インテリアやプレゼントにも◎シルクスクリーンで手作りファブリックカレンダー

そろそろ年末モード。来年のカレンダーはどうしようと考え中の方、2023年は布製の「ファブリックカレンダー」にしてみてはいかがでしょうか。
ここ数年はファブリックカレンダーがじわじわと人気で、InstagramやTik Tokを中心としたSNSでもおしゃれなインテリアとして話題になっています。しかし紙のカレンダーと比べるとまだ数が少なくなかなか好みのものに出会えていない…ということはありませんか?
1年間使うカレンダー。布もデザインも自分のお気に入りで作ると2023年も毎日ごきげんに過ごせそうです♪
ファブリックカレンダーとは?

布に写真やイラストなどをプリントしてできたカレンダー。お部屋のインテリアにも自然に取り入れやすく、手軽におしゃれな雰囲気にできます!お部屋に飾った後すぐに捨てることなく再利用できるのもうれしいですね。
布製のカレンダー自体は以前からありましたがSNSで話題となり流行しています。
SNSでよく見かけるファブリックカレンダー
SNSでよく紹介されているのはアイロンプリントシート(熱転写シート)とアイロンを使った作り方。
材料も100円均一などでそろうため安く手軽にできると人気ですが、布の素材やアイロン(熱)のかけ方によっては圧着がうまくいかず剥がれたり変色の原因となります。
洗濯は基本的にしない・変色してもアンティークのような感じで雰囲気を楽しむという場合に向いていそうです。
シルクスクリーンで作るファブリックカレンダー
シルクスクリーンではインクがしっかり乗るので、カレンダーの数字がハッキリと見えて実用にも耐える仕上がり。特に飾った後も使いたい場合は、お洗濯しても大丈なシルクスクリーンプリントだと安心して使えます!
布の素材やインクの選択肢も増えるので他の人とかぶることがなく、ちょっとこだわりたい人も満足できますね。
シルクスクリーンでファブリックカレンダーを作ってみよう

年間カレンダーがおすすめ
気軽に作れるのは1枚の布に年間カレンダーをプリントする方法。
12ヶ月分を別々に作る場合だと版も12枚作成する必要があるので、スクリーン1枚にまとめられる年間カレンダーがおすすめです。
そのまま使っても良いですし、12ヶ月毎にカットして小さなカレンダーとして使うこともできます。
カレンダーのデザイン
カレンダーのフリー素材は色々なサイトからダウンロードすることができます。
たとえば「イラストAC」というサイトではダウンロードする素材に自分でデザインを加えることもできるのでおすすめですよ。
カレンダーのフリー素材が見つかるおすすめのサイト
イラストAC https://www.ac-illust.com/
デザインで注意する点
・細い線や絵柄は避けましょう(インクが目詰まりするため)
・色は単色 or 2~3色が作りやすい
・版の中に収まる大きさにする
シルクスクリーンの基本的なポイントに気をつければ大丈夫です◎
版を作る際のデザインの線は「1mm以上」「真っ黒のベタ塗り」にしましょう。
カレンダーは土曜日・日曜日の色が青や赤になっていることが多いので、版を作る前に黒にするのを忘れないようにしましょう!
ファブリックカレンダーの生地

どんな布にしようかな・・・と選ぶのも楽しみのひとつ。生地だけでも雰囲気がぐっと変わるので、お気に入りを探してみましょう。
生地は手芸用品店や100円均一、ネットショップなどで手に入ります。
オックス生地
ちょうど良い肉感、ハリ、耐久性で扱いやすさNo.1の生地。
服や小物の素材などにもよく使われているので親しみやすいです。
キャンバス生地
船の帆にも使われるほど耐久性抜群。トートバッグにもよく使われていることも多いので聞いたことがあると思います。
1年間壁にかけて使うものなのでしっかりした素材がいい!という方におすすめ。
カツラギ生地
オックスより厚みがありキャンバスより柔らかい素材。布の素材にちょっとこだわりたい方はいかがでしょうか。
シーチング生地
マニアックになってきました。寝具などに使用される素材のことです。やわらかくしっとりとした素材なので雰囲気が出ますよ。
もちろん他の布の素材でもOK。ぜひお好みの生地を見つけてみましょう!
