Tシャツくんインクについて
T-SHIRT-KUN SILK SCREEN INK
1988年発売、2022年リニューアル。
みなさまに長く愛されてきたTシャツくんインクは、国内自社工場で生産されています。
自社生産だからこその、蓄積されたノウハウが詰め込まれたインクです。
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Point 01
安心のノンホルマリン
ホルムアルデヒドが入っていないため、ベビー服やペット服にも安心安全にお使いいただけます。
※油性インク80ccは繊維用ではないため検証対象外。
※ナイロンインクは使用時に強い臭いがあるためご注意ください。 -
Point 02
目づまりしにくい
2022年に新発売された「プレーン」「ソフト」は目づまりがしにくく初心者の方でも安心して作業ができます。
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Point 03
用途に合わせ9種類32色
水性インク7種類、油性インク2種類。最大32色。素材や用途に合わせてお選びください。
おすすめインクTOP3
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目づまりしにくさNo.1。
印刷面がさらっとしていて、素材の質感を損なわないので手ぬぐいやベビー服におすすめ。クリアインクを混ぜると水彩絵の具のような透明感も出せます。 -
目づまりしにくく印刷面がべたつきにくい。
はじめての方でも余裕をもって作業ができます。便利なチューブタイプと、エコな詰め替えパウチもあります。 -
黒や赤などの濃色素材にも発色しやすい。
他社製の水性インクでは色が沈んでしまうことも多いけれど、リッチは得意。
目づまりはしやすいので要注意。
特殊なインク
ものつくりLABO
LABOTシャツくんインクを使った実験や、シルクスクリーンのコツなどをご紹介しています。
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【初心者向け】シルクスクリーン印刷に必要な道具と手順を徹底解説
「自分だけのオリジナルTシャツを作りたい!」そう思っても、シルクスクリーン印刷は「難しそう」「道具を揃えるのが大変そう」と感じていませんか?ご安心ください。現代では、特別な知識や高価な設備がなくても、誰でも簡単に本格的なシルクスクリーン印刷を始めることができます!この記事では、シルクスクリーン印刷の基本原理から、必要な道具、手順を徹底解説。手軽に始めるための決定版である「Tシャツくん」や、初期費用を抑えられるサブスク・レンタルサービスについてもご紹介します。この記事を読んで今日からTシャツ作りに挑戦してみよう! シルクスクリーン印刷の基本とその魅力 シルクスクリーン印刷は、版画の一種である孔版(こうはん)印刷に分類されます。 シルクスクリーンの原理 枠に張られた目の細かいメッシュ状のスクリーン(紗)にインクが通り抜ける部分(孔)と、通り抜けない部分を分けることでデザインを印刷する仕組みです。 版(デザイン)の作成デザインは真っ黒で作成するのがポイントです。線幅1mm未満の線は失敗しやすいので、最初は線幅1mm以上のロゴなどシンプルなデザインがおすすめ。 インクをのせる版の上にのせるインクは後で戻せるので多めにのせるのがポイント。生地の種類や色によってインクを選びましょう。 印刷「スキージ」と呼ばれる道具を使って、インクを版の上から一気に滑らせることで、インクが孔を通って生地に落ち、プリントができます。 他の印刷方法にはないシルクスクリーンの魅力 耐久性が高い最後にしっかりとアイロンをかけることで定着が強くなり、洗濯を繰り返しても色落ちしにくい耐久性があります。 汎用性の高さTシャツはもちろん、トートバッグ、スウェット、木材、紙など、様々な素材に印刷可能です。 コスト効率初めて版を作るときは費用がかかりますが、一度版を作ってしまえば、同じデザインであれば何枚刷ってもインク代と材料費しかかからないため、多量の制作に向いています。 【一覧表】必要な道具 シルクスクリーン印刷を始めるために最低限必要な道具を「製版用」「印刷用」「その他」に分けるとこんな感じです。初めて聞く言葉でよく分からない、個別で揃えるのは大変そう…という方は、製版、印刷道具一式がセットになったTシャツくんがおすすめ。 ひとことメモ:感光乳剤を自分で塗る本格的な製版には「暗室」が必要ですが、「Tシャツくん」があれば、暗室は不要。カーテンを閉め直射日光を防ぎ、蛍光灯の真下などを避ければ部屋の電気は消さなくても製版できます! 【決定版】シルクスクリーン印刷の全手順 基本的なシルクスクリーン印刷の手順を5つのステップに分けて解説します。 Step 1 デザインの作成と原稿準備 1. デザイン作成デザインは黒1色で作るのが基本です。印刷したい部分を黒く塗りつぶします。線幅は1mm以上の太めがおすすめです。 2. 