文化祭や体育祭のクラスTシャツ・ポロシャツをオリジナルデザインで手作りしよう!
文化祭、体育祭の準備は進んでいますか? 友だちといっぱい汗を流し、ときにはたくさん話し合い衝突することもあったり、学校の行事ってたのしい反面、大変なこともありますよね。ですが学生でないとできない貴重な経験がたくさんあります。ぜひ、たくさん悩んで楽しんで、忘れられない思い出をつくりましょう!
ところで、クラスTシャツはもう作りましたか? みんなでおそろいのTシャツを着ると、出し物のオリジナリティやクオリティも違って見えますし、なにより団結力も強まりますよね。ぜひ学生のみなさんに学校イベントを最高の思い出にしていただきたくて、クラスTシャツの作り方をご紹介していきます。
便利なのはやっぱりネット注文

「クラスTシャツ」や「オリジナルTシャツ」で検索すると、広告を含め、たくさんの業者がヒットします。オリジナルTシャツで検索すると法人向けのものがたくさんヒットするので、学生さんの場合はクラスTシャツで検索した方が希望にあった業者に出会えるかもしれません。低価格なものや、短納期のものまでたくさんあります。
デザインで魅せるならやっぱり白Tシャツがおすすめですし、パッと見てわかるオリジナリティを出したいならカラーの無地Tシャツや黒Tシャツ、中にはボーダーTシャツなどの柄物を扱っている業者もあるので、好みに合わせて検索してみてください。
せっかくなら、みんなで手作りしてみる?

ネットで注文もいいけれど、せっかくならTシャツをハンドメイドしてみてはいかかでしょう。難しそう? 大丈夫です! 文化祭や体育祭を手作りできるみなさんになら、クラスTシャツを作るくらい簡単です!
ここからは、ネット注文以外でクラスTシャツを作る方法を3つご紹介していきます。
オリジナルデザインのTシャツ、ポロシャツをお手軽に手作りする方法は大きく分けて2つ。HANDoの施設でプロに教わりながら作る方法と、学校などでみんなで試行錯誤する方法。今はYoutubeなどで刷り方の動画などもたくさんあるので、学校でみんなでワイワイ作るのも楽しそうですね!
学校で手作りTシャツ印刷 その①
インクを用意するだけ! シルクスクリーン製版サービス


シルクスクリーンが初めてでもかなり簡単にオリジナル印刷ができる方法として、シルクスクリーン製版サービスがあります。
印刷したいデザインを作って、入稿(デザインと一緒に申込み)します。あとは、プリントに必要なもの(主にインク)を準備するだけ。版はフレームに入った状態で届くので、版が届いたら、学校で友だちとTシャツプリント大会! これでTシャツと、思い出の完成です!
あまり派手に机や教室の壁や床を汚すと、後で先生に怒られますし、制服につくと大変なので、みんなジャージなどに着替えて印刷しましょう〜!
学校で手作りTシャツ印刷 その②
もっと手軽に! キット販売のロゴスル
シルクスクリーン製版サービスもよさそうだけれど、結局なにが必要なのかイマイチわからない、できればまとめて購入できた方がいいなーって方には、必要なものがキットで届くロゴスルがおすすめ。
印刷したいデザインを入稿、インクを1色選んで購入すると、印刷に必要なものがすべてキットになって届きます。文化祭や体育祭の準備って、ただでさえ考えることが多くて大変ですよね。思い出はたくさんつくりたいけれど頭がパンクしそうで……って方はぜひロゴスルを検討してみてください。
※ロゴスルは商品リニューアルのため、内容が変更になっています。
ただ、ロゴスルという名前の通り、ロゴをプリントしたい方向けのキットなので、少し小さめの版になってしまいます。おしゃれなワンポイントのTシャツや、控えめなロゴTシャツをイメージしてデザインしてください。
プロに教わりながら手作りに挑戦
HANDoの創作体験で、Tシャツにオリジナルプリントをしよう

東京都の吉祥寺駅徒歩3分に、HANDo(ハンドゥ)という創作体験ができる施設があります。ここではプロがつくり方を教えてくれるので事前知識はゼロでOK! プリントしたいデザインのイメージと、文化祭や体育祭への情熱があれば大丈夫です!
