【初心者OK】オリジナルTシャツを自宅で自作する方法3選!安くてキレイな作り方
「学園祭やサークルのイベントでお揃いのクラスTシャツを作りたい!」
「自分のイラストをプリントして、アパレルブランドを立ち上げてみたい!」
そんなときに思い浮かぶのが「オリジナルTシャツって自作できるのかな?」ということ。ネットで調べると色々な方法が出てきて、「結局どれが一番安くて、お店みたいにキレイに作れるの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自宅でできる代表的なTシャツの自作方法3つを徹底比較!それぞれのメリット・デメリットや、絶対に失敗しない選び方をわかりやすく解説します。
オリジナルTシャツを自作するメリット・魅力
「業者に頼む方がラクそうだけど、自作って何がいいの?」と思いますよね。実は、TシャツをDIYすることには、業者発注にはない大きな魅力が3つあります!
1枚から好きなタイミングで自由に作れる
「明日使いたい!」「1枚だけ試しに作りたい!」というときも、自宅ならデザインを決めてその日のうちに完成させられます。
自分で作る楽しさと生まれるストーリー
自分で版を作りプリントする瞬間のワクワク感は、手作りならではの特権。ただ、ものを作るだけじゃなく、その前後にあるストーリーを発信することもできます。
トータルコストが圧倒的に安い
業者に頼むと、とくに少部数だと「版代」が高くつきがちですが、自作のやり方によっては作れば作るほど1枚あたりのコストを抑えることができます。
自宅でできる!オリジナルTシャツの自作方法3選
それでは、自宅でできる代表的な3つの作り方の特徴を見ていきましょう。100均で手軽に始められるものから、お店クオリティの本格派まで集めました。
アイロンプリントシート(手軽さ重視)

市販の転写シートに家庭用のプリンターでデザインを印刷し、アイロンの熱でTシャツに貼り付ける方法です。材料は100均や家電量販店で手軽に揃えられます。
メリット
写真やフルカラーの複雑なイラストも、パソコンとプリンターさえあれば1枚から手軽に印刷できます。
デメリット
プリント面がペタッとしたシート特有の質感になり、通気性が悪くなります。また、洗濯を繰り返すと、徐々にひび割れたり、端から剥がれたりしやすいのが弱点です。
ステンシルプリント(手作り感重視)

クリアファイルや型紙をデザインの形にカッターでくり抜き、Tシャツの上に置いて、布用インクをつけたスポンジでポンポンと叩いて色を乗せる方法です。
メリット
カッター、型紙、インク、スポンジがあればOKなので、100均の材料だけで最も安く始められます。味のあるかすれた風合いが出せるのも魅力です。
デメリット
細かい文字や、デザインの中に浮き島がある文字(OやAの真ん中の部分など)は型抜きが難しく、複雑なデザインには向きません。また、1枚ずつ手作業で叩くため、量産にはかなりの時間と根気が必要です。
シルクスクリーンプリント(クオリティ・量産重視)

メッシュ状の版にデザインの穴を開け、その上からインクを伸ばして生地に直接プリントする方法です。実は、お店で売っているアパレル製品や、業者がプリントしているのも、ほとんどがこの「シルクスクリーン」という手法なんです。
メリット
市販のTシャツと同じプロ級のクオリティでプリントできます。 インクが生地にしっかり馴染むため、洗濯しても色落ちせず、剥がれることもありません。そして、一度版を作ってしまえば、何十枚でも同じデザインを量産できます。
デメリット
最初に製版(版を作ること)をするための道具やキットを揃える必要があり、初期費用が数千円〜数万円かかります。
▼シルクスクリーンプリントを試すなら

【どれがおすすめ?】自作方法の選び方
3つの方法を紹介しましたが、「結局自分はどれを選べばいいの?」迷ってしまいますよね。そこで、目的別にベストな選び方をまとめました!
| 目的 | おすすめの自作方法 |
|---|---|
| とにかく安く、1枚だけ実験的に作ってみたい | アイロンプリント、ステンシル |
| お店で売れるレベルの、キレイで長持ちする服を作りたい | シルクスクリーンプリント |
| 部活やサークル、イベントで20〜30枚以上を量産したい | シルクスクリーンプリント |
「アイロンプリントは手軽だけど、せっかく作ったのに1回洗濯したら剥がれた…というのは嫌だな」「イベントでみんなに配るから、ちゃんとしたクオリティのものを作りたい!」という場合は、シルクスクリーンがおすすめです!