原稿出力作成したデザインを、OHPフィルム(Tシャツくんの場合は専用原稿用紙)に印刷します。 Step 2 製版(版を作る) この工程がシルクスクリーンの肝!まず最初の重要なポイントです。 1. 感光乳剤の塗布 ※スクリーン枠に張られたメッシュ全体に、感光乳剤(紫外線に当たると硬化する液体)を均一に塗布し、完全に乾燥させます。 ★Tシャツくんの場合感光乳剤って何?という方も多いはず。ご安心ください。Tシャツくんスクリーンには感光乳剤がすでに塗られているため、感光乳剤を塗布する工程は不要です! 2. 露光(感光)乳剤を塗ったスクリーンに、原稿(OHPフィルム/Tシャツくん専用原稿用紙)を貼り付けます。貼り付けにはスプレーのりを使いましょう。 この状態で露光機(Tシャツくん本体)に入れます。光が当たった部分は乳剤が硬化し、光が遮られたデザイン部分は硬化しません。 3. 水洗い露光後、スクリーンを水で洗い流します。光が当たらなかったデザイン部分の乳剤が溶け落ち、インクが通る「孔(あな)」が開きます。Tシャツくんの場合は、専用のハケを水で濡らし擦ることでこの工程が完了します。 4. 乾燥スクリーンをドライヤーで完全に乾燥させます。これで版が完成です! Step 3 印刷の準備 1. プリントする素材の準備中敷き(専用のパネルや厚紙など)にスプレーのりを吹き付け、Tシャツやトートバッグなど素材の中に入れます。しっかりと生地を密着させ、ズレないように固定しましょう。裏面へのインク漏れも防ぎます。 2. 刷る場所を決める素材の上に版を置き、プリントしたい場所を決めます。 Step 4: 印刷(刷る) 1. インクを乗せるデザインの上部に多めにインクを乗せます。 2. スキージで印刷スキージを約60度の角度で持ち、均等に力をかけながら上から下へ動かします。途中で止めずにスムーズに動かすのがコツです。力が弱いとインクが落ち切らなかったり、目詰まりの原因になるので強めに刷ってOK。 3. 確認ズレないようにゆっくり版を持ち上げます。 Step 5: 乾燥・定着 1. 熱処理をするインクを完全に乾燥させた後(自然乾燥もしくはドライヤー)、必ずアイロンやヒートプレス機で熱を加えます(インクの種類により温度・時間が異なります)。この熱処理によってインクが繊維にしっかりと定着し、洗濯しても色落ちしないTシャツが完成します! 初心者こそキットやレンタルサービスがおすすめ 「道具や手順が多いな…」と感じた方にこそ、Tシャツくんのように一式セットになったキットをおすすめします。シルクスクリーンに必要な道具と工程を大幅に簡略化してくれる、初心者にとって最強のツールです! Tシャツくんを使うメリット 暗室不要で失敗なし最も難しいとされる製版工程が簡単に行えます。複雑な光量や時間の設定に悩む必要がありません。 道具が一式揃う必要なフレームやインクなどが全てセットになっているため、すぐに印刷を始められます。 コンパクトな設計特にTシャツくんミドルは軽量&持ち手付きなので、使わないときは収納しやすく、自宅のテーブルなど省スペースで作業ができます。 まずはお試し!Tシャツくんサブスク・レンタルサービスのススメ 「Tシャツくん」の便利さはわかったけれど、本体を購入するのはまだ迷う...という方には、Tシャツくんのサブスク・レンタルサービスがおすすめ! 低リスク本体価格を支払うことなく、必要な期間だけ機材を借りることができます。まずは数か月だけ試してみたいという方にもおすすめです。 イベントに最適文化祭や学園祭、短期のサークル活動など、短期間でTシャツを制作したい場合にも、必要な時だけ借りてコストを抑えられます。 借り続けると自分のものになる12か月間(360日間)借りると所有権はお客様に。Tシャツくんは自分のものになります! まずは低予算・低リスクで挑戦し、シルクスクリーンの楽しさに触れてみてください。 まとめと次のステップ シルクスクリーン印刷は、一度仕組みと道具を理解すれば、誰でもプロ並みの本格的なTシャツを作ることができます。この記事で学んだこと シルクスクリーンは「孔版印刷」の原理で耐久性が良い 製版(版作り)が仕上がりを左右する重要な工程 道具は全てセットになっているTシャツくんが便利 オリジナルTシャツ作りに挑戦しよう! 「すぐにでも始めたいけど、道具を揃えるのはまだ不安…」 そうお考えであれば、まずは低予算・低リスクで始められる、Tシャツくんのサブスク・レンタルサービスをチェックしてみましょう! ⬇️ Tシャツくんのサブスク・レンタルサービスの詳細はこちらhttps://www.hando-horizon.com/next/tshirtkun-rental/ ⬇️ Tシャツくん本体のラインナップとインクの種類はこちらhttps://www.webshop.hando-horizon.com/Tshirt-kun.php
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シルクスクリーンワークショップのやり方 ー 人手・必要なもの・費用まで詳しく解説!