まずは、こちらのページから創作体験の予約をします。あとは、印刷したいもの(みなさんの場合はTシャツやポロシャツですね!)を用意するだけ。なんと、費用は施設利用料のみで、インクは使い放題!しかも、詳しいやり方をプロが教えてくれるんです!
当日は、印刷したいものと、プリントしたいデザインのイメージ、文化祭や体育祭への情熱をお持ちください!(ちょっとくどいですね……)
HANDoで体験できるTシャツ(ポロシャツ)プリントは以下の3種類。
シルクスクリーン印刷

シルクスクリーン印刷とは、孔版印刷の一種で、メッシュ(網の目)状のスクリーン(版)にインクを通過させる孔(あな)をあけて印刷する技法です。
HANDoでの創作体験では、プリントしたいデザインを黒1色で紙に手描きして(データの持ち込みもOKです!)、製版、Tシャツにプリントします。細かい工程は現場でスタッフがサポートしますので大丈夫です!事前にどうしても知りたいという方はこちらのサイトをご覧ください。
転写プリント

転写プリントとは、転写紙と呼ばれる専用のシートにデザインを印刷し、それを衣類に熱で圧着させるプリント方法です。手描きのイラスト以外に、写真などの画像や細かい柄などもフルカラーでプリントすることができます。(現在、施設で転写紙の販売はしておりません。お持ち込みをご希望の場合はご予約前にお問い合わせください。)
インクジェットプリント

布用インクジェットプリントとは、衣類に直接印刷するプリント方法です。専用のソフトウェアを使用してデザインを作成します。スマートフォンやUSBメモリのデータを取り込むこともできるので簡単にデザインを作成できます。
みんなで手作りすると思い出も増えるよね
文化祭や体育祭の準備って、猫の手も借りたい……身体がいくつあっても足りない……なんて大変なこともありますが、そこは若さでがんばって! 大人になってからでは得ることのできない青春が、学校にはたくさんあります。
「みんなでクラスTシャツを作った」コト自体が貴重な思い出になりますが、Tシャツなのでモノとしても思い出に残ります。文化祭や体育祭って、自分の記憶や写真には残るのですが、意外にモノって残らないんですよね。
いつか、クラスTシャツを見て青春を思い出したり、同窓会でTシャツ作りの思い出話に花を咲かせたり、そんなシーンがみなさんに訪れたらうれしいです。
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シルクスクリーンで夏休みの自由研究に挑戦!
毎年、子どもの夏休みがやってくる度に悩むことのひとつといえば、「自由研究」ではないでしょうか?そこで、夏休みの自由研究としておすすめしたいのが、子どもでも手軽に制作ができる“シルクスクリーン”です! そこで今回は、夏休みにおすすめのシルクスクリーンのやり方やアイデアをはじめ、自宅ででもシルクスクリーンが楽しめるキット「ロゴスル」を紹介いたします。ぜひ最後まで読んで、お子様と一緒にシルクスクリーン制作に挑戦してみてください! 目次■子どもにもできる?シルクスクリーンの制作方法■何を作るか決めよう!■シルクスクリーンを体験できるHANDo KICHIJOJIに行ってみよう■自宅に届くシルクスクリーンプリントキット「ロゴスル」とは? ・「ロゴスル」の注文からお届けまでの流れ■まとめ ■子どもにもできる?シルクスクリーンのやり方 シルクスクリーンで夏休みの自由研究 シルクスクリーンとは、孔版印刷の一種で、メッシュ(網の目)状のスクリーン(版)にインクを通過させる孔(あな)をあけて印刷する技法のことです。シルクやポリエステル製の網目状スクリーンにデザインを焼き付け、そのスクリーンにインクを均等に伸ばし、印刷したい素材にプリントしていきます。 自由研究で制作するなら、子どもがふだん持ち歩くバッグやハンカチなどに好きなデザインを印刷したり、真っ白いTシャツにお気に入りのデザインを印刷して、世界でひとつのオリジナルTシャツを制作するのもおすすめです! 東京・吉祥寺にある工房HANDo(ハンドゥ)では、スタッフが丁寧に制作方法を教えてくれるので、予備知識なしで制作することができますよ。お子様が制作する場合は、必ず保護者同伴で来ていただき、事前に予約をしてくださいね。 シルクスクリーンは、以下5つのステップで簡単に制作することができます。 