クオリティと高コスパを両立するならシルクスクリーンが最強の理由
「シルクスクリーンって、道具を揃えるのが高そうだし、素人には難しそう…」と思うかもしれません。 でも実は、長い目で見ると、クオリティだけでなくコストパフォーマンスの面でもシルクスクリーンが最強なんです。
理由① 耐久性抜群!お店の服と同じ仕上がり
アイロンプリントのように生地の上にシールを貼るのではなく、布専用のインクを生地の繊維に直接乗せるため洗濯に強いです。特にTシャツくんインクは、業務用としても40年近くお客様に愛用されているインクなので安心して使えます。
理由② 作れば作るほど、1枚あたりが安くなる!
シルクスクリーンの最大の特徴は、版が使い回せるということ。 確かに最初はキットの初期費用がかかりますが、一度版を作ってしまえば、2枚目、3枚目、そして100枚目も、かかる費用は「Tシャツ代 + インク代」だけ!そして、Tシャツだけじゃなくトートバッグやパーカーなど、素材を変えれば同じ版でいろいろなグッズを作ることもできます。
初めてでも失敗しない!「Tシャツくん」でオリジナルTシャツ作りを始めよう
「でも、やっぱり版を作るのって専門的な知識がないと無理じゃ…?」 そんな不安を完全に解消し、おうちのリビングをプロの印刷工場に変えてくれる画期的なアイテムが、シルクスクリーンキットの定番品「Tシャツくん」です!

Tシャツくんを使えば、専門知識がなくても、たったの3ステップでプロ級の版が作れちゃいます。
①デザインを作る

スマホやパソコンで好きなデザインを作り、専用の原稿用紙に白黒で印刷します。手描きのイラストでもOKなのがTシャツくんの便利なところ!
②Tシャツくんで製版

Tシャツくんの本体に、スクリーンと原稿をセットして、パチッとスイッチオン。光を当ててから、水で濡らしたハケでこすると版が完成します。
③インクをのせて刷る

Tシャツの上に版を置き、お好みのカラーのインクをのせて、スキージでスーッと引くだけ!

これだけで、まるでお店で買ったかのような本格オリジナルTシャツの出来上がりです。キラキラのラメが入ったインクや、もこもこ膨らむ発泡インクなど、自分の好きな色やインクを自由に使えるのも自作ならではの楽しさです。

【失敗を防ぐ】オリジナルTシャツを自作する時の注意点
著作権・肖像権の侵害に注意!

ネットで見つけたアニメのキャラクター、有名ブランドのロゴ、アイドルの写真、アーティストの歌詞などをそのまま使ってTシャツを作ったり、それをSNSなどにアップするのは法律(著作権や肖像権)に触れる可能性が高いためNGです。
必ず自分自身で描いたイラストや、著作権フリーとして許可されている素材を使って、完全オリジナルのデザインを楽しみましょう!
Tシャツの「素材」と「色」を確認しよう

シルクスクリーンのインク(一般的な水性インク)は、綿100%の生地と相性が抜群です。ポリエステル100%のスポーツドライTシャツなどの場合はインクを変える必要があるため、最初は綿100%のベーシックなTシャツを選んで練習するのが、失敗しないポイントです!
また、黒などの濃い色の素材はきれいに発色させるのにコツが必要なので、まずは「綿100%」かつ「白などの淡い色」の素材を選びましょう。
まずは「Tシャツくんサブスク」で自作デビューもおすすめ!
オリジナルTシャツの自作は、アイロンプリントなどの手軽な方法から始めるのも良いですが、「長く着たい」「お店のような仕上がりにしたい」「何枚も作りたい」なら、シルクスクリーンの「Tシャツくん」が近道です。
「でも、いきなり本体(Tシャツくんミドルセット税込39,600円)を買うのはちょっと不安…」
そんなあなたに朗報です! HANDo WEBSHOPでは、気軽に本格自作をスタートできる「Tシャツくんサブスク・レンタルサービス(月額税込2,420円〜 ※初回料金あり)」をご用意しています。
万が一「自分には合わないな」と思ったら、いつでも解約OK!まずは今週末のイベントや、自分だけのブランド作りの第一歩として、おうちでワクワクするプリント体験を始めてみませんか?

【番外編】「自分で版を作るのが不安…」なら、データ送付だけの「製版サービス」もおすすめ!
「シルクスクリーンが最強なのは分かったけど、自分でキレイに版を作れるか心配…」
そんな方も安心してください!HANDoでは、デザインデータを入稿するだけで、版を作って自宅にお届けする「シルクスクリーン製版サービス」も行っています。
「まずは道具を増やさずに、シルクスクリーンの感動的な仕上がりだけを体験してみたい!」という方は、この製版サービスから手軽にデビューしてみるのもおすすめですよ。

お気軽にご相談ください
東京・吉祥寺にある「学び場 HANDo KICHIJOJI」では、スタッフが直接コツをお教えするレクチャーも開催中!あなたのクリエイティブなTシャツ作りを、私たちは全力でサポートします!
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発泡インクで靴下の滑り止めを刷ってみよう! 今回はもこもこふくらむ「発泡インク」で遊んでみました! 発泡インクとは、熱を加えるともこもこ膨らむインクで、スチームアイロンをかけてぷっくりする瞬間は子供だけでなく大人でもおお〜!面白い!と感動すること間違いなし。作る過程も楽しくて見た目も可愛い!そして滑り止めにもなる!(かもしれない)なんてみなさんも試さずにはいられない!はず。 使うインクは発泡インク!熱を加えると膨らみます。 今回使うインクは弊社Horizon製のTシャツくん発泡インク白。発泡インクは熱を加えるともこもこふくらむインク。もちろんTシャツくん以外のシルクスクリーン印刷にも使えます。Tシャツくん発泡インクはHANDo WEBSHOPからもご購入いただけます。 https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101105200.html 使うインクは発泡インク!熱を加えるとふくらみます。 発泡インクを使って靴下の滑り止めを刷る準備 靴下の形に切った厚紙にスプレーのりをかけたら、靴下の中へin!通常、シルクスクリーン印刷の時には布の伸縮性でズレてしまわないようにスプレーのりを吹きかけたパネルなどを敷くことが多いのですが、さすがに靴下に入るような細長パネルはない…ということで今回はスプレーのりを吹きかけた厚紙を使用!靴下の形に切ればぴったり。これで失敗せず綺麗に印刷することができます♪ 靴下の形に切った厚紙にスプレーを吹きかけて中へ入れます 今回は80メッシュのスクリーンを使います。120メッシュがTシャツくんの標準スクリーンなのですが、メッシュが粗い方がたくさんインクが落ちるので今回は少し粗めの80メッシュを使用。インクがたくさん落ちる→いっぱい膨らむ!シルクスクリーンのメッシュによる違いについてはこちらの記事『シルクスクリーンのメッシュの粗さによる違い「メッシュとは?」~おぎこラボをご参照ください。 80メッシュは120メッシュよりもインクがたくさん落ちる→いっぱいふくらむ! 熱を加える前と後の違い 刷るとこんな感じ↓色薄くない?って思ったそこのあなた!これに熱を加えると… 刷るとこんな感じ。一見色が薄く見えますがこれに熱を加えると… 裏返してスチームアイロンで熱を加えます。 裏返してスチームアイロンをかけます 白が濃くなった!なぜかというとインクに含まれる発泡剤が膨らんで密度が増したから! インクに含まれる発泡剤が膨らんで密度が増すと色が濃くなります スチームアイロン前と後の比較画像↓並べてみると熱を加えることで白色が濃くなっている様子がよくわかりますね。 スチームアイロン前と後の比較画像 ふくらみ具合はこんな感じ↓斜めから見るとインクが膨らんでもこもこと盛り上がっている様子がよくわかります。 斜めから見た発泡インクの膨らみ具合 そして肝心の滑り止めとしての機能は…まずまずといったところ。大きな絵柄の方がより効果的かも?という印象でした。かわいいもこもこをもっと見せたい!という方は、足首にぷっくりワンポイントなど自由自在。ぜひもこもこ系インクで遊んでみてくださいね~! 滑り止めとしてはまずまず。大きな絵柄で足首にワンポイントなども自由自在。 今回はインクに含まれる発泡剤をたくさん乗せるために80メッシュのスクリーンを使いましたが、この方法は「黒いTシャツに白を濃く乗せたい!」なんて時にも有効。網目が大きくなればなるほどインクはたくさん通ります。ただその分絵柄の再現度は低くなるので(細かい線などはガタガタしてしまう)ベタ部分の多い絵柄などではかなり有効な方法です!メッシュによるガタつき具合の違いについてはこちらの記事『シルクスクリーンのメッシュの粗さによる違い「メッシュとは?」~おぎこラボ』をご参照ください。写真での比較もありますよ~。 おぎこラボで取り上げてほしいことは随時募集中!こんなことはできる?このインクはどうやって使うの?などなど下記のインスタアカウントにコメントやDMでたくさんご意見ください!作ってみたなどの投稿には #Tシャツくん #HANDo吉祥寺 のハッシュタグをつけていただければ、定期的に確認しておぎこがお邪魔させていただきます! ではみなさんまた次回お会いしましょう~! この投稿をInstagramで見る HANDo(ハンドゥ)(@hando__official)がシェアした投稿
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シルクスクリーン 「パネル」と「スプレーのり」の重要性を解説!
Tシャツくんのパネルシリーズとスプレーのり シルクスクリーンの道具、「パネル」とその相棒「スプレーのり」! パネルにスプレーのりを吹きかけて、プリントの中敷きや下敷きとして使用するものです。 無くてもいいんじゃない?と思われそうな一見地味な道具ですが、実は大切な役割を果たしているのです! 今回は、これらの重要性と、パネルのセット方法に工夫が必要なシチュエーションについて解説をしていきます。 ◎目次・パネルとスプレーのりの役割 └ ① 布地などの被印刷物を固定させる └ ② インクが染みこむのを防ぐ └ ③ 段差を解消する・シチュエーション別のパネルセット方法 └ 基本のセット方法 └ 紙 └ ランチバッグ └ Tシャツの袖 └ Tシャツの首後ろ → プリント位置が段差に近いときの裏ワザ └ フレームより小さい巾着袋・商品はこちら! ・パネルとスプレーのりの役割 ① 布地などの被印刷物を固定させる のり付きのパネルを敷くことで、印刷物をしっかりと固定させることができます。固定せずにプリントすると、スキージの圧力で布地がズレたり、しわの跡が付くことが。また版を持ち上げる際に布地が張り付いてインクが剥がれてしまうことがあります。 布地のしわを拾って跡が付いてしまいました 版に布地が張り付きインクが欠けてしまいました こんな失敗を防ぐためには、パネルだけではなくのりで固定することが大切です! ちなみにポリエステル100%の生地は、生地自体の伸縮性が高くスキージの圧力で伸びやすい上にのりが剝がれやすいので、しっかりめにのりを吹きかけることをオススメします。 ② インクが染みこむのを防ぐ 薄手の生地は、パネルを入れずにプリントすると、反対側にまでインクが染みてしまうことが。 裏面の生地にまで染みてしまいました… せっかくきれいにプリントできても、裏に染みていたらショックですよね(泣)パネルには染みを防ぐ「下敷き」的な効果もあるのです! ③ 段差を解消する マチなどの段差を解消し、プリント面をフラットにする役割もあります。シルクスクリーンでは、プリント面がフラットであること、かつ被印刷物と版が平行であることが大切です。 パネルを入れて段差を解消しました ・シチュエーション別のパネルセット方法 基本のセット方法 図案サイズ、素材に合ったサイズのパネルを用意し、表面に軽くスプレーのりを吹きかけます。 ※作業台や壁にかかるとベタベタします。気になる方は新聞紙などを敷いてからスプレーしてください。 30cmくらい離してスプレーしてください プリントしたい位置にパネルを直に敷き、しっかりと密着させます。 プリントする面の下に、直に入れます しわを伸ばし、しっかりと密着させます これで完成です!Tシャツ、マチが無いトートバッグなど、フレームよりも大きく段差がないものに刷る場合はこの基本セット方法でOK。 