シルクスクリーンでワークショップをやってみたいけど、人手はどれくらい?必要なものは?どのくらいお金がかかる?そもそもどうやってやるの・・・?といった疑問にお答えします! シルクスクリーンとは? シルクスクリーンとは版画の一種(孔版印刷)で、メッシュ状のスクリーン版に孔をあけ、 その孔にインクを通すことで印刷をする手法です。 とてもアナログな手法ですが、子どもも大人も自分の手を動かして自分でプリントをする という体験はシンプルながら非日常的で特別なもので、印刷という枠を超えてワークショ ップにももってこいのコンテンツです。 HANDoでは気軽にシルクスクリーンプリントをお楽しみいただけるよう、 デザインデータを送るだけで、製版済みの(すぐ刷れる)スクリーン版をお届けする 「シルクスクリーン製版サービス ロゴスル」を行っております。 シルクスクリーンの製版を外注すると高額になるケースもありますが、 HANDoの製版サービスは、独自の何度も張り直しできるワンタッチフレームを使用しているため、 初期投資もランニングコストも安く抑えて、シルクスクリーンプリントをお楽しみいただけます。 必要なもの&かかる費用 HANDoのシルクスクリーン製版サービスを利用した場合、 ワークショップで最低限必要なものは下記になります。 ①製版済みスクリーン版とフレームのセット ②シルクスクリーンスターターキット 1版 4,510 円 ~ (※ 製版サイズにより異なる) 1点 1,870 円 ~ 合計 6,380 円 ~ ※スターターキットの中にインク100gが1つ含まれます。(インク100gで20~30枚プリント可)※1版10枚程度の印刷を推奨。それ以上印刷する場合は10枚毎に1版ストックとして準備することがおすすめ ③ その他用意するもの・プリントするTシャツやトートバッグ・ウエス&水(版のお掃除用)・ドライヤー(自然乾燥でもOK)・スキージやヘラを置いておくもの(石鹸置きや鉛筆立てなどが便利)・新聞(机を汚さないために敷く)・ゴミ袋(汚れたウエス等を捨てる) 実際の購入例) 運営スタッフ : 3名開催時間 : 11:00-16:00 (5時間)想定参加人数(対応可能人数) : 60~80人デザインは花と鳥の2種類、それぞれあか・みどり2色ずつ用意。お客さんが好きな組み合わせを選んでプリントをするようなワークショップを開催したい! 合計 40,920 円 アイテム数量単価価格備考フレーム+版ミドルサイズ210×210mm46,380円25,520円(花あか/花みどり/鳥あか/鳥みどり)各1セットずつ版のみ(ストック用)ミドルサイズ210×210mm41,870円7,480円同上スターターキット(スキージ23cm)41,980円7,920円プリントに必要なツールがそろったセット(スキージ,インク,パネル,スプレーのり,ヘラ)各1個ずつ ※インクの色は選べます <ランニングコスト>Tシャツくんフレームは、スクリーンを何度も張り直しできる、再利用可能なフレームです。リピート注文する場合はスクリーン版のみを購入し、張替えて使用することができるので、かかる主なランニングコストは下記のみで経済的。インクは100gで20~30枚プリントできます。 ・スクリーン版のみ 1,760 円 ~・インク100g 748 円 ~ <プリントする素材の選び方>当社のスターターキットに入っているインクは、初心者の方にも使いやすい水性インクとなっています。水性インクは、油性インクに比べて溶剤などを必要とせず、水洗いで簡単にお掃除できるためです。 水性インクの適応素材は、綿100%もしくは綿50%以上の綿ポリ混紡素材、紙、木材となります。まず選ぶなら、トートバッグや靴下、Tシャツなどがおすすめ!段差があると失敗しやすいシルクスクリーン。まずはマチが少なく、薄手の生地がおすすめ。また、黒や赤などの濃色生地にはインクが発色しづらいため、白や生成りなどの淡色素材を選びましょう。 薄手でマチのないトートバッグ 靴下 Tシャツ シルクスクリーンワークショップの流れ&人手 人手もどれくらい必要なのか気になるところ。 <配置イメージ> まずは、物の配置イメージについて。W150×D90くらいのテーブルを2台横に並べ、スタッフとお客さんでテーブルを挟んで向かい合うように立つとスムーズです。 <実際の開催イメージ(屋内編)> プリント見本や色見本があるとお客さんも選びやすい。 <実際の開催イメージ(屋外編)> 屋外の場合は電源の確保が困難な場合も多いので、プリントした物を自然乾燥させておくために、ハンガーやラックなどがあると便利。版やスキージのお掃除用の水はボトルやスプレーに入れて用意しましょう。 <ワークショップの流れ>次にワークショップでお客様に体験いただく際の流れや必要な人手を簡単に説明します。 時間 : 1人10分程度スタッフ : 2名 ① デザインやプリントするもの、インクの色を選ぶ(約2分) ② プリント位置を決め、インクをのせて刷る(約2分) ③ プリントした作品を乾かす(約2分) 指にインクがつかなくなるまで乾かす。ドライヤーの場合は2~3分、自然乾燥の場合は10~20分程。※Tシャツなど洗濯する物は、さらにあて布をして中温のアイロンを2~3分あてる。 ④ 版のお掃除(約3分) インクが乾かないうちに、版の裏面を濡らしたウエスでふきとり、最後に乾いたウエスで乾拭きする ざっくりいうと、上記のような流れになります。スムーズにいけば一人あたり大体10分ほど。各工程でお客様1人につき2人スタッフが必要となります。もし、同時に何人かお客様に体験していただく場合は、その分スタッフの人数も必要となります。 当日対応できるスタッフの人数が少ない場合、混み合ってきたら整理券を配布するなど、一度に体験いただける人数を制限することも考えましょう。焦るとお客様の作品を汚してしまったり、トラブルのもとに…。最初は余裕をもって! まずはご相談ください! 今回はシルクスクリーンワークショップのやり方をざっくりと紹介させていただきました。まったくシルクスクリーンをやったことがないという方も、まずは一度ご相談ください! ワークショップ用に当社の製品をご注文&ご検討いただいているお客様には、シルクスクリーンのやり方をレクチャーしております!(オンラインまたは対面が選べます) シルクスクリーン製版サービスのご注文はこちらから!
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Tシャツくん シルクスクリーンインク全種ご紹介!水性・油性の違いも。
シルクスクリーンインクは大きく分けて水性インクと油性インクの2タイプがあります。 さらに水性インクは7種類、油性インクは3種類。実はTシャツくんインクはたくさんの種類があるのです! Tシャツくんのインクと素材の対応表 そこで今回はTシャツくんインクを全種類、特長と合わせてご紹介していきます! ◎目次① 水性インクと油性インクの違い② Tシャツくん水性インク(全7種類) 【3種の基本インク】 ・基本のインク「プレーン」「リッチ」「ソフト」 ・ソフトインクのオプション「クリアインク」 ・植物由来のインクが新登場!「バイオマスインク」【4種の特殊インク】 ・「ウレタン」インク ・「撥水」インク ・「発泡」インク ・「蓄光」インク③ Tシャツくん油性インク(全3種類) ・油性インク ・マルチインク ・ナイロンインク④ まとめ ① 水性インクと油性インクの違い 水性インク: 誰でも扱いやすくお掃除も楽チンなので一般的に多く使われています。印刷面もやわらかめで、自然乾燥だけで洗濯OKなインクも! デメリットは「乾きやすい」こと。手早く作業をしないと版が目詰まりしてしまう可能性があります。(が、2022年9月にリニューアルしたTシャツくんインクは水性でも目詰まりしにくくなりました!後ほど詳しくご紹介します♪)また、Tシャツくんの水性インクは〈ノンホルマリン〉という点も魅力のひとつ。ホルムアルデヒドが入っていないためベビー用品やペット用品にも安心です。 油性インク: 布はもちろん、プラスチックや金属にプリントできるインクもあり、業務用としても使われています。綺麗に発色させるのが難しい黒いTシャツへのプリントも、パキっと色が乗ります◎デメリットは、「扱いが難しい」「熱処理が必須な場合が多い」「掃除が面倒」ということ。専用溶剤でのお掃除が必要になるので、キツイ臭いが気になることも…。 それぞれどのような種類があるのか、ここからはTシャツくんシリーズを一挙ご紹介! ② Tシャツくんの水性インク(全7種類) 【3種の基本インク】 ・基本のインク「プレーン」「リッチ」「ソフト」 スタンダードなインク3種。 はじめてシルクスクリーンをする方、Tシャツ、布など基本的な素材に刷ってみたい! という方はまずはこの中から選んでみてくださいね。 この3つは、発色や目詰まり進行速度に違いがあります。それぞれの特長を比較してみてみましょう! 基本インク3種の発色の違い プレーン(全24色) リッチとソフトのいいとこ取り!まずはコレ!乾燥速度を遅らせているので、目詰まりしにくく扱いやすいインクです。濃い色の素材よりは淡い色の素材におすすめ。 (ひとことメモ)実は以前のTシャツくんインクはかなりこってり仕様で「目詰まりして使いにくい…」と言われたことも。 Tシャツくんインク使うのやめちゃった!という人にこそ使っていただきたいインクです! >商品ページはこちら リッチ(全32色) 濃色生地へのプリントが得意◎一般的に水性インクは、黒や赤などの濃色生地へのプリントは色が沈みやすいのですが、「リッチ」は比較的色が乗りやすく好発色。(色により差はあります) 特に「しろ」や「きん」「ぎん」などのラメ入り、「みんと」「らべんだー」「さくら」「そーだ」「れもん」などのパステルカラーはよく発色します◎ ただし、インクがこってり仕様で乾燥しやすいので、目詰まりには注意が必要です。 >商品ページはこちら ソフト(全5色) 「ソフト」はいわゆる「染み込み系」と呼ばれるインク。生地の質感を損なわずやわらかな仕上がりで、手ぬぐいやタオルなど肌に触れるもの、ベビー服などにオススメです。良い意味でシルクっぽくないような、布の色が染まったような仕上がりになります。紙にプリントすると印刷面がサラサラなので本の中身にも使えます。またプレーンよりさらに目詰まりしにくいので、時間をかけて作業しても大丈夫◎ただし、布によく染み込むので濃色生地にはほとんど発色しません。 >商品ページはこちら ● プレーン・リッチ・ソフト共通適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)、紙、白木等水でのお手入れ、お掃除:OK 印刷したい素材によって、使いやすそうなインクを選んでくださいね! 〈 基本インク3種の関連記事 〉 徹底比較!プレーン・ソフト・リッチ…どれがおすすめ?インクの選び方。 リッチ・プレーン・ソフトを黒い生地に刷ってみる ラメインクのインパクトを楽しもう!- 金・銀・カラー ・ソフトインクのオプション「クリアインク」 「ソフト」に混ぜて使うことでより透明感を出すことができるインク。ソフトはそのまま使っても色の重なりが表現できますが、クリアインクを混ぜることによって水彩絵の具のような表現ができます◎表現のバリエーションが広がりますよ! >商品ページはこちら 〈 クリアインク関連記事 〉「シルクスクリーン「ソフト×クリア」であそぶ!写真の網点加工製版も」 ・植物由来のインクが新登場!「バイオマスインク」(全6色) 植物由来50%のベース原料を使用することで、石油由来原料の使用量を削減し、大気中の二酸化炭素を新たに増やさないインクです。 淡色生地専用ではありませんが、濃色生地にはあまり濃く発色しないため、白や生成りなどの淡色生地へのご使用がおすすめです! >商品ページはこちら 適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)、紙、白木等水でのお手入れ、お掃除:OK 【4種の特殊インク】 ・「ウレタン」インク(全8色) 吸水・速乾性の高いドライTシャツなどポリエステル100%素材にも使えるインク。インク自体に伸縮性があり、素材と一緒に伸びてくれます。部活やジムなど運動する時に着るポリエステルのTシャツなどに特におすすめ。 >商品ページはこちら ※ナイロン素材の場合は撥水加工の有無によって定着しない場合もあります。 間違いなく定着させたい!完全にこれは撥水加工がされている!という場合には、 次に紹介する「撥水インク」もおすすめです。 適応素材:綿、ポリエステル、綿混紡、ナイロン、皮革、一部の撥水生地水でのお手入れ、お掃除:OK ・「撥水」インク(全6色) その名の通り撥水加工がされた素材にも使えるインク。扱いやすい水性インクでありながら、撥水加工生地にプリントできる!というのが最大の魅力です。今はまだ「くろ」「しろ」の2色展開ですが、今後色数増やしていくかもしれません! ⇒ 2025年10月より全6色展開になりました! >商品ページはこちら 〈 撥水インク関連記事 〉「撥水」インクでアウトドア用のテントに刷ってみた! 