文化祭や体育祭のクラスTシャツ・ポロシャツをオリジナルデザインで手作りしよう!
文化祭、体育祭の準備は進んでいますか? 友だちといっぱい汗を流し、ときにはたくさん話し合い衝突することもあったり、学校の行事ってたのしい反面、大変なこともありますよね。ですが学生でないとできない貴重な経験がたくさんあります。ぜひ、たくさん悩んで楽しんで、忘れられない思い出をつくりましょう!
ところで、クラスTシャツはもう作りましたか? みんなでおそろいのTシャツを着ると、出し物のオリジナリティやクオリティも違って見えますし、なにより団結力も強まりますよね。ぜひ学生のみなさんに学校イベントを最高の思い出にしていただきたくて、クラスTシャツの作り方をご紹介していきます。
便利なのはやっぱりネット注文

「クラスTシャツ」や「オリジナルTシャツ」で検索すると、広告を含め、たくさんの業者がヒットします。オリジナルTシャツで検索すると法人向けのものがたくさんヒットするので、学生さんの場合はクラスTシャツで検索した方が希望にあった業者に出会えるかもしれません。低価格なものや、短納期のものまでたくさんあります。
デザインで魅せるならやっぱり白Tシャツがおすすめですし、パッと見てわかるオリジナリティを出したいならカラーの無地Tシャツや黒Tシャツ、中にはボーダーTシャツなどの柄物を扱っている業者もあるので、好みに合わせて検索してみてください。
せっかくなら、みんなで手作りしてみる?

ネットで注文もいいけれど、せっかくならTシャツをハンドメイドしてみてはいかかでしょう。難しそう? 大丈夫です! 文化祭や体育祭を手作りできるみなさんになら、クラスTシャツを作るくらい簡単です!
ここからは、ネット注文以外でクラスTシャツを作る方法を3つご紹介していきます。
オリジナルデザインのTシャツ、ポロシャツをお手軽に手作りする方法は大きく分けて2つ。HANDoの施設でプロに教わりながら作る方法と、学校などでみんなで試行錯誤する方法。今はYoutubeなどで刷り方の動画などもたくさんあるので、学校でみんなでワイワイ作るのも楽しそうですね!
学校で手作りTシャツ印刷 その①
インクを用意するだけ! シルクスクリーン製版サービス


シルクスクリーンが初めてでもかなり簡単にオリジナル印刷ができる方法として、シルクスクリーン製版サービスがあります。
印刷したいデザインを作って、入稿(デザインと一緒に申込み)します。あとは、プリントに必要なもの(主にインク)を準備するだけ。版はフレームに入った状態で届くので、版が届いたら、学校で友だちとTシャツプリント大会! これでTシャツと、思い出の完成です!
あまり派手に机や教室の壁や床を汚すと、後で先生に怒られますし、制服につくと大変なので、みんなジャージなどに着替えて印刷しましょう〜!
学校で手作りTシャツ印刷 その②
もっと手軽に! キット販売のロゴスル
シルクスクリーン製版サービスもよさそうだけれど、結局なにが必要なのかイマイチわからない、できればまとめて購入できた方がいいなーって方には、必要なものがキットで届くロゴスルがおすすめ。
印刷したいデザインを入稿、インクを1色選んで購入すると、印刷に必要なものがすべてキットになって届きます。文化祭や体育祭の準備って、ただでさえ考えることが多くて大変ですよね。思い出はたくさんつくりたいけれど頭がパンクしそうで……って方はぜひロゴスルを検討してみてください。
※ロゴスルは商品リニューアルのため、内容が変更になっています。
ただ、ロゴスルという名前の通り、ロゴをプリントしたい方向けのキットなので、少し小さめの版になってしまいます。おしゃれなワンポイントのTシャツや、控えめなロゴTシャツをイメージしてデザインしてください。
プロに教わりながら手作りに挑戦
HANDoの創作体験で、Tシャツにオリジナルプリントをしよう

東京都の吉祥寺駅徒歩3分に、HANDo(ハンドゥ)という創作体験ができる施設があります。ここではプロがつくり方を教えてくれるので事前知識はゼロでOK! プリントしたいデザインのイメージと、文化祭や体育祭への情熱があれば大丈夫です!