プリントする素材とインクとの相性もチェック。こちらの過去記事にインクと素材の対応表が載っています!
シルクスクリーンとは?やり方や必要なもの、印刷手順や体験できる場所を紹介
「Tシャツくん」を使ってプリント!
年間カレンダーがプリントできる広さの版にしましょう。
おすすめはTシャツくんの「ワイドフレーム」です。製版可能な範囲は210mm×310mm。
作り方がまだ慣れていない方はYouTubeの公式チャンネルで詳しく説明しているので、ぜひ見ながら挑戦してみてくださいね。
YouTube公式チャンネル「HANDo channel」
https://www.youtube.com/watch?v=CbP3XHmtDDc&t=14s
シルクスクリーン製版サービスもおすすめ
「デザインは決まったけど、版を作るのが面倒」「製版する時間がない!」という方は製版サービスが便利です。
版のみ or フレーム付きと選べるので、ワイドフレームを持ってない方も一緒に注文できちゃいますよ!
製版サービス
https://www.hando-horizon.com/fukugyo/logosuru/
(※年末年始にかかる際はスケジュールをご確認ください)
さいごに

カレンダーは1年間ずっと目に入るもの。2023年はどんな年にしようかな…と思いを馳せながら、布やデザインもお気に入りのもので作るともっとワクワクしてきませんか?ステキなファブリックカレンダーは家族や友人へのプレゼントにもおすすめです♪
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新学期におすすめ!シルクスクリーンでクラスTシャツ(クラT)つくってみない?
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ホリゾン Tシャツくんインク 金・銀 ラメインクとは、ラメの粒子が入ったインクのこと。キラキラと豪華な仕上がりになり、インパクト抜群です!今回はそんなラメインクを使ったシルクスクリーン印刷の方法や注意点、印刷のときのコツをご紹介します。 シルクスクリーンでラメインクを使うときのポイント メッシュは粗めを使いましょう Tシャツくん インクとスクリーンの相性 メッシュは60〜80の粗めのものがおすすめです。理由は120などの細かいメッシュはラメの粒子がつまってしまい、インクが下に落ちにくいから。そうなると「せっかくのラメがあまりキラキラしていない」「すぐ目詰まりしてしまう」ということが起こる可能性があります。 120メッシュでもできないことはありませんが、前述のリスクを考えるとあまりおすすめしません。…と注意していますが、おぎこは金インクで間違えて120メッシュを使ったことがあります(笑)その結果は…過去記事にありますので、良ければご覧ください。 おぎこの家ラボ①~パネル忘れた編~~金なのにメッシュ間違えた編~https://www.hando-horizon.com/labo/3534 ラメはこんなプリントに向いています! ・キラキラ、ゴージャスな仕上がりにしたい きらめきのインパクトを出したい場合は、塗りつぶす部分が多い図案を使いましょう。 ・濃色生地にはっきり発色させたい 金や銀などのラメインクは黒などの濃い色の生地にもこってりキレイに発色します。生地の色が透けることなくパキッと発色させたいときにぴったり◎ さっそくラメインクを使ってみよう! インクのご紹介 ホリゾン Tシャツくんインク 金・銀 弊社Horizon製でラメの入っているインクは「Tシャツくん一般インク・金」「Tシャツくん一般インク・銀」。どちらも100gと300gを販売しています。 Tシャツくんインクはこちら↓https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101101200.html メッシュのご紹介 おすすめのメッシュはTシャツくんミドルスクリーンの80メッシュです。標準の120メッシュだとラメが詰まってしまうので粗めの80メッシュ、もしくは60メッシュを使いましょう! メッシュの粗さの違いについてはこちらの過去記事で比較しながら説明しているので、よろしければご覧ください。 シルクスクリーンのメッシュの粗さによる違い「メッシュとは?」~おぎこラボhttps://www.hando-horizon.com/labo/4276 手順 印刷作業の手順は、通常と同じです!