適応素材:ポリエステル、ナイロン水でのお手入れ、お掃除:OK※専用の「硬化剤」が必ず必要になるのでお忘れなく! ・「発泡」インク(全8色) 「発泡」インクは、もこもこと膨らむインク! 通常通り印刷したあと、裏面からスチームアイロンをあてるだけ。ぷっくりと仕上がる印刷面は靴下のワンポイントなどにもオススメです◎ 普通のシルクスクリーンじゃ物足りない、ちょっと変わった印刷を試してみたい、という方はぜひ挑戦してみてくださいね! >商品ページはこちら 〈 発泡インク関連記事 〉発泡インクを使ってハロウィンのグッズ作りに挑戦! 適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)水でのお手入れ、お掃除:OK ・「蓄光」インク(全5色) 「蓄光インク」は暗闇で緑色に光るインク。子供のころに見た、暗闇で緑色に光るキーホルダーなど…覚えていませんか?手の中に閉じ込めると光ったアレです!プリント後、太陽や蛍光灯の下に置き、暗いところへ移動させると緑色に光ります。ちょっとひと手間加えたいときや、ライブTシャツ・衣装などにもよさそう◎ >商品ページはこちら 適応素材:綿、綿混紡(綿割合50%以上)水でのお手入れ、お掃除:OK ③ Tシャツくんの油性インク(全3種類) ・油性インク(全6色) スタンダードな油性インク。 金属やガラス、プラスチックなど、表面が固くインクが沁み込まないものにプリントすることができます。かなりサラサラとしているインク、かつ、かたいものへのプリントが多いので、スクリーンは目の細かい120~230メッシュをおすすめします。使用後の掃除は、ふきとり&うすめ液でのふき取りが必須です。 >商品ページはこちら 適応素材:紙、木、金属塗装品、プラスチック、ガラス、アクリル、塩ビなど水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ふきとり&うすめ液での拭き取り要) ・マルチインク(全12色)※在庫限り終了 マルチインクは、常温では乾かないためスクリーンが目詰まりしないのが最大の特長!目詰まりを気にせずに連続して刷れるので、Tシャツ屋さんなどプロの方も愛用しているインクです。熱を加えないと定着しないのでアイロンやヒートプレス機で必ず熱処理をしましょう。 使用後の掃除は、ふきとり&うすめ液でのふき取りが必須です。 >商品ページはこちら 適応素材:綿、ポリエステル、綿ポリ混紡水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ふきとり&うすめ液での拭き取り要) ・ナイロンインク(全6色) ナイロンサテン、ナイロンタフタ、ポリエステル、合皮や撥水加工のされている生地などに適したインク。(一部の合皮には定着しないので必ず事前テストをしてください)溶剤の臭いが強いため必ず換気をして、短時間の使用で休憩を挟むことをオススメします。 取り扱いが難しいので、撥水生地にプリントしたい方はまず水性の「撥水インク」をお試しくださいね! >商品ページはこちら 適応素材:ナイロンサテン、ナイロンタフタ、ポリエステル、合皮 水でのお手入れ、お掃除:NG!!(ナイロン専用溶液での拭き取り要)※専用の「硬化剤」が必要なインクです! ④ まとめ 今回は張り切ってTシャツくんインクを全種類紹介してみました。 こんなにたくさんの種類があること、ご存じでしたか? 目詰まりしにくく作業効率UPのためにデビューしたプレーンやソフトもぜひぜひお試しくださいね! HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
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Tシャツくんフレームの使い方を初心者向けに解説!空気の通り道がポイント