まずは、こちらのページから創作体験の予約をします。あとは、印刷したいもの(みなさんの場合はTシャツやポロシャツですね!)を用意するだけ。なんと、費用は施設利用料のみで、インクは使い放題!しかも、詳しいやり方をプロが教えてくれるんです!
当日は、印刷したいものと、プリントしたいデザインのイメージ、文化祭や体育祭への情熱をお持ちください!(ちょっとくどいですね……)
HANDoで体験できるTシャツ(ポロシャツ)プリントは以下の3種類。
シルクスクリーン印刷

シルクスクリーン印刷とは、孔版印刷の一種で、メッシュ(網の目)状のスクリーン(版)にインクを通過させる孔(あな)をあけて印刷する技法です。
HANDoでの創作体験では、プリントしたいデザインを黒1色で紙に手描きして(データの持ち込みもOKです!)、製版、Tシャツにプリントします。細かい工程は現場でスタッフがサポートしますので大丈夫です!事前にどうしても知りたいという方はこちらのサイトをご覧ください。
転写プリント

転写プリントとは、転写紙と呼ばれる専用のシートにデザインを印刷し、それを衣類に熱で圧着させるプリント方法です。手描きのイラスト以外に、写真などの画像や細かい柄などもフルカラーでプリントすることができます。(現在、施設で転写紙の販売はしておりません。お持ち込みをご希望の場合はご予約前にお問い合わせください。)
インクジェットプリント

布用インクジェットプリントとは、衣類に直接印刷するプリント方法です。専用のソフトウェアを使用してデザインを作成します。スマートフォンやUSBメモリのデータを取り込むこともできるので簡単にデザインを作成できます。
みんなで手作りすると思い出も増えるよね
文化祭や体育祭の準備って、猫の手も借りたい……身体がいくつあっても足りない……なんて大変なこともありますが、そこは若さでがんばって! 大人になってからでは得ることのできない青春が、学校にはたくさんあります。
「みんなでクラスTシャツを作った」コト自体が貴重な思い出になりますが、Tシャツなのでモノとしても思い出に残ります。文化祭や体育祭って、自分の記憶や写真には残るのですが、意外にモノって残らないんですよね。
いつか、クラスTシャツを見て青春を思い出したり、同窓会でTシャツ作りの思い出話に花を咲かせたり、そんなシーンがみなさんに訪れたらうれしいです。
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シルクスクリーン 厚手の帆布生地にきれいにプリントする4つのコツ!
シルクスクリーンプリントの中でも難易度高め?!な、帆布生地(キャンバス地)へのプリント。 生地が堅く水分を通しにくい性質があるため、手刷りプリントはカスレやすいという難点があります。苦戦される方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、帆布生地にきれいにプリントする方法を実験形式で伝授いたします! ポイントは ①「段差」をなくす②「スキージ」を変えてみる③「メッシュ」を変えてみる④ “浮き”をつくる の4つ。それではいってみましょう~! ◎目次・実験で使った帆布生地①「段差」をなくす②「スキージ」を変えてみる┗ (1) 標準スキージ┗ (2) ウレタンスキージ③「メッシュ」を変えてみる┗ (1) 120メッシュ、80メッシュでテスト┗ (2) 80メッシュの注意点④“浮き”をつくる・まとめ 実験で使った帆布生地 実験で使用した8号の帆布カットクロス 実験では、8号の帆布生地(カットクロス)を使用しました。 帆布には1号~11号までの号数があり、号数が小さいほど「厚い」生地となります。 今回使用した8号はハリがあり型崩れしにくいタイプです。 ①「段差」をなくす 印刷面の段差をなくし、フラットな状態に保つことはとても大切なポイントです!段差・凹凸差があると、印刷ムラやカスレの原因に。特に帆布生地は段差が厚くなりがちなので注意が必要です。 NG:段差やしわがある状態 OK:フラットな状態 段差がある位置に印刷したい場合、中敷きを使って段差を解消しましょう。