通常の手順は過去記事で紹介しています。 シルクスクリーンとは?やり方や必要なもの、印刷手順や体験できる場所を紹介https://www.hando-horizon.com/labo/4506 仕上がり 金のインクを使用 Tシャツくんインク・金でプリント 銀のインクを使用 Tシャツくんインク・銀でプリント キラキラしてきれい!プリントが上品かつゴージャスな感じになりますね。インクがたっぷりと落ちるので、黒い生地でもしっかり発色しています。 カラーのラメインクを使用 Tシャツくんインク 空色と銀色を混ぜる ラメインクを好きな色にまぜて、メタリックカラーを作ってみましょう。今回は空色と銀を混ぜてみました。 空色×銀 空色 キレイに発色しました!空色だけでプリントするよりもきれいに発色していますね。ほんのりとキラキラしていて雰囲気◎ぜひ好きな色でチャレンジしてみてください。 完成後の注意点・お手入れ 自然乾燥やドライヤー乾燥でも十分に定着しますが、頻繁に洗濯するものなどはアイロンやヒートプレス機で熱を加えましょう!より一層定着します◎ まとめ キラキラ豪華に仕上がり、黒などの濃い色の生地にもしっかり発色するラメインク。いつもとちょっと違う感じにしたいな、黒Tシャツにこってり発色させたいな、なんてときにおすすめです!ポイントは粗めのメッシュ(60、80メッシュ)を使うこと。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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東京・吉祥寺 シルクスクリーンを中心としたものつくり施設「HANDo KICHIJOJI」 シルクスクリーンに関する仕事をしていてよく言われるのが「シルクスクリーンって面白そうですよね!でも…」という、この『でも…』の部分。この後にくるのは大抵『でも、難しそう…』『でも、(道具が)高そう…』とほとんどの場合この2パターン。 そんなみなさんにおすすめしたいのがシルクスクリーン印刷の体験コース。何を隠そう、私たちHANDo吉祥寺は、時間制で印刷設備を使えるスペースの貸し出しや、全くの初めての方や、始めたばかりの初心者の方向けのワークショップや体験コースも行っている施設なのです。今日はそんな私たちHANDo吉祥寺について、詳しくお知らせしたいと思います。 また、東京・吉祥寺から遠いみなさん!HANDo吉祥寺ではオンラインによる遠隔サポートも実施中なので、「東京・吉祥寺は遠いよ!」というみなさんは、その部分だけでもお読みいただければと思います。 手ぶらでできるシルク印刷体験 シルクプリント体験コース シルクプリント体験コースでできること シルクプリント体験コースはいつできる? シルクプリント体験コースの持ち物 シルクプリント体験コースの料金と所要時間 シルクプリント体験コースの流れ 無料オンラインサポートについて 東京・吉祥寺から遠くの方でも安心!オンラインサポート。 無料オンラインサポートはいつできる? 無料オンラインサポートに必要なもの 無料オンラインサポートの料金と所要時間 無料オンラインサポートの流れ様々な創作活動で作業場・ワークスペースとして使えるスペースシルクプリント以外にもこんな教室あります東京でシルクプリント体験ができるHANDo吉祥寺の利用時間&料金のまとめ 手ぶらでできるシルク印刷体験 シルクプリント体験コース シルクスクリーン(Tシャツくん) シルクスクリーン(Tシャツくん)製版とプリントが体験できるコース。ワイド、ミドル、スモールサイズいずれかのスクリーンが1枚付属します。デザインを紙に手描きしても(お子さんが描いた絵なども)OK、イラストレーターやフォトショップで作成したデータをUSBなどでお持ち込みいただいてもOK。Tシャツくんを使って製版し、完成した版を使ってプリントします。Tシャツくんを使ってみたい、紙に手描きしたデザインを使いたい!という方におすすめ。 シルクプリント体験コースでできること シルクスクリーンインク 製版からプリントまで、ぜーんぶできます!HANDo一番の売りは「インクが約30色使い放題!」ということ。作業場によっては1色ずつインクを買わなければならなかったり…というところも多いはず。1つ買っても使い切れない、色々な色を試してみたい、マーブルやグラデーションにも挑戦してみたい!という方へ。HANDoなら全色どんなふうに使っていただいても構いません。