デザインを作成し、スクリーン版を完成させる プリントしたい素材の上にスクリーン版を置く スクリーン版に乗せたインクをスキージ(インクを広げる道具)で均等に伸ばす スクリーンを持ち上げる インクが乾いたら完成! この夏、ぜひ親子で一緒に楽しい夏の思い出を作ってみませんか? >>HANDo KICHIJOJIのご予約はこちらから ■何を作るか決めよう! シルクスクリーンは布だけでなく紙にも印刷可能 好きなモノに好きなプリントができるシルクスクリーンですが、布はもちろん紙にも印刷することができます。例えば、上履き袋や体操着袋、お弁当袋、ランチョンマットなど、学校でふだん使うものに自分で考えたデザインをプリントすれば、友達に自慢したくなるような、お気に入りグッズになるかもしれません。また、お母さんやおばあちゃんに、オリジナルエプロンを制作してプレゼントするのもステキですね。 このほか、トートバッグやポーチ、エコバッグ、のれんなどにシルクスクリーンプリントをして、家族や友達へのプレゼントにしても喜ばれそうです! 紙で制作するなら、暑中見舞いのハガキや誕生日祝いカード、夏にちなんだポスターなどはどうでしょう?世界でひとつのオリジナル作品になりますよ。 まずは、お子様が何を作りたいか希望を聞きながら、一緒に何を制作するか考えてみましょう。 ■シルクスクリーンを体験できるHANDo KICHIJOJIに行ってみよう! 東京・吉祥寺のHANDo KICHIJOJIのご予約方法 夏休みの自由研究とお出かけも兼ねて、お子様と一緒にHANDo KICHIJOJIで、シルクスクリーン体験をしてみませんか?特別な持ち物は必要なく、手ぶらでOK!プリントしたい素材があれば、もちろん持ち込みもOKです。事前にお子様と何を制作するか決めておくと、スムーズに制作することができます。スタッフが製版から印刷、プリントのコツまで、丁寧にお伝えするのでご安心を。 予約や利用の流れ&料金については、こちらから確認できます。 ■自宅に届くシルクスクリーンプリントキット「ロゴスル」とは? ※「ロゴスル」「ペーパーロゴスル」はリニューアルに伴い販売終了となりました。 >>後継品はこちら 注文を受けてからロゴスル。無駄がないから、地球にもやさしい。新商品「ペーパーロゴスル」が仲間入り! シルクスクリーンプリントキット「ロゴスル」は、印刷に必要なスクリーンやインク・スキージ・フレームなどがセットになって自宅に届くサービスです。印刷するデザインは、データとして入稿するだけでOK!デザインが入ったスクリーンが届くので、好きな物に、簡単にプリントすることができます。 ロゴスルには、通常の「ロゴスル」のほか、印刷した際の質感や風合いが違うインクがセットになった「ペーパーロゴスル」もあります。「ロゴスル」は、凹凸感があるTHEシルクスクリーン!というできあがりになるのに対して、「ペーパーロゴスル」は、布にはやわらかく、紙にはサラサラした風合いになります。付属のクリアインクを混ぜれば水彩絵の具のような遊び方もできますよ。 どのようなできあがりにしたいのかイメージして、どちらを使うか考えてみてくださいね! ロゴスルとペーパーロゴスルのセット内容は以下の通りです。 ロゴスル(以下各1個ずつ)名称内容量・スモールフレーム(製版済みスクリーン付き)ー・スプレーのり80ml・スキージ(14cm)ー・ヘラ小ー・シルクスクリーンインク(全8色から1色)50g・プリント台紙ー ペーパーロゴスル(以下各1個ずつ)名称内容量・スモールフレーム(製版済みスクリーン付き)ー・スキージ(14cm)ー・ヘラ小ー・クリアインク50g・ソフトインク(全5色から1色)50g 「ロゴスル」の注文からお届けまでの流れは? ロゴスルは、注文からお届けまでも簡単です! 以下「ロゴスルの注文からお届けまでの流れ」をご紹介します。ぜひ一度、シルクスクリーンを楽しんでみてくださいね! 「ロゴスル」注文ページからインクの色・数量を選択 ショッピングカート画面で必要な情報を入れて注文 デザインのデータを入稿 HANDoにて製版・発送 まずは、「ロゴスル」の注文ページで、使用したいインクの色や数量を選びます。その後、ショッピングカート画面に移動しますので、必要な情報を記入して注文してください。 注文後、デザインのデータを入稿します。デザインの作成や入稿の方法は、以下の「入稿ガイド」で詳しく説明していますので、確認してくださいね。 >>入稿ガイドはこちら データの入稿ができたら、HANDoがデザインの製版を行い、「ロゴスル」や「ペーパーロゴスル」を発送します。キットは、デザインデータの入稿から、土・日・祝日を除く一週間程度で届きます。 届いたキットで、すぐにシルクスクリーン製版を始めましょう! >>「ロゴスル」はこちら >>「ペーパーロゴスル」はこちら ※「ロゴスル」「ペーパーロゴスル」はリニューアルに伴い販売終了となりました。 >>後継品はこちら ■まとめ 今回は、夏休みの自由研究に使えるシルクスクリーンの制作方法や、シルクスクリーンプリントキット「ロゴスル」についてご紹介しました。「自分でやるのはちょっと不安」「プロに聞きながらやりたい」という方は、ぜひHANDo KICHIJOJIで、お子様と一緒にシルクスクリーン制作体験を楽しんでみてくださいね。きっとステキな夏の思い出になりますよ。 自宅で制作をしたいという方は、「ロゴスル」を使えば、お子さんと一緒に自宅でも簡単にシルクスクリーンを楽しむことができます。自由研究の作品を作りながら、楽しい夏の思い出も作ってくださいね。
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Tシャツくん 細い線、小さい文字、どこまで再現できる?【製版編】
シルクスクリーンを快適に楽しむには、基本的に実寸1㎜以上(データの場合は線幅3pt以上)を推奨しています。 なぜなら細い線は印刷すると潰れやすい上、スクリーンの目づまりもしやすいから。 そして、印刷だけではなく製版の難易度もグッと上がります。 ということで、「Tシャツくん」で細い線や小さい文字がどこまで再現できるのかを検証してみました。 こちらの記事は、第一関門である「製版」編です。Tシャツくんで製版可能なボーダーラインを探っていきます! ぜひ印刷編の記事と合わせて読んで理解を深めてくださいね。 https://www.hando-horizon.com/labo/11370 印刷編はこちら! 豆知識「pt、point(ポイント)」とは、文字や線、図形のサイズを表す単位です。illustratorやPhotoshopなどのDTPソフトでは1ポイント=0.3528mmが採用されています。線の場合は線幅、文字の場合はの文字自体の幅を表します。 Tシャツくんで細い線、小さい文字どこまで製版できる? 実験に使った図案や道具は以下の通り。 ・スクリーン:120メッシュ・原稿用紙:インクジェット専用用紙 線 の製版結果 0.5pt/1pt/1.5pt 2pt/3pt/4pt 0.5ptは、やさしくブラシでなでるだけでポロポロと崩れてしまいました。これ以上ブラッシングをしたら消えてしまいそう。「製版はほぼできない」と断言させていただきます! 1~1.5ptは、製版できましたが拡大するとギザギザとしています。ブラッシングの力加減によっては崩れてしまう可能性があるかも?丁寧に優しくブラッシングするのが肝です。 2pt以上ですと比較的安定して製版できそうです◎ 文字の製版結果 ゴシック体と明朝体、それぞれ8pt / 10pt / 12pt / 14ptで検証してみました。 文字 製版結果 抜き文字 製版結果 ゴシック体: 10pt以上は、思っていたよりもきれいに製版できました!8ptは、漢字の部分が潰れていますがひらがなとアルファベットはギリギリ…といったところ。 明朝体: 大きさや線の強弱がある明朝体は、14ptまで大きくしてもかなり厳しい結果に。そもそも横線の線幅が細すぎるため、フォントを太くしてもらうなど工夫が必要そうです。 まとめ Tシャツくんでキレイに製版できるのは ・線 1pt以上(約0.36mm)は製版可能・文字(ゴシック体) 10pt以上は製版可能・文字(明朝体) 14ptでも製版は難しい。フォントを太くするなど工夫が必要。 という結果となりました。 そして、肝心なのは印刷です。製版ができても印刷ができるとは限りません! 次回は、細い線・小さい文字の印刷編をお届けします。 https://www.hando-horizon.com/labo/11370 合わせてチェック! HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
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シルクスクリーンの「目詰まり」問題。目詰まりを除去するには?目詰まりさせない方法は?
