまり向いていないようです。 タオル【綿100%・ふわふわ】 お次は1番目のハンカチと似たパイル生地のタオル!ふわふわとした生地、どのようにインクが乗るのでしょうか。 パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインクは? 「リッチインク」がかなりきれいにプリントできました!1番目のハンカチ(パイル)と同じような素材なので、ケバケバにインクはのりづらいですが、リッチインクはこってりしているので、毛並みを押さえつけるような感じで仕上がりました。★ケバケバしている分、平滑なTシャツより定着性が悪い可能性があります。クッキングシートをかぶせ中温アイロン2分程度をかけた後、洗濯は数日経過してからをおすすめします。 ボアクロス【ポリエステル100%】 お次はボアクロス。なめらかな手触りで、推しぬいぐるみの肌や髪に使われることが多い素材だそうです。言われてみれば、たしかにこの感触ですね、推しぬい…!! パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、しっかりと生地を固定しましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 注意点は? 毛並みの方向があるので、プリントするときは毛並みに逆らわないようにプリントしましょう。生地を触って、指の跡がつかないほうが正しい方向です。 適したインクは? 「ウレタンインク」がおすすめ!印刷しただけではあまり見た目に違いはありませんが、ボアクロスはよく伸びるので、リッチインクだとひび割れが。ウレタンインクは伸縮性があるので、生地を伸ばしてもある程度一緒に伸びてくれるため、ひび割れが起きにくいです。 ★毛足は短いですがモケモケしている分、平滑なTシャツより定着性が悪い可能性があります。クッキングシートをかぶせ中温アイロン2分程度をかけた後、洗濯は数日経過してからをおすすめします。 リブ靴下【綿80%ポリエステル19%ウレタン1%】 今度は靴下に挑戦!少し難易度が高そうなリブソックスを選んでみました。このボコボコした段差に対してどうやって刷るかがポイントですね。 靴下の幅に合わせて厚紙などを切るのがおすすめ。厚紙にスプレーのりを吹き付けて、生地をしっかり固定しましょう。 注意点は? みなさんが悩むのは”刷る向き”ですよね。そこで、リブの山を乗り越えるように刷るパターンと、リブの向きに刷るパターンで比較をしてみました。(矢印の向きがスキージを動かした向きになります。) リブの山を乗り越えるように刷るパターン リブの向きに刷るパターン ぱっと見はどちらも良く刷れているようですが、よく見てみると… リブの山を乗り越えるようにプリントした方はきれいに仕上がったのに対し、リブの向きにプリントした方はにじみが見られました。リブのくぼみにインクが入りすぎてスキージで押し出されてしまったような感じです。リブソックスにシルクスクリーンプリントをする場合は、山を一つずつ乗り越えるように刷るときれいにプリントすることができますよ◎ 適したインクは? 綿80%以上なので、ソフト、プレーン、リッチいずれもOK!好みのインクを選んでくださいね。ただ、靴下を履いた時にリブが伸びてデザインも引き伸ばされてしまうので、履いた時にきれいに見せたいのであれば、下準備の時に厚紙を少し大きめに切り、リブを少し伸ばした状態でプリントすると良さそうです。 オーガンジー巾着【ナイロン・ポリエステル】 どんどんいきましょう!今度はオーガンジー巾着に印刷してみます。たまに問い合わせをいただくこともあるオーガンジー。透け感がかなりある素材ですが、さてどうなるか…! パネル(下敷き)にスプレーのりを吹き付けて、中に入れましょう。2人1組でフレームを押さえてもらうか、1人なら片手でフレームを押さえて刷る、もしくは、ワイド印刷機を使えば多枚数プリントも楽にできます。 適したインクは? 細かいメッシュのような素材なので、刷ったインクはほぼすべて中に入れた下敷きの方にいってしまいました。残ったのはうっすら透けたデザインのみ。透け感のある感じがイメージ通り!という方には良いかもしれません。素材はナイロン・ポリエステルですが、巾着や何かの衣装のようなあまり洗濯をしない素材ということを想定すれば、インクはプレーンやリッチインクで問題なさそうです◎ 見やすいように中に白い紙を入れています まとめ いろいろな素材にシルクスクリーン!ということで、今回は6種類のアイテムにプリントしてみました。生地の特性に合わせた刷り方がポイントですね!まだまだ試したいアイテムがたくさんあるので、準備が整い次第、第2弾も公開する予定です!お楽しみに! ▼第2弾はこちら色々な素材にシルクスクリーン#2