紙 パネルに直接貼り付けてしまうと、紙が剥がしづらく、剥がす際に角がダメージを与えるリスクが…。紙の場合は、厚紙をパネルとして代用するのがオススメです。厚紙に軽~くスプレーのりを吹きかけて、紙を置いてプリントしましょう! 厚紙にのりを吹きかけて、紙を置く ランチバッグ マチの存在感が大きいもの代表格(!?)、ランチバッグ。パネル一枚では凹みが解消しきれないんですよね…! マチが大きいランチバッグ 少し工夫をして、フラット面をつくりましょう!底の型に合わせて切った厚紙を6枚と、マチの段差を相殺するための厚紙を3枚用意しました。マチの段差を埋めるように、厚紙を重ねてバッグにイン! ランチバックの形に合わせた型 マチの形に合わせて厚紙を重ねます フラットになりました! 段差が消えプリント面がフラットになり、刷りやすくなりました◎ Tシャツの袖 袖の幅に合ったパネルを用意しましょう。今回は「布用パネル(Tシャツくん・ガリ版兼用)」を使いました。 ここで気を付けてほしいことが!Tシャツの袖の裏には、縫い目があることが多いと思います。 パネルを1枚入れるだけだと、縫い目が当たる中央部分が盛り上がって、その両サイドが凹んでいる、という状態。触るとよくわかりますよ。 裏側のこの縫い目が凹凸を作ってしまいます! そこで、縫い目を両側から挟むようにパネルをセットしてみました! 袖の中に1枚+袖の下に2枚の計3枚のパネルを使用 2枚のパネルで縫い目を挟み、段差を解消 これで、しっかりと平坦な面が作れました◎一見まっすぐでも触ってみると斜めになっている。。。ということはよくあるので、プリント前には触ってチェックしてみてくださいね。 Tシャツの首後ろ ラベルを外に逃がして、首元の位置にパネルを入れます。これでOKと思いきや、触ってみると表側の首元が開いているところが凹んで、斜めになっています。これを解消するために、凹んでいるところに「シリコンパッド」を当てて高さを出しました! 表の首が開いているところにシリコンパットを当てて高さを出します 高さが揃ってフラットになりました! < プリント位置が段差に近いときの裏ワザ> ここでひとつ、裏ワザをご紹介。Tシャツの首後ろのように〈 プリント位置近くに段差がある〉ときは 製版時に図案の配置を工夫するのがオススメ! 版の中央に図案を配置していると、どうしてもフレームが首元の段差に当たってしまいますよね。しかもフレームの一部がTシャツからはみ出てるので手元も不安定になります。 このままではプリントしづらい。。。 こういうときは、製版の際にあらかじめプリントのシミュレーションをして図案の配置を工夫してみましょう! 今回のケースでは、図案を上の方に配置して製版すると、リブの段差を避けることができフレーム全体がTシャツの上に収まるのでだいぶ刷りやすくなります◎ 図案を版の上の方に配置しました 刷る位置が決まっているときは、あらかじめプリント時のシミュレーションをして製版の配置を組んでみてくださいね! フレームより小さい巾着袋 小さな巾着袋は、紐を通す部分にフレームが当たってしまうので難しいですよね。 一番小さいスモールフレームでも紐に当たり斜めになってしまいます… そこで、紐部分を逃がすように巾着袋の下に「シリコンパッド」をカットして、4層にして敷いてみました! 巾着の中にも厚紙を入れて、完成。 シリコンパッドで底上げをしました 作業台が安定していれば、台の外に逃がしてしまうのもいいかもしれません。※ただしスキージの力を入れたときに安定しない環境では、危ないので避けてください。 作業台の外に逃がしても◎ チャック付きのポーチなども同じ方法が応用できます。 また、小さめの巾着やポーチのように、フレームよりも小さく段差があるアイテムの場合は 「Tシャツの首元」でご紹介した裏ワザと同様、製版時に図案の配置を工夫するのもオススメですよ! ・商品はこちら! 【 多色ハンガーパネルLL 5枚入/25枚入 】 Tシャツくんワイド印刷機用パネル。 印刷位置の目安となるスケールが印刷されています。ハンガータイプなので、そのまま吊り下げての自然乾燥が可能です。ワイド印刷機をお持ちでない場合も、Tシャツの多枚数印刷の際に便利です。 