アップサイクルリメイクTシャツ作り×ファッション専門学生

2022年6月、夏のように暑い日。
ゲリラ豪雨に注意、なんて予報が出ている中でのワークショップ。
この日はヒューマンアカデミー横浜校ファッションカレッジの学生さん達に、実習授業の一つとしてシルクスクリーンプリントの体験をしていただきました!
テーマは「アップサイクルリメイクTシャツを作ろう!」
Tシャツくんを使ってそれぞれが持ち寄ったデザインを製版し、プリントまでを体験。「実は学校にもTシャツくん、あるんです。でも…」この仕事をしていてよく言われる言葉です。「でも、難しそう…」


製版作業から自分でやるTシャツくん。やはりその作業の多さが「大変そう、難しそう」というイメージに繋がってしまっているよう。ですが!この日学生さんたちの講師を務めたのはTシャツくんのプロ。シルクスクリーンのしくみを説明したあとは、Tシャツくんの使い方、製版作業から印刷まで、一緒に作業をしながら体験していただきました。
すると、
「Tシャツくんって案外簡単だったんだ!」「これならまた学校でもやってみたい!」
と嬉しい声が続々。そうなんです、Tシャツくんは全く難しくないんですよ~◎
一度流れが掴めた学生さんたちはさすが、覚えが早い!インクを混ぜてマーブルにしてみたり、斜めににゅいんにゅいんっとスキージを動かして色の混ざりを楽しんでみたり。Tシャツの肩部分、折り目や凹凸が気になる部分にもみんなで協力して綺麗にプリントできました。


タンスの中で眠っているTシャツ。もう着ないかも…なんてものでも一工夫加えるだけであっという間に世界に一つだけのオリジナルTシャツに。
アップサイクルTシャツ作ってみたい!シルクスクリーンを体験してみたい!という方はこちらから。
「東京・吉祥寺でシルクスクリーン体験~手ぶらでできる体験コース&ワークショップ~」
https://www.hando-horizon.com/labo/4600
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【Tシャツくんお試しモニターインタビュー】さきさん
シルクスクリーンでものつくりをしてみたい、購入を検討しているけどなかなか一歩踏み出せない…という方へ、まずは試しに使ってみてほしい。そんな気持ちから企画したHANDo初の試み「Tシャツくん無料お試しモニター」。実際に使っていただいたモニターの方に、インタビューをさせていただきました。 Tシャツくん1988年発売のシルクスクリーンプリントスターターキット。「版」さえ作ればいろいろな素材をまたいで、いつでも印刷できる。同じものはない「私の」が作れる、<自分の想いを手で複製(コピー)していく道具>https://www.hando-horizon.com/silkscreen/tshirtkun/ Tシャツくん無料お試しモニター(※募集終了)https://www.hando-horizon.com/fukugyo/tshirtkun-rental/ さきさんについて教えてください。 「仕事は衣装制作のお手伝いをしています。仕事をしながらグラフィックデザインを勉強していて、将来的には何か自分でものを作って販売できたらいいなと思っています。」 Tシャツくんお試しモニターに応募したきっかけを教えてください。 「HANDoさんのInstagramの投稿を見て応募しました。」Instagramを見てくださっているんですね!「はい、学校でTシャツくんを使ったことがあって、シルクスクリーンに興味はあったのでフォローさせてもらっています。学校でやったときは掃除の仕方が良く分からなくてそのままになってしまったので、モニター募集を見つけて、今度こそちゃんと教わってみたいと思って応募しました。」 今回のモニターでは何を作りましたか? 「Tシャツとトートバッグ、あとはこれから作ろうと思っている元素材にプリントしてみました。」 これらの布はこの後何になるんでしょう?「ミシンを使って、バッグやサコッシュ、お財布を作ってみようと思っています。」ご自身で縫製されるんですね!完成した作品をぜひ見てみたいです。 Tシャツくんを使ってみてどうでしたか? 「自分で描いたものがそのまま版になって、自分の手でたくさんの作品が作れるというのは魅力的ですごく楽しかったです!」Tシャツくんは手描きのイラストもその場で製版ができるのが大きなメリットです◎「製版もレクチャー通りに作業をしたので失敗もなく、綺麗に版ができました。ただ、プリントの際にスキージを引く力が弱かったのか、インクが落ち切らずにかすれてしまう時もありました。」スキージは強く下に押し付けるように力を入れて刷るとうまくいきやすいので、インクが落ちきらないような場合はもう少し力を入れてみましょう!また、版と素材の間の“浮き”も意識してみると良いかもしれません。 シルクスクリーン 「浮き」は重要!版離れとは?浮かせ方は?https://www.hando-horizon.com/labo/11150 ※黒など濃色生地に刷る時は力を入れすぎない刷り方も推奨しています。気になる方は下記の記事をご覧ください。刷り方だけでこんなに違う⁈~シルクスクリーン印刷 黒Tシャツに白インク~https://www.hando-horizon.com/labo/6340 今後Tシャツくんでどのようなことをしてみたいですか? 「オリジナルの総柄生地で洋服を作りたいので、裁断前の生地を丸々プリントすることに挑戦してみたいです。まずは、HANDoさんのシルクスクリーン製版サービスを利用させてもらって、刷る作業に慣れていこうかなと思っています。」 シルクスクリーン製版サービスhttps://www.hando-horizon.com/fukugyo/logosuru/ まとめ さきさん、インタビューや写真のご提供、そしてTシャツくん無料お試しモニターにご参加いただきありがとうございました!Tシャツくんは、「版」さえ作れば、在庫を持たずにいつでも必要な分だけを印刷することができます。版づくりはまずプロにお任せしたい、プリントする作業に集中したいという方はシルクスクリーン製版サービスもおすすめ。みなさんの想いをカタチにする道具として、ぜひご活用いただけると嬉しく思います。 さきさん東京都、グラフィックデザイン勉強中Instagram:https://www.instagram.com/mirus.10/
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半衿シルクスクリーンプリント × Tシャツくん
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こども✕シルクスクリーン 自分たちで作っちゃう運動会
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