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Tシャツくんの原稿用紙は代用できる? 市販の紙だと露光失敗するワケ
Tシャツくんを使って製版(スクリーン作り)をする際に、デザインの元となる「原稿」はとても重要です。この原稿を作る際に使用する「Tシャツくん専用原稿用紙」について、「これって普通の紙じゃダメなの?」と思ったことはありませんか? 結論から言うと、専用の原稿用紙の代用はおすすめできません。市販の紙で代用すると、露光がうまくいかず、製版に失敗してしまう可能性があるからです。 そもそも専用の原稿用紙って何?普通の紙じゃないの? 紙はどれも同じように見えますが、それぞれの紙の「厚さ」や「材料」の違いによって、紫外線を通す量が変わります。これが製版に大きく影響してくるのです。 Tシャツくん本体の露光時間はTシャツくんの専用原稿用紙に合わせて設定されているため、この紫外線を通す量が異なる市販の紙を使うと製版に失敗しやすいのです。 Tシャツくん製版のしくみ なぜ市販の紙を使うと製版に失敗してしまうのか?まずはTシャツくん製版のしくみについて確認していきましょう。 Tシャツくんのスクリーンは、無色のメッシュ状のシートに「感光乳剤」というものが塗られています。紫色に見えているのは、実は乳剤の色!Tシャツくんでは、目で見て分かりやすくするために感光乳剤を紫色に着色しています。 この「感光乳剤」は特性として、紫外線に当たると固まり、当たらないと水に溶け出します。つまり、製版には「感光乳剤」の性質と「紫外線」が利用されているのです。 スクリーンに黒い絵柄が印刷された原稿を貼り付けて露光すると、黒い絵柄部分は紫外線を遮り、それ以外の部分は乳剤が固まります。 よって、露光後に水でブラッシングをすると、絵柄部分だけが溶け出しインクを通す孔になるという仕組みです。 そのため、市販の紙を使うと下記のようなリスクがあります。紫外線をカットしすぎる紙で製版をすると、光不足により感光乳剤が十分に固まらない → 水に溶けてしまう… 逆に紫外線を過量に通す紙で製版すると、必要以上に感光乳剤が固まる →なかなかデザインが出てこない…という失敗につながる可能性があります。 市販の紙を使うとどんな風に失敗してしまうの? では、市販の紙を使うと実際にどんな風に失敗してしまうのでしょうか。具体的には、以下のような製版の失敗が起こってしまいます。 ・絵柄以外にもぼろぼろとくずれる: 紙が光を通しにくく、十分にスクリーンが固まらず、力を入れてブラッシングしていないのに、絵柄以外もぼろぼろとくずれてしまったり、紙の形に孔があいてしまう現象です。 ・ブラシでこすってもなかなか孔があかない: 紙が光を通しやすく、スクリーンが固まりすぎてしまい、ブラッシングをしてもなかなか絵柄が出てこない現象です。なかなか絵柄が出ないからといって、力を入れすぎたり、長時間こすり続けると、絵柄以外もくずれてしまいます。 ・ピンホールが出る: 再生紙など、色々な材質の粒子が混ざった紙を使うと、光を通しづらい粒子の部分が固まらず、絵柄以外のところにつぶつぶと孔があいてしまう現象です。 ボロボロくずれる 孔があかない ピンホールが出る まとめ:製版成功の重要ポイントは「原稿」にあり! Tシャツくんを使って製版を成功させるためには、この「原稿」が非常に重要なポイントとなります。Tシャツくん専用のスクリーンや露光機を使って、取扱説明書通りの使い方をしていても、元となる原稿が不適切だと、期待通りの版はできません。 Tシャツくん専用原稿用紙は、Tシャツくん本体を使って安定した製版を可能にするために開発されています。コストを抑えたい気持ちもわかりますが、せっかくの時間と手間を無駄にしないためにも、原稿用紙は専用品を使用することを強くお勧めします。
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Tシャツくん製版は「紙」が大事!その理由と、よくある失敗例をご紹介