下の画像では、トートバッグの底マチの形に合わせてパネル1枚と厚紙をマチの厚み分重ねて、中敷きを作りました。こうすることで、凹凸を解消しフラットな面を作ることができます。 底マチの形に合わせて中敷きを作りました 凹み部分が底マチの段差を解消します。 ②「スキージ」を変えてみる スキージを変えることでも仕上がりに違いが出ます。 それぞれのスキージの特長と選び方については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。 https://www.hando-horizon.com/labo/10361 通常、厚手生地へのプリントは「ウレタンスキージ」をオススメしていますが、帆布の場合はどうでしょうか?標準スキージとウレタンスキージで、実際に刷ってみました! (1) 標準スキージ 標準スキージは、プラスチック素材でできていて、低価格で購入できるのが魅力。初心者でも扱いやすい一方で、堅い素材や厚い生地へのプリントは難しい場合があります。厚手帆布生地はどうでしょうか?1回刷り、2回刷りの仕上がりを見てみましょう! 【標準スキージ】1回刷り:全体 【標準スキージ】2回刷り:全体 【標準スキージ】1回刷りは擦れが!:拡大 【標準スキージ】こちらも1回刷りは擦れ:拡大 1回刷りでは全体的にカスレが発生してしましました!!特にベタのデザインは広範囲にカスレていて、目立っています。標準スキージの場合は「2回刷り」がよさそうです◎ (2) ウレタンスキージ 続いて、ウレタンゴムでできたウレタンスキージでテスト。やや上級者向けのスキージですが、パワーはピカイチ。ゴムに弾力があるので、堅く厚い素材にも相性がいいです。こちらも、1回刷り、2回刷りをそれぞれ見てみましょう。 【ウレタンスキージ】1回刷り:全体 【ウレタンスキージ】2回刷り:全体 【ウレタンスキージ】1回刷りできれいに:拡大 【ウレタンスキージ】2回刷りは線が太りました:拡大 1回刷りでも問題なく、とてもキレイに刷れました! 2回刷りは線が太ったり抜き部分が潰れ気味になったりするので、ウレタンスキージを使う場合は1回刷りが良さそうです。 【結論】・ 標準スキージ:1回だと擦れる。2回刷りがオススメ。・ ウレタンスキージ:1回刷りで十分な仕上がり◎2回刷りは若干デザインが潰れるかも。 ③メッシュを変えてみる Tシャツくんのスクリーンは、120メッシュ80メッシュ60メッシュ230メッシュの4種類を扱っています。 120メッシュを標準スクリーンとご案内していますが、インクが染みこみづらい厚手の生地へのプリントは網目が大きい80メッシュをオススメします。 メッシュの違いと選び方はこちらの記事で解説しています! https://www.hando-horizon.com/labo/4276 帆布生地の場合、メッシュの違いでどのような差が出るか実験してみました! (1) 120メッシュ、80メッシュでテスト ウレタンスキージを使って、それぞれ1回刷りした結果がこちら。 120メッシュで1回刷り 80メッシュで1回刷り 一見どちらもキレイにプリント出来ているように見えますが、120メッシュの方をよく見てみると… 120メッシュ1回刷り 拡大① 120メッシュ1回刷り 拡大② 部分的にカスレているのがわかります。 一方80メッシュは、カスレやムラなく均一に仕上がりました。 (2) 80メッシュの注意点 80メッシュは網目が大きいため、デザインによってはエッジのがたつきが出てしまうことがあります。(特に紙のように滑らかな素材は目立ちます。)基本的には、シンプルで大きい図案が適しています。 ただし、厚手の帆布のように表面の凹凸が粗いとそこまでがたつきが目立たずインクもしっかりと塗布できるため、80メッシュがオススメです。 80メッシュでもがたつきは目立ちません 【結論】厚手の帆布生地には80メッシュがオススメ。120メッシュは部分的にカスレてしまうかも。 ④“浮き”をつくる “浮き”とは、印刷したい素材と版の隙間(3mm程度)のこと。 