Tシャツくん シルクスクリーン 目詰まりを除去するには?目詰まりさせない方法は? シルクスクリーン、とくに水性インクでのプリントで気になるのがスクリーンの「目詰まり」。目詰まりを除去したいんだけどどうすれば良いの?そもそも目詰まりさせない方法はないの?などなど、今回は「目詰まり」問題についてお話したいと思います! 目次「目詰まり」って何?そもそも…スクリーンを目詰まりさせないためには? ①エアコンの風向きに注意する ②インクの種類を変えてみる ③こまめにスクリーンの裏を掃除する ④下準備をしっかりする ⑤目づまり防止バインダーを使う ⑥かすれも味!なデザインにするもし…目詰まりしてしまったらどうする? ①版の掃除をする ②目づまり除去液を使うまとめ 「目詰まり」って何? シルクスクリーンプリントで言う「目詰まり」とは、スクリーンの網目に残ったインクが乾燥し、メッシュを詰まらせてしまうこと。1枚目・2枚目は綺麗にプリントできたのになんだかだんだんかすれてきた…、2枚目のプリントまでかなり時間が空いてしまい絵柄がかすれた…というのはこの「目詰まり」が原因! スクリーンは網戸のようにメッシュになっているので、ここにインクが残ったまま乾燥すると、網目が詰まってインクが通らなくなってしまうのです。 そもそも…スクリーンを目詰まりさせないためには? ①エアコンの風向きに注意する シルクスクリーン エアコンの風向きによるスクリーンの乾燥に注意 エアコンの風は乾燥による目詰まりの大敵!印刷するところに風が直撃するような場合は、風向きを一度調整してみてください。空間自体が乾燥していない状態が望ましいので、冷房・暖房を切ってしまうのが一番ですが夏は暑いし冬は寒い…と体調を崩しかねないので、適宜調整してくださいね。加湿器などを活用するのもおすすめです! ②インクの種類を変えてみる Tシャツくん 水性 シルクスクリーン インク 一口に水性インクと言っても様々な種類があります。Tシャツくんの水性インクシリーズで一番目詰まりを起こしにくいインクは「ソフト」です。次に目詰まりしにくいのが「プレーン」。「リッチ」はこってりとしているので目詰まりを起こしやすいですが、その分黒や赤などの濃色生地にもはっきりと発色します。 濃色生地に印刷したい!という方以外は「ソフト」や「プレーン」を選ぶことをおすすめします◎ シルクスクリーンインク「ソフト」はこちらシルクスクリーンインク「プレーン」はこちら ③こまめにスクリーンの裏を掃除する シルクスクリーン 裏面の掃除で目詰まりを除去 目詰まりを防ぐために、こまめに版の裏面を掃除するというのも良い方法です。数枚印刷してかすれてきたな…というタイミングでも良いですし、○枚印刷したら掃除する!と決めてしまうのもOK。インクが乾く前であれば、版の裏面を濡らしたティッシュや布で拭き、乾拭きをすれば目詰まりも解消しますよ。 Tシャツくんの正しいお手入れ方法は動画の後半でも説明しています! https://www.youtube.com/watch?v=E4g2VieB8fo&t=140s Tシャツくんミドルの使い方 ④下準備をしっかりする シルクスクリーン 下準備 パネルにスプレーのりを吹き付けTシャツにセット 目詰まりには乾燥が敵なので、裏を返せば乾燥する前にささーっと手早く印刷してしまえばOK。印刷する枚数分Tシャツにパネルをセットしておく、など「刷る」作業を連続してできるように下準備はしっかりしておきましょう。 ⑤目づまり防止バインダーを使う Tシャツくん 目づまり防止バインダー ②でお話した通り、目詰まりを起こしやすい「リッチ」は別売りの「目づまり防止バインダー」を混ぜるのもおすすめ。これを混ぜることによって「プレーン」に近づいてくれるので目詰まりの速度を遅らせることができます。ただし、入れすぎると濃色生地に発色しにくくなってしまうので注意! 「目づまり防止バインダー」はこちら ⑥かすれも味!なデザインにする Tシャツくん シルクスクリーン 紙へのプリント 手描き風の文字やイラストなど、あえてかすれた感じのデザインにしてしまうのもアリです。手作りの良さが伝わるかも? もし…目詰まりしてしまったらどうする? ①版の掃除をする シルクスクリーン 裏面の掃除で目詰まりを除去 絵柄がかすれてきたな…と気づいてすぐであればまだまだ問題なし。先程お話したスクリーンの裏面の掃除を行いましょう。 実際のお掃除方法は動画の後半をチェック! https://www.youtube.com/watch?v=E4g2VieB8fo&t=140s Tシャツくんミドルの使い方 ②目づまり除去液を使う Tシャツくん 目づまり除去液 一部分の目詰まりであれば「目づまり除去液」も効果的。目詰まりが気になる部分にスプレーをして、インクがやわらかく溶けたらそっと拭き取るだけ。部分的な目詰まりには効果的ですが、何度も使用したり、広範囲に使用するとスクリーンが傷むので注意が必要です。あくまでも線の一部が目詰まりした、など数センチ以内の目詰まりに使用しましょう。 「目づまり除去液」はこちら ①、②でも解決しない目詰まりの場合は版を作り直すのがベター。数枚で作り直し、となってしまうのはもったいないので、目詰まりさせないためにでお伝えした6つをぜひ試してみてくださいね! まとめ 今回はシルクスクリーンの大敵「目詰まり」についてお話しました。 デザインのかすれ、目詰まりに悩んでいたという方はぜひ一度お試しください!
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東京・吉祥寺でシルクスクリーン体験~手ぶらでできる体験コース&ワークショップ~
東京・吉祥寺 シルクスクリーンを中心としたものつくり施設「HANDo KICHIJOJI」 シルクスクリーンに関する仕事をしていてよく言われるのが「シルクスクリーンって面白そうですよね!でも…」という、この『でも…』の部分。この後にくるのは大抵『でも、難しそう…』『でも、(道具が)高そう…』とほとんどの場合この2パターン。 そんなみなさんにおすすめしたいのがシルクスクリーン印刷の体験コース。何を隠そう、私たちHANDo吉祥寺は、時間制で印刷設備を使えるスペースの貸し出しや、全くの初めての方や、始めたばかりの初心者の方向けのワークショップや体験コースも行っている施設なのです。今日はそんな私たちHANDo吉祥寺について、詳しくお知らせしたいと思います。 また、東京・吉祥寺から遠いみなさん!HANDo吉祥寺ではオンラインによる遠隔サポートも実施中なので、「東京・吉祥寺は遠いよ!」というみなさんは、その部分だけでもお読みいただければと思います。 手ぶらでできるシルク印刷体験 シルクプリント体験コース シルクプリント体験コースでできること シルクプリント体験コースはいつできる? シルクプリント体験コースの持ち物 シルクプリント体験コースの料金と所要時間 シルクプリント体験コースの流れ 無料オンラインサポートについて 東京・吉祥寺から遠くの方でも安心!オンラインサポート。 無料オンラインサポートはいつできる? 無料オンラインサポートに必要なもの 無料オンラインサポートの料金と所要時間 無料オンラインサポートの流れ様々な創作活動で作業場・ワークスペースとして使えるスペースシルクプリント以外にもこんな教室あります東京でシルクプリント体験ができるHANDo吉祥寺の利用時間&料金のまとめ 手ぶらでできるシルク印刷体験 シルクプリント体験コース シルクスクリーン(Tシャツくん) シルクスクリーン(Tシャツくん)製版とプリントが体験できるコース。ワイド、ミドル、スモールサイズいずれかのスクリーンが1枚付属します。デザインを紙に手描きしても(お子さんが描いた絵なども)OK、イラストレーターやフォトショップで作成したデータをUSBなどでお持ち込みいただいてもOK。Tシャツくんを使って製版し、完成した版を使ってプリントします。Tシャツくんを使ってみたい、紙に手描きしたデザインを使いたい!という方におすすめ。 シルクプリント体験コースでできること シルクスクリーンインク 製版からプリントまで、ぜーんぶできます!HANDo一番の売りは「インクが約30色使い放題!」ということ。作業場によっては1色ずつインクを買わなければならなかったり…というところも多いはず。1つ買っても使い切れない、色々な色を試してみたい、マーブルやグラデーションにも挑戦してみたい!という方へ。HANDoなら全色どんなふうに使っていただいても構いません。インクを混ぜてオリジナル色も作ってみてくださいね♪(金銀インクの使用やマーブル、グラデーションなどは別途料金を頂戴しております。) また、必要なツール(スキージやフレーム、印刷台やパネル、その他消耗品などなど…)も全てご自由にお使いいただくことができます。