Tシャツくんの製版には、Tシャツくん専用の原稿用紙の使用を推奨しています。 「黒く描けば紙は何でもいいんじゃないの??」と思われるかもしれませんが、 実は紙も同じくらい重要なのです!! その理由を説明する前に、基本知識として製版の仕組みを解説します。 Tシャツくん 製版の仕組み Tシャツくんのスクリーンは、無色のメッシュ状のシートに「感光乳剤」というものが塗られています。紫色に見えているのは、実は乳剤の色!Tシャツくんでは、目で見て分かりやすくするために感光乳剤を紫色に着色しています。 Tシャツくんの版(左から、スモール、ミドル、ワイド) この「感光乳剤」は特性として、紫外線に当たると固まり、当たらないと水に溶け出します。 つまり、製版には「感光乳剤」の性質と「紫外線」が利用されているのです。 スクリーンに黒い絵柄が印刷された原稿を貼り付けて露光すると、黒い絵柄部分は紫外線を遮り、それ以外の部分は乳剤が固まります。 よって、露光後に水でブラッシングをすると、絵柄部分だけが溶け出しインクを通す孔になるという仕組みです。 ブラッシングすると絵柄部分の乳剤(紫色)が溶けます まとめ:感光乳剤が塗られたスクリーンに黒い絵柄の原稿を重ねて紫外線を当ててからブラッシングをすると黒い絵柄部分は水に溶け、それ以外は乳剤が固まる。 専用原稿用紙を推奨する理由 ずばり、紫外線を通す量(透過量)が最適な紙を採用しているから。透過量は紙の厚さや紙の白さ等により決まります。 紙によって光を通す量が異なります(右:Tシャツくん専用原稿用紙※インクジェット用) Tシャツくんの製版において、紫外線は当たりすぎても少なすぎてもNG。 紫外線をカットしすぎる紙で製版をすると、 光不足により感光乳剤が十分に固まらない → 水に溶けてしまう… ということになりますし、 逆に紫外線を過量に通す紙で製版すると、 必要以上に感光乳剤が固まる →なかなかデザインが出てこない… という失敗につながる可能性があります。 紫外線の透過量が最適な専用原稿用紙を使用することで、製版の失敗を防ぐことができます。 専用原稿用紙以外で製版すると… 百聞は一見に如かず! ということで、専用原稿用紙以外を使うとどうなるのか実際に見てみましょう。 ①専用原稿用紙 ②普通コピー用紙A(白色度87%) ③普通コピー用紙B(白色度84%) ④画用紙 ⑤再生紙ノート ⑥はがき で実験してみました! 油性マジックの試し描きを製版してみます! 異なる紙で製版した結果① 異なる紙で製版した結果② 成功したのは、専用原稿用紙のみでした! 厚さや白さも様々な種類が販売されていると思うので一概には言えませんが やはり専用原稿用紙以外はTシャツくん製版には向かない、ということがおわかりいただけると思います。はがきに至っては全く光を通さなかったようで、紙の形ごと溶けてしまいました…! Tシャツくん専用原稿用紙の種類とちがい 専用原稿用紙は2種類 Tシャツくん専用原稿用紙は ①コピー・手描き専用原稿用紙(A4 / A3サイズ) ②インクジェット専用原稿用紙(A4 / A3サイズ) の2種類があり、デザインの作成方法や原稿データを出力するプリンターの種類によって選びます。 ・データで作成したデザインを、トナー/レーザープリンタ(コピー機、複合機など)で出力・手描きで作成(専用原稿用紙に直接描く) ※この場合は必ず油性の黒マジックで! →「①コピー・手描き専用原稿用紙」 ・データで作成したデザインをインクジェットプリンターで出力→「②インクジェット専用原稿用紙」 ● 注意点 家庭用のインクジェットプリンターでは黒の色が薄く出ることが。 印刷品質「きれい」モードなどに設定して出力することをオススメします。 ● 専用原稿用紙 お買い物ページはこちら! コピー・手描き専用原稿用紙 A4(80&120M用) / A4(60&230M用) / A3(80&120M用) / A3(60&230M用) インクジェット専用原稿用紙 A4 / A3 まとめ Tシャツくん製版には紙が重要であることをご理解いただけましたでしょうか?ついつい手持ちの紙で製版したくなってしまうと思いますが、失敗してスクリーンを無駄にしてしまう方が勿体ないので、是非専用の原稿用紙を使ってくださいね。 ▶ 関連動画(HANDo公式Youtube)もぜひご覧ください! https://youtu.be/5bXE9uk-V00?feature=shared 原稿の作り方 https://youtu.be/sfY1gFbgFu0?feature=shared シルクスクリーン製版失敗例 HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム