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2022.11.28

インテリアやプレゼントにも◎シルクスクリーンで手作りファブリックカレンダー

ファブリックカレンダー=布制のカレンダー シルクスクリーン
ファブリックカレンダー=布制のカレンダー

そろそろ年末モード。来年のカレンダーはどうしようと考え中の方、2023年は布製の「ファブリックカレンダー」にしてみてはいかがでしょうか。

ここ数年はファブリックカレンダーがじわじわと人気で、InstagramやTik Tokを中心としたSNSでもおしゃれなインテリアとして話題になっています。しかし紙のカレンダーと比べるとまだ数が少なくなかなか好みのものに出会えていない…ということはありませんか?

1年間使うカレンダー。布もデザインも自分のお気に入りで作ると2023年も毎日ごきげんに過ごせそうです♪

ファブリックカレンダーとは?

SNSにも映えるおしゃれカレンダー
SNSにも映えるおしゃれカレンダー

布に写真やイラストなどをプリントしてできたカレンダー。お部屋のインテリアにも自然に取り入れやすく、手軽におしゃれな雰囲気にできます!お部屋に飾った後すぐに捨てることなく再利用できるのもうれしいですね。

布製のカレンダー自体は以前からありましたがSNSで話題となり流行しています。

SNSでよく見かけるファブリックカレンダー

SNSでよく紹介されているのはアイロンプリントシート(熱転写シート)とアイロンを使った作り方。

材料も100円均一などでそろうため安く手軽にできると人気ですが、布の素材やアイロン(熱)のかけ方によっては圧着がうまくいかず剥がれたり変色の原因となります。

洗濯は基本的にしない・変色してもアンティークのような感じで雰囲気を楽しむという場合に向いていそうです。

シルクスクリーンで作るファブリックカレンダー

シルクスクリーンではインクがしっかり乗るので、カレンダーの数字がハッキリと見えて実用にも耐える仕上がり。特に飾った後も使いたい場合は、お洗濯しても大丈なシルクスクリーンプリントだと安心して使えます!

布の素材やインクの選択肢も増えるので他の人とかぶることがなく、ちょっとこだわりたい人も満足できますね。

シルクスクリーンでファブリックカレンダーを作ってみよう

クールな年間カレンダー シルクスクリーン印刷
クールな年間カレンダー

年間カレンダーがおすすめ

気軽に作れるのは1枚の布に年間カレンダーをプリントする方法。

12ヶ月分を別々に作る場合だと版も12枚作成する必要があるので、スクリーン1枚にまとめられる年間カレンダーがおすすめです。

そのまま使っても良いですし、12ヶ月毎にカットして小さなカレンダーとして使うこともできます。

カレンダーのデザイン

カレンダーのフリー素材は色々なサイトからダウンロードすることができます。

たとえば「イラストAC」というサイトではダウンロードする素材に自分でデザインを加えることもできるのでおすすめですよ。

カレンダーのフリー素材が見つかるおすすめのサイト

イラストAC https://www.ac-illust.com/

デザインで注意する点

・細い線や絵柄は避けましょう(インクが目詰まりするため)

・色は単色 or 2~3色が作りやすい

・版の中に収まる大きさにする

シルクスクリーンの基本的なポイントに気をつければ大丈夫です◎

版を作る際のデザインの線は「1mm以上」「真っ黒のベタ塗り」にしましょう。

カレンダーは土曜日・日曜日の色が青や赤になっていることが多いので、版を作る前に黒にするのを忘れないようにしましょう!

ファブリックカレンダーの生地

ファブリックカレンダーの生地 シルクスクリーン
いろんな生地があって迷いますね

どんな布にしようかな・・・と選ぶのも楽しみのひとつ。生地だけでも雰囲気がぐっと変わるので、お気に入りを探してみましょう。

生地は手芸用品店や100円均一、ネットショップなどで手に入ります。

オックス生地

ちょうど良い肉感、ハリ、耐久性で扱いやすさNo.1の生地。

服や小物の素材などにもよく使われているので親しみやすいです。

キャンバス生地

船の帆にも使われるほど耐久性抜群。トートバッグにもよく使われていることも多いので聞いたことがあると思います。

1年間壁にかけて使うものなのでしっかりした素材がいい!という方におすすめ。

カツラギ生地

オックスより厚みがありキャンバスより柔らかい素材。布の素材にちょっとこだわりたい方はいかがでしょうか。

シーチング生地

マニアックになってきました。寝具などに使用される素材のことです。やわらかくしっとりとした素材なので雰囲気が出ますよ。

もちろん他の布の素材でもOK。ぜひお好みの生地を見つけてみましょう!

プリントする素材とインクとの相性もチェック。こちらの過去記事にインクと素材の対応表が載っています!

シルクスクリーンとは?やり方や必要なもの、印刷手順や体験できる場所を紹介

「Tシャツくん」を使ってプリント!

年間カレンダーがプリントできる広さの版にしましょう。

おすすめはTシャツくんの「ワイドフレーム」です。製版可能な範囲は210mm×310mm。

作り方がまだ慣れていない方はYouTubeの公式チャンネルで詳しく説明しているので、ぜひ見ながら挑戦してみてくださいね。

YouTube公式チャンネル「HANDo channel」
https://www.youtube.com/watch?v=CbP3XHmtDDc&t=14s

シルクスクリーン製版サービスもおすすめ

「デザインは決まったけど、版を作るのが面倒」「製版する時間がない!」という方は製版サービスが便利です。

版のみ or フレーム付きと選べるので、ワイドフレームを持ってない方も一緒に注文できちゃいますよ!

製版サービス
https://www.hando-horizon.com/seihan

(※年末年始にかかる際はスケジュールをご確認ください)

さいごに

ファブリックカレンダー シルクスクリーン
2023年もすぐそこまできています

カレンダーは1年間ずっと目に入るもの。2023年はどんな年にしようかな…と思いを馳せながら、布やデザインもお気に入りのもので作るともっとワクワクしてきませんか?ステキなファブリックカレンダーは家族や友人へのプレゼントにもおすすめです♪