インクを混ぜてオリジナル色も作ってみてくださいね♪(金銀インクの使用やマーブル、グラデーションなどは別途料金を頂戴しております。) また、必要なツール(スキージやフレーム、印刷台やパネル、その他消耗品などなど…)も全てご自由にお使いいただくことができます。業務用の自動ヒートプレス機も自由にお使いいただけますので、販売用のものなどにもパパっと簡単10秒でアイロンをかけて定着させることができますよ◎ シルクプリント体験コースはいつできる? 工房オープン日 : 平日(オープン日はHPにてご確認ください。)オープン時間 : 10時~13時/13時~16時(2023年9月より9時半~12時半/14時~17時に変更となります。)基本的には事前予約制となっておりますので、こちらからご予約の上ご来館をお願いいたします。 オープン日少ないよ~!見学くらいさせてよ~!という方へ!オープン日自体は少ないのですが平日であればスタッフはおりますのでいつでも見学OK!10時~17時くらいの間なら予約不要でふらりと見学に来ていただけますよ♪ シルクプリント体験コースの持ち物 シルクスクリーンの原稿/Tシャツ/サコッシュ お持ちいただくのは2点だけ! ①プリントしたいデザイン②プリントしたい素材 ①は黒1色でお作りください。手描きなら油性のマジックペンで描いた紙を、illustratorやPhotoshopならK100%にしてUSBなどをご持参の上ご来館をお願いいたします。(デザイン作成のポイントはこちらを参考にしてみてね!) ②は基本的にお持ち込みいただくことを推奨していますが、Tシャツやトートバッグ、サコッシュ、エプロンなど数種類ではありますが素材もご用意しています。持ってきた分じゃ足りなかった!いい感じにできたからサコッシュにもプリントしたい!などの場合はその場でご購入いただくことも可能です♪ シルクプリント体験コースの料金と所要時間 料金は、施設利用料とお試しになりたいメニューをお選びいただき、そのメニュー料金をプラスしたものとなります。先ほどお伝えした、インク30色使い放題!や、業務用ヒートプレス機の使用、フレームやスキージなど必要なツールの使用は施設利用料1,100円に含まれています!※現金のお支払いは不可。クレジットカードや各種電子決済のみとなりますのでご利用可能なお支払方法はこちらをご確認ください。(料金表は2023年8月現在のものとなります。) HANDo KICHIJOJI メニューと料金体系(2023年8月現在) メニューは複数個利用することができますよ~。 例)①と②両方やりたい!という場合施設利用料1,100円+①1,100円+②1,100円=3,300円 また、使用したスクリーンは持ち帰ることができるので、次回ご来館の際にお持ちいただければそれを使ってプリントすることもできます◎ ※料金は変更しています。 詳しくは<こちら>でご確認ください。 シルクプリント体験コースの流れ ①お申込みHANDo吉祥寺の公式WEBサイトからご予約ください。お申込みURL⇒https://www.hando-horizon.com/manabiba/yoyaku/ ②ご予約の確認自動返信でご予約完了メールをお送りしています。お日にちとお時間をご確認ください。 ③受付HANDo吉祥寺1階の受付にお越しください。 ④メニューを選ぶお持ち込みのデザインを元にメニューを選びます。スタッフと相談しましょう♪ ⑤製版お持ち込みのデザインで版を作ります。 ⑥印刷印刷したいものにすきなだけ印刷します。 ⑦乾燥ドライヤーやアイロン、ヒートプレス機で乾かします。 ⑧片付け使ったツールをお掃除&お片付け。 ⑨お会計最後にお会計をして体験終了! 無料オンラインサポートについて 東京・吉祥寺から遠くの方でも安心!オンラインサポート HANDo KICHIJOJI 工房の様子 HANDo吉祥寺はオンラインでのサポートも行っています!「Tシャツくんを買う前に実際の作業流れを見てみたい」「Tシャツくん持っているけど製版に失敗してしまった」「Tシャツくんでこんなことをしてみたいけどできる?」などなど、使い方やお困りごとがあればぜひ一度ご相談ください!オンラインでのサポートでは基本的に「Tシャツくん」を使ったシルクスクリーン印刷について、実際に実演しながらお話させていただきます♪ 無料オンラインサポートはいつできる? 実施日 : 平日実施時間 : 10時~17時の間でご相談事前予約制となっておりますのでこちらからご予約ください!