業務用の自動ヒートプレス機も自由にお使いいただけますので、販売用のものなどにもパパっと簡単10秒でアイロンをかけて定着させることができますよ◎ シルクプリント体験コースはいつできる? 工房オープン日 : 平日(オープン日はHPにてご確認ください。)オープン時間 : 10時~13時/13時~16時(2023年9月より9時半~12時半/14時~17時に変更となります。)基本的には事前予約制となっておりますので、こちらからご予約の上ご来館をお願いいたします。 オープン日少ないよ~!見学くらいさせてよ~!という方へ!オープン日自体は少ないのですが平日であればスタッフはおりますのでいつでも見学OK!10時~17時くらいの間なら予約不要でふらりと見学に来ていただけますよ♪ シルクプリント体験コースの持ち物 シルクスクリーンの原稿/Tシャツ/サコッシュ お持ちいただくのは2点だけ! ①プリントしたいデザイン②プリントしたい素材 ①は黒1色でお作りください。手描きなら油性のマジックペンで描いた紙を、illustratorやPhotoshopならK100%にしてUSBなどをご持参の上ご来館をお願いいたします。(デザイン作成のポイントはこちらを参考にしてみてね!) ②は基本的にお持ち込みいただくことを推奨していますが、Tシャツやトートバッグ、サコッシュ、エプロンなど数種類ではありますが素材もご用意しています。持ってきた分じゃ足りなかった!いい感じにできたからサコッシュにもプリントしたい!などの場合はその場でご購入いただくことも可能です♪ シルクプリント体験コースの料金と所要時間 料金は、施設利用料とお試しになりたいメニューをお選びいただき、そのメニュー料金をプラスしたものとなります。先ほどお伝えした、インク30色使い放題!や、業務用ヒートプレス機の使用、フレームやスキージなど必要なツールの使用は施設利用料1,100円に含まれています!※現金のお支払いは不可。クレジットカードや各種電子決済のみとなりますのでご利用可能なお支払方法はこちらをご確認ください。(料金表は2023年8月現在のものとなります。) HANDo KICHIJOJI メニューと料金体系(2023年8月現在) メニューは複数個利用することができますよ~。 例)①と②両方やりたい!という場合施設利用料1,100円+①1,100円+②1,100円=3,300円 また、使用したスクリーンは持ち帰ることができるので、次回ご来館の際にお持ちいただければそれを使ってプリントすることもできます◎ ※料金は変更しています。 詳しくは<こちら>でご確認ください。 シルクプリント体験コースの流れ ①お申込みHANDo吉祥寺の公式WEBサイトからご予約ください。お申込みURL⇒https://www.hando-horizon.com/manabiba/yoyaku/ ②ご予約の確認自動返信でご予約完了メールをお送りしています。お日にちとお時間をご確認ください。 ③受付HANDo吉祥寺1階の受付にお越しください。 ④メニューを選ぶお持ち込みのデザインを元にメニューを選びます。スタッフと相談しましょう♪ ⑤製版お持ち込みのデザインで版を作ります。 ⑥印刷印刷したいものにすきなだけ印刷します。 ⑦乾燥ドライヤーやアイロン、ヒートプレス機で乾かします。 ⑧片付け使ったツールをお掃除&お片付け。 ⑨お会計最後にお会計をして体験終了! 無料オンラインサポートについて 東京・吉祥寺から遠くの方でも安心!オンラインサポート HANDo KICHIJOJI 工房の様子 HANDo吉祥寺はオンラインでのサポートも行っています!「Tシャツくんを買う前に実際の作業流れを見てみたい」「Tシャツくん持っているけど製版に失敗してしまった」「Tシャツくんでこんなことをしてみたいけどできる?」などなど、使い方やお困りごとがあればぜひ一度ご相談ください!オンラインでのサポートでは基本的に「Tシャツくん」を使ったシルクスクリーン印刷について、実際に実演しながらお話させていただきます♪ 無料オンラインサポートはいつできる? 実施日 : 平日実施時間 : 10時~17時の間でご相談事前予約制となっておりますのでこちらからご予約ください!ご予約後、お困りごとのヒアリングやご要望をお伺いさせていただきますので必ずご連絡先をご入力いただきますようお願いいたします。 無料オンラインサポートに必要なもの Tシャツくんを買う前に実際に作業の流れを見てみたい!という方は、特に何もご用意いただかなくて大丈夫!「こんなデザインはできる?」「こんな素材にプリントできる?」などご質問がありましたらぜひお手元にご用意ください♪Tシャツくんで困った、失敗してしまう…などのお困りごとがある方は、失敗してしまった原稿やスクリーンなどをお手元にご用意の上ご参加くださいね。 無料オンラインサポートの料金と所要時間 オンラインサポートは基本的に無料で行っています!(初回のみ)Tシャツくんのご購入前、失敗してしまう原因を知りたい、なんてときにぜひご活用ください。 サポートの時間は約1時間。一通り製版からプリントまで実演し、その後具体的なご説明やお困りごとの原因についてお話させていただくような流れとなっています♪ 無料オンラインサポートの流れ ①お申込みHANDo吉祥寺の公式WEBサイトからご予約ください。お申込みURL⇒https://www.hando-horizon.com/support/ ②ご予約の確認自動返信でご予約完了メールをお送りしています。お日にちとお時間をご確認ください。 ③内容のご確認メールもしくはお電話にてヒアリング。具体的なご希望やお困りごとについてお聞かせください。 ④URLのご送付オンラインミーティング用のURLをお送りいたします。 ⑤当日ご予約のお時間にURLへアクセスをお願いいたします。オンラインサポートスタート! 様々な創作活動で作業場・ワークスペースとして使えるスペース ご自宅で創作活動をしていると「もっと広い場所がほしい」と思うこと、よくありますよね?HANDo吉祥寺はシルクスクリーンプリントに限らず、作業場所のレンタルも可能です。文化祭や体育祭でのクラスTシャツ作りや、サークルトレーナー作りなど、お友達とわいわい楽しくシルクスクリーンプリントもできちゃいますし、過去にはイラストレーターさんが主催する似顔絵会や作業会、館内を使ったポップアップショップなどが行われました♪ 利用料金や、実際どんな場所が使えるの?などなど詳細はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 シルクプリント以外にもこんな教室あります HANDo2階のワークショップスペース定期利用などもOK!現在下記の教室、ブランド様が利用してくださっています。 ・アトリエニーニョ(https://www.instagram.com/atelier_nino)子どもと大人のアトリエ。カリキュラムのない造形教室。作るものを”自分で考える”ところから始める子どもクラスと、制作に興味のある・もっと突き詰めたい大人クラスのふたつに分かれています。対象年齢は4歳から。どちらも月謝制のクラスとなっています。 ・親子いけばな&キッズいけばな(https://yuka-seki.com/)いけばな草月流師範の関夕霞(Yuka Seki)さんが講師を務めるいけばな教室。母の日のお花をいける、ガラス花器にいける、など季節に沿ったテーマで月に1回開催。親子いけばなは年少さんから参加OK。ワンレッスン制なので好きな時に参加できます。 ご質問等は各教室、ブランド様へ直接お問い合わせください。 東京でシルクスクリーン体験ができるHANDo吉祥寺の利用時間&料金のまとめ 手ぶらでシルクスクリーンプリントの体験ができるHANDo吉祥寺。一度遊びに来たらあなたもハマること間違いなし。工房オープン日 : 平日(オープン日はHPにてご確認ください。)オープン時間 : 10時~13時/13時~16時(2023年9月より9時半~12時半/14時~17時に変更となります。) 施設利用料1,100円+各メニュー料金(1,100円~) ※料金は変更しています。 詳しくは<こちら>でご確認ください。 ※現金のお支払いは不可。クレジットカードや各種電子決済のみとなりますのでご利用可能なお支払方法はこちらをご確認ください。ご予約はHANDo予約からどうぞ! 駐車場はある?施設で購入できるものは何があるの?など、詳細をまとめたよくあるご質問もあわせてご確認くださいね!みなさまのご来館をHANDo吉祥寺でお待ちしております!