シルクスクリーンにおいて“浮き”は非常に重要で、きれいな印刷には欠かせないポイントです。 “浮き”があることにより、スキージが通過した後に版が印刷素材から離れ(これを「版離れ」と言います)、その反発力でインクを均一に引き上げ、美しい印刷面になります。たかが3mm、されど3mm! たとえば帆布のお弁当バッグ。版のフレームよりもサイズが小さく厚みもあるので、版と素材がべったりと密着してしまいますよね。 浮きがなく、版と印刷する素材が密着している状態 このような場合には、フレームの四隅に厚紙などを敷いて適度な高さを作ってみましょう!素材と版の間に“浮き”が生まれ、刷りやすくなります。下の画像では、コルク素材のコースターを使いました。 フレームの四隅にコースターを置いて高さを出しました まとめ いかがでしたでしょうか?上記4つのコツをいずれか実践いただくだけでも、キレイなプリントが期待できますよ!ぜひ参考にしてみてくださいね。 ◆ご紹介した商品・80メッシュ、120メッシュ商品を見る ・スキージ各種商品を見る HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。 シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 > 「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
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Tシャツくん 発泡インクを使ってハロウィンのグッズ作りに挑戦!
発泡インクを使ったオリジナルグッズ作例 10月になり、ハロウィンが近づいてきましたね。ハロウィングッズや衣装は、市販で手軽に購入することができますが、個性を際立たせたいなら手作りがおすすめ!そこで注目なのが、熱を加えるともこもこ膨らむ“Tシャツくん 発泡インク”。この記事では、発泡インクの特徴や使い方、発泡インクを使って作るハロウィングッズを紹介します。もこもこ膨らむインクなので、子どもと一緒に作れば大喜びしそう!ぜひ、この記事を参考に、発泡インクを使ってハロウィングッズを作ってみてくださいね。 目次1)シルクスクリーン印刷の発泡インクとは?2)発泡インクの使い方とポイント3)発泡インクでハロウィングッズを作ってみよう!4)まとめ 1)シルクスクリーン印刷の発泡インクとは? 弊社Horizon製のTシャツくん 発泡インクは、熱を加えるともこもこ膨らむインクです。スチームアイロンで熱を加えると、インクに含まれた発泡カプセルが膨張して、デザインがぷっくり膨らみます。インクだけだと平面なデザインですが、発泡インクを使えば立体的になり、個性的なアイテムを作ることができるので「通常のプリントだけだと物足りない!」という方におすすめのインクです。 カラーは白、黄色、オレンジ、赤、青、コン、緑、黒の全8色。ハロウィンに合ったカラーを使って、オリジナルグッズや仮装衣装にデザインを施してみませんか? Tシャツくん発泡インクは全8色のラインナップ HANDo WEBSHOP(以下同)では、「Tシャツくん 発泡インク」を取り扱っています。「手軽に始めてみたい!」という方はぜひ、以下のリンクをご確認ください。 https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101105200.html 2)発泡インクの使い方とポイント 発泡インクの使い方とポイントを以下の4つの手順でご紹介します。 1.【印刷するものを準備】生地の下にスプレーのりを吹きかけた台紙やパネルを敷く 2.【製版】スクリーンは少し粗めの80メッシュを使う 3.【印刷】インクはよくかき混ぜてから使う 4.【発泡】生地の裏からスチームアイロンをかける 1.【印刷するものを準備】生地の下にスプレーのりを吹きかけた台紙やパネルを敷く ポイント① スプレーのりを吹きかけた台紙を敷きます まずは印刷したいアイテムを準備しましょう。