ご予約後、お困りごとのヒアリングやご要望をお伺いさせていただきますので必ずご連絡先をご入力いただきますようお願いいたします。 無料オンラインサポートに必要なもの Tシャツくんを買う前に実際に作業の流れを見てみたい!という方は、特に何もご用意いただかなくて大丈夫!「こんなデザインはできる?」「こんな素材にプリントできる?」などご質問がありましたらぜひお手元にご用意ください♪Tシャツくんで困った、失敗してしまう…などのお困りごとがある方は、失敗してしまった原稿やスクリーンなどをお手元にご用意の上ご参加くださいね。 無料オンラインサポートの料金と所要時間 オンラインサポートは基本的に無料で行っています!(初回のみ)Tシャツくんのご購入前、失敗してしまう原因を知りたい、なんてときにぜひご活用ください。 サポートの時間は約1時間。一通り製版からプリントまで実演し、その後具体的なご説明やお困りごとの原因についてお話させていただくような流れとなっています♪ 無料オンラインサポートの流れ ①お申込みHANDo吉祥寺の公式WEBサイトからご予約ください。お申込みURL⇒https://www.hando-horizon.com/support/ ②ご予約の確認自動返信でご予約完了メールをお送りしています。お日にちとお時間をご確認ください。 ③内容のご確認メールもしくはお電話にてヒアリング。具体的なご希望やお困りごとについてお聞かせください。 ④URLのご送付オンラインミーティング用のURLをお送りいたします。 ⑤当日ご予約のお時間にURLへアクセスをお願いいたします。オンラインサポートスタート! 様々な創作活動で作業場・ワークスペースとして使えるスペース ご自宅で創作活動をしていると「もっと広い場所がほしい」と思うこと、よくありますよね?HANDo吉祥寺はシルクスクリーンプリントに限らず、作業場所のレンタルも可能です。文化祭や体育祭でのクラスTシャツ作りや、サークルトレーナー作りなど、お友達とわいわい楽しくシルクスクリーンプリントもできちゃいますし、過去にはイラストレーターさんが主催する似顔絵会や作業会、館内を使ったポップアップショップなどが行われました♪ 利用料金や、実際どんな場所が使えるの?などなど詳細はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 シルクプリント以外にもこんな教室あります HANDo2階のワークショップスペース定期利用などもOK!現在下記の教室、ブランド様が利用してくださっています。 ・アトリエニーニョ(https://www.instagram.com/atelier_nino)子どもと大人のアトリエ。カリキュラムのない造形教室。作るものを”自分で考える”ところから始める子どもクラスと、制作に興味のある・もっと突き詰めたい大人クラスのふたつに分かれています。対象年齢は4歳から。どちらも月謝制のクラスとなっています。 ・親子いけばな&キッズいけばな(https://yuka-seki.com/)いけばな草月流師範の関夕霞(Yuka Seki)さんが講師を務めるいけばな教室。母の日のお花をいける、ガラス花器にいける、など季節に沿ったテーマで月に1回開催。親子いけばなは年少さんから参加OK。ワンレッスン制なので好きな時に参加できます。 ご質問等は各教室、ブランド様へ直接お問い合わせください。 東京でシルクスクリーン体験ができるHANDo吉祥寺の利用時間&料金のまとめ 手ぶらでシルクスクリーンプリントの体験ができるHANDo吉祥寺。一度遊びに来たらあなたもハマること間違いなし。工房オープン日 : 平日(オープン日はHPにてご確認ください。)オープン時間 : 10時~13時/13時~16時(2023年9月より9時半~12時半/14時~17時に変更となります。) 施設利用料1,100円+各メニュー料金(1,100円~) ※料金は変更しています。 詳しくは<こちら>でご確認ください。 ※現金のお支払いは不可。クレジットカードや各種電子決済のみとなりますのでご利用可能なお支払方法はこちらをご確認ください。ご予約はHANDo予約からどうぞ! 駐車場はある?施設で購入できるものは何があるの?など、詳細をまとめたよくあるご質問もあわせてご確認くださいね!みなさまのご来館をHANDo吉祥寺でお待ちしております!
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