シルクスクリーン印刷の強い味方、「Tシャツくん」。そのTシャツくんを使う上で、意外とつまずきやすいのがフレームの扱い方です。今回はTシャツくんフレームの正しい使い方を解説していきます。 Tシャツくんフレームをセットする前の準備 まずは、作業環境を整えましょう。 カーテンを閉め、窓の近くを避ける Tシャツくんのスクリーンは、紫外線が大敵です。作業部屋のカーテンを閉め、太陽光が入らないようにしましょう。(部屋の電気はつけたままでOK。部屋を真っ暗にする必要はありません。) また、太陽光からの紫外線を避けるため、できれば窓の近くではない場所で作業しましょう。 Tシャツくんフレームの使い方 作業環境の準備ができたら、いよいよフレームをセットしていきます。 Tシャツくんフレームの構成 内枠(凹がたくさんある) ②外枠 ③ネジ の3つで構成されています。 内枠と外枠の間にスクリーンを挟み、ネジをしめていくことでピンと張っていく仕組みです。 1.空気の通り道をつくる クオリティの高いプリントのためには、スクリーンの張りの強さが重要です。フレームにスクリーンを張る際、たるみがないようにピンと張るために、まず、フレームの内枠を机から少しはみ出して置き、空気の通り道を作ります。 2.スクリーンを挟む 内枠の上にスクリーンをかぶせます。その上に外枠をのせて、上から抑え、勢いよくシュッと挟みます。 3.マットをかぶせて遮光し、ネジをしめる 遮光のためマットをかぶせ、ネジをしめます。一度に締め切らず、全体を少しずつ均一にしめていくとシワがよりにくいです。 4.スクリーンの張りをチェック 全てのネジが閉まり切ったら、スクリーンの張りを確認します。指ではじいたとき、太鼓のような音がするくらい、スクリーンがピンと張れていればOKです。 番外編:スクリーンを張ったまま保管するときの注意点 印刷が終わって、スクリーンをフレームに張ったまま保管する際は、ネジを緩めてから保管してください。ネジをきつく締めたままにしていると、フレームに負荷がかかり、歪んでしまうことがあります。使わないときはネジを緩めておきましょう。 また、Tシャツくんのスクリーンはフレームから外してもまた張り直しできることが特長です。 フレームに張りなおす際は、マスキングテープでネジ穴をふさぎ、再度穴をあけなおして貼りなおすと張りを保ったまま張り直しできます。 以上、Tシャツくんフレームの使い方を解説しました。今回ご紹介したポイントをしっかり押さえて、Tシャツくんライフを楽しんでくださいね!
よくある質問
Q&A- インクの選び方は?
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素材や用途にあわせてお選びください。扱いやすく水でのお掃除ができる水性インクがおすすめです
<綿50%以上の素材>
・白など淡色素材 →プレーン、ソフト
・黒など濃色素材 →リッチ<ポリエステル素材>
ウレタン<撥水加工素材>
撥水詳しい適応素材は各商品ページで必ずご確認ください。
- インクが服についてしまったら?
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すぐにつまみ洗いをすれば落とすことができる場合がありますが、完全に落とすことは難しいです。汚れても良いエプロンなどをして作業をすることをおすすめいたします。
- 目づまりしてしまったら?
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部分的な目詰まりには「目づまり除去液」を使用してください。(プレーン・リッチ・ソフト・発泡インクのみに使用可能)
また、目詰まりしないために予防することも大切です。とくに次の3点に注意してください。
①冷房や暖房が直接当たらないようにする
②連続印刷の場合は予め印刷する分のTシャツにスプレーのりを吹きつけたパネルを入れておく
③こまめに版の裏面を掃除する(濡らしたティッシュで拭く→乾拭き) - インク100gで何枚プリントできる?
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150×150mmの四角いベタを印刷した場合、以下の通りです。
・プレーン →約30~40枚
・ソフト →約40~50枚
・リッチ →約20~25枚刷り方(スキージの角度や力の入れ方)によって変わりますのであくまで目安としてお考え下さい。
- インクは水で薄めても良い?
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使い切る量だけ別容器に移し混ぜるようにしてください。水で薄めたインクを長期間保管すると腐敗し、カビが発生する場合があります。また、水で薄めたインクは洗濯耐久性が低下する場合がありますのでご注意ください。