5枚入はこちら 25枚入はこちら 【 Tシャツくんプリントパネル(3枚入)】 印刷位置の目安となるスケールが印刷されたTシャツくん用印刷パネルです。大きめサイズのトートバッグなどにも使用できます。 商品はこちら 【 Tシャツくん ワンポイントパネル 】 シャツの袖など、狭い箇所に使えるプリント用パネルです。小回りの利くサイズなので、細身のポーチや巾着袋にも使えます。 商品はこちら 【 布用パネル(Tシャツくん・ガリ版兼用)】 シルクスクリーン印刷、ガリ版印刷をする際に使用するプリントパネル。Tシャツくんジュニアに付属しているパネルと同じサイズです。小回りの利くサイズなので、Tシャツの袖、小さい巾着袋、ワンポイントにマルチに使えます。 商品はこちら 【 シリコンパッド A3 】 昇華プリントの際に密着度を高めるためのアイテムですがシルクスクリーンのマットとしても代用可能。厚みがあるので、段差がおおきいときの高さ出しにも。カッター等で容易にカットできます。 商品はこちら 【 Tシャツくん スプレーのり 80ml / 430ml 】 製版時の原稿用紙の貼り付けや、布地などをパネルに固定するときなどに使用します。大容量用の430mlと、コンパクトな80mlの2種類をラインナップ。 80ml はこちら 430ml はこちら HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
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シルクスクリーン 「手描き」で原稿をつくろう! │ Tシャツくん
シルクスクリーンをやってみたいけど、デザインソフトが使えない…という方。 大丈夫です!手描きのイラストでも原稿は作れます! 方法はふたつ。 ①Tシャツくん専用原稿用紙に、直接描く ②他の紙に描いたイラストをスキャンorコピー機でTシャツくん専用原稿用紙に出力し直す ①の場合は、「コピー・手描き専用原稿用紙」を使用します。②の場合は最終的に出力するプリンターの種類によって選びます。 トナー/レーザープリンタ(コピー機、複合機など)で出力する場合は「コピー・手描き専用原稿用紙」を、 インクジェットプリンターで出力する場合は「インクジェット専用原稿用紙」を使ってくださいね。 ▶原稿用紙については、こちらの記事で詳しく解説しています! https://www.hando-horizon.com/labo/11776 Tシャツくん専用の原稿用紙について そして、手描きで原稿をつくる際のポイントは ・白黒でつくること ・黒は濃く! ・原寸で描く ・線幅や白抜きは1mm以上 の4つ。 ポイントをそれぞれ、解説していきます! ◎目次・Tシャツくん 製版の仕組み・ポイント① 原稿は白黒で作る・ポイント② 黒の濃さが重要・ポイント③ 原寸で描く・ポイント④ 線幅は1㎜以上!細かくしすぎない・手描きイラストで多色刷りするには・まとめ Tシャツくん 製版の仕組み その前に、予備知識としてシルクスクリーン製版の仕組みを知っていると理解が深まりますのでまずはそちらを解説します。(知っているよ!という方はこの章は飛ばしてくださいね。) Tシャツくんのスクリーンは、無色のメッシュ状のシートに「感光乳剤」というものが塗られています。紫色に見えているのは、実は乳剤の色!Tシャツくんでは、目で見て分かりやすくするために感光乳剤を紫色に着色しています。 Tシャツくんの版 この「感光乳剤」は特性として、紫外線に当たると固まり、当たらないと水に溶け出します。 スクリーンに黒い絵柄が印刷された原稿を貼り付けて露光すると、黒い絵柄部分は紫外線を遮り、それ以外の部分は乳剤が固まります。 よって、露光後に水でブラッシングをすると絵柄部分だけが溶け出しインクを通す孔になるという仕組みです。 ブラッシング まとめ:「感光乳剤」が塗られたスクリーンに「紫外線」を当てると、黒い部分は水に溶け、それ以外は乳剤が固まる。 さて、製版の仕組みを理解したところで、手描き原稿づくりのポイントを見ていきましょう! ポイント① 原稿は白黒で作る 黒い絵柄部分=プリントしたときにインクが乗る部分になります。逆だと思ってた!という方もたまにいらっしゃいます。ベタでプリントしたいところは黒く塗りつぶしましょう。 ポイント② 黒の濃さが重要! 〇(左)のように、真っ黒に描くことが大事! 声を大にして伝えたいほど大切なのが、黒の濃さ! 製版の仕組みの章でお伝えした通り、黒色は紫外線を遮るという重要な役割があります。 直接手描きする場合は、オススメは油性マジックペン。下の画像のとおり、すっきりと紫が溶け出します! 綺麗に製版できるだけでなく、製版にかかる時間も早いのが油性マジック! 手描きを専用紙に出力し直す場合は、「濃く」なるようにプリンターの出力を調整しましょう◎ 例えば、お子さまが色鉛筆やクレヨンで描いた絵でシルクスクリーンプリントをしたい!という場合は、 白黒コピーで黒を濃く出力し直すか、白黒でスキャンをしてから出力し直す等、とくかく「まっ黒に出し直す」必要があります。 白黒で出力orコピーしてから製版! ポイント③プリントしたい原寸で描く 拡大コピーはガビガビが目立つ… コピー機で拡大縮小もできますが、上の写真のように線や輪郭が粗く出てしまうこともあるため、原寸で描きましょう! ポイント④線幅は1mm以上!絵は細かくしすぎない 細い線は目詰まりしやすく、カスレの原因に。 1㎜以下の細い線や細かい絵柄は、プリント時にインクが通らなかったり目詰まりを起こしたり、 仕上がりが不安定になる恐れがあります。 また、白抜きの場合も同様に1㎜以上の抜きが推奨です。1㎜以下の小さい抜きは印刷が潰れてうまく表現できないことがあるので注意です。 ▶きれいなプリントに必要な線幅ついては以下の記事でも詳しく解説しています! https://www.hando-horizon.com/labo/11282 https://www.hando-horizon.com/labo/11370 手描きイラストで多色刷りするには 複雑なデザインでなければ、手描きイラストでも多色刷りができます! 多色刷りの方法はふたつ。 ① 1つの版で、色分けしたいパーツをマスキングテープ等で隠しながら刷る② 色ごとに版を分ける 手描きで版分けするのは難しいので、単純な絵柄がオススメです。重なったときに位置がずれていないか、紙を透かして確認するといいですよ◎ まとめ 以上、手描きシルクスクリーンのポイント解説をお届けしました! 手描きならではの良さもあると思います。気軽にシルクスクリーンを楽しんでくださいね。 HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
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シルクスクリーン「ソフト×クリア」であそぶ!写真の網点加工製版も。
写真原稿の網点加工 ソフト×クリアインクであそぶ 2022年9月に新発売となったTシャツくんシルクスクリーンインクの「ソフト」と「クリアインク」。 やわらかな仕上がりで、なんだか目詰まりしにくいらしいけど実際どうなの?今までのインクと何が違うの?という方のために今回は実験をしてみました! シルクスクリーンインク「ソフト」って? Tシャツくん シルクスクリーンインク「ソフト」 シルクスクリーンインク「ソフト」は、生地の質感を損なわず柔らかな仕上がりでプリントできるインク。 いわゆる「染み込み系」と呼ばれるインクなので、元からこんな色の生地でしたよ~というように、インクが乗っている感じがしないインクです! そのため、手ぬぐいやタオルなど肌に触れるものや、ベビー服にもかなりおすすめ◎ また、紙に刷ってもサラサラとしているので、重ねるとインク部分がべたつきがちな本の中身などにも使えちゃいます。 そして最大の特徴は「透ける」こと! 「ソフト」に「クリアインク」を混ぜてプリント 通常インクの上にインクを乗せると(例:赤の上に青を刷る、など)後から刷ったインクの色で下の色が隠れてしまいますが、ソフトの場合は下の色が透けるんです! そのまま使用しても下の色は透けて見えますが、ここに「クリアインク」を混ぜるとさらに透明感マシマシ。 まるで水彩絵の具のようにプリントすることができます。 ・シルクスクリーンインク「ソフト」を見てみる ・「クリアインク」を見てみる 青空の写真を刷ってみる 使用する原稿は青空の写真 今回の実験ではその特徴を生かすために青空の写真を使います。 とはいえこのままでは製版できないので、これをグレースケールに変換! 青空の写真をグレースケールに変換 Tシャツくんで製版する場合はここで網点加工をしなければなりませんが、今回は製版サービスを利用するのでこのままでOK! 規定サイズに収めたらこのまま入稿します。 ※「高解像度版 シルクスクリーン製版サービス」はリニューアルに伴い販売終了となりました。 >>後継品はこちら Tシャツくんでは「原稿は真っ黒に!」「とにかく黒くして!」とうるさいくらいに徹底していますが、製版サービスでは機械が製版をしてくれるので、グレー部分は自動的に網点加工が施されるので便利♪ (網点の線数や角度など細かなこだわりがある方はご自身で網点加工をしてからご入稿されることをおすすめします◎) ・「製版サービス」についての詳細はこちら 実際にプリントしてみよう! ①「ソフト」のあおで刷ってみる Tシャツくんシルクスクリーンインク「ソフト」の「あお」でプリント まずは「ソフト」のあおでプリント。 空にしてはちょっと色が濃いですが、網点表現も綺麗にできています。 小さな雲まできっちり製版できていますね! ②「ソフト」のあおに「クリアインク」を混ぜる Tシャツくんシルクスクリーンインク「ソフト」の「あお」に「クリアインク」を混ぜる お次はクリアインクを混ぜてプリントしてみました。 「ソフトあお」が4、「クリアインク」が6の割合で混色しています。 どうでしょう?なかなか良い感じの青空になってきたのでは? ③「ソフト」のあおに「クリアインク」を混ぜる(薄め) Tシャツくんシルクスクリーンインク「ソフト」の「あお」に「クリアインク」を混ぜる さらにクリアインクを足してみたバージョンがこちら。 2:8でクリアインクがかなり多めです! 水彩画のようでもあるし、本物の写真のよう。これくらいの色合いが個人的には好みです。 ④ソフトのあか、きいろに「クリアインク」を混ぜる Tシャツくんシルクスクリーンインク「ソフト」の「あか」「きいろ」に「クリアインク」を混ぜる 今度はあかときいろとクリアを混ぜてみました。 あえて大雑把にぐるぐる混ぜ、最後にちょこっときいろを足して一刷りすれば、なんだかそれっぽい感じの夕焼けに。 ⑤「プレーン」の「おれんじ」で刷ってみる Tシャツくんシルクスクリーンインク「プレーン」の「おれんじ」でプリント でもそれって網点加工されてるからでしょ?どんなインクでもそんな感じになるでしょ?という方にはこちら。 Tシャツくんインクのスタンダードタイプ「プレーン」でプリントすると、空といえば空ですが、かなり濃くはっきりと印刷されました。 水彩っぽさや透明感はほとんどなくなってしまいました。。 ⑥「リッチ」の「あお」で刷ってみる Tシャツくんシルクスクリーンインク「リッチ」の「あお」でプリント 最後は濃色生地用インク「リッチ」でもプリントしてみました。 青空、強い。 まとめ ・「ソフト」×「クリアインク」は透明感を出せる 水彩画のような透明感を出したい、写真の色味やニュアンスを残した感じでプリントしたい、という場合は「ソフト」と「クリアインク」を使ってみるのがおすすめ。 色を薄めたいときに「白」を混ぜると色そのものが変わってしまいますが、透明な「クリアインク」なら濃度のみを落とすことができるので、まさに水彩絵の具のように使うことができますよ。 ・シルクスクリーンインク「ソフト」の詳細はこちら ・「クリアインク」の詳細はこちら ・写真の製版なら「製版サービス」がGood Tシャツくんでも網点加工の原稿を製版することができますが、やはり手でブラッシングをして、という製版になるとあまりに細かい絵柄は難しいもの。 そんなときは「製版サービス」を使ってみるのがおすすめです! 網点加工が難しくてできない、という方もフリーソフトなどで写真をグレーに変換すればOK。 製版サイズに設定したパワポなどに貼り付けてPDFで保存すれば誰でも簡単に入稿できちゃいます◎ ・製版サービスの詳細はこちら いつもとはちょっと違うシルクスクリーン、ぜひ楽しんでみてくださいね。