このとき、印刷時に生地がズレたりよれたりしないよう、生地の下に台紙やパネルを敷きます。あらかじめスプレーのりを吹きかけて、生地を密着させ動かないようにしておくのがおすすめです。スプレーのりをかけないと、印刷後に版をもちあげた際にスクリーンに生地が張り付き、生地が毛羽立つ原因となります。 2.【製版】スクリーンは少し粗めの80メッシュを使う ポイント② スクリーンは80メッシュを使用 次におばけやかぼちゃなどのデザインを製版します。ポイントは、Tシャツくんの標準スクリーンで使用する120メッシュを使用するのではなく、少し目の粗い80メッシュを使うこと!網目が大きくなるほどインクが多く通るため、膨らみが増し、インパクトのある仕上がりになります! 3.【印刷】インクはよくかき混ぜてから使う ポイント③ インクはよくかき混ぜる 次に、印刷する位置を決め、製版したスクリーンにインクを乗せます。その際に、ヘラを使ってボトルの底からインクをよくかき混ぜることが、しっかりと発泡させるポイント。かき混ぜることで、インクに含まれている発泡剤が全体に行きわたります。 印刷する位置を決めたらインクをのせて、いざ! 版をゆっくり持ち上げましょう! なお、発泡インクは乾きやすいので、目づまりさせないために、作業を中断するときや時間を空けるとき、印刷がおわったときには版を掃除してくださいね。 版の掃除の仕方は、こちらのYouTubeの後半でもご紹介しています。 https://www.youtube.com/watch?v=E4g2VieB8fo Tシャツくん〈ミドル〉の使い方 シルクスクリーン また、目詰まりをしてしまった時の対処法はこちらの記事でご紹介しています。 シルクスクリーンの「目詰まり」問題。目詰まりを除去するには?目詰まりさせない方法は? 4.【発泡】生地の裏からスチームアイロンをかける 印刷面がしっかりと乾いたら、生地の裏からスチームアイロンで熱を加えます。生地の厚みや織り方にもよりますが、150度でおよそ30秒ほど熱を加えれば、生地に乗せたインクがぷっくりと膨らみます。ポイントはアイロンをぎゅっと押し付けすぎないこと。スチームをしゅーっと当てるように、少し隙間を開けながら温めたり、優しくアイロンで押さえたり、など膨らみ具合を見ながら作業をしましょう。 加熱すると、インクを乗せた部分がこのように膨らみます。 アイロンをあてる前と後を並べて比較すると、こんな感じ! 以下の記事では、Tシャツくん 発泡インクを使って、靴下の滑り止めを作った記事が紹介されています。作り方の工程も載っているので、参考としてご覧ください。可愛くて実用的!~シルクスクリーン印刷の発泡インクで靴下の滑り止めを刷ってみよう!~おぎこラボ 3)Tシャツくん 発泡インクでハロウィングッズを作ってみよう! Tシャツくん 発泡インクを使って、おばけやちょっぴり怖いイラストを描いた、インパクトのあるハロウィングッズを作ってみませんか? ハロウィンならではのデザインで印刷をたのしみましょう! ● Tシャツ 真っ黒い無地のTシャツに真っ白いおばけをデザインしたり、オレンジのTシャツに黒猫やドクロを描いたり、Tシャツならキャンパスに絵を描くように、楽しんでデザインすることができそう。 ● 大きめのスタイ 食事をする際につける大きめのスタイに、▲の目と鼻、口をプリントするだけでも、ハロウィン気分を楽しみながら食事ができそうですね。 ● お菓子を入れる小さなバッグや巾着 子どもが仮装してお菓子をもらいに行く際に持つ、お菓子を入れるバッグを布製の無地にすれば、プリントすることができます。大人なら、黒や白の生地に赤い血のりのようなデザインを施した巾着を制作し、そこにお菓子を詰め込んでプレゼントするのも面白そうです。 このほか、ワンピースやスカート、マント、帽子などにデザインをして、お友達と一緒に仮装してみるのも良いですね。思い出に残るハロウィンになりそうです。 3)まとめ この記事では、「ハロウィンでインパクトのあるグッズを作りたい!」というあなたに向けて、Tシャツ 発泡インクの特徴や使い方をご紹介しました。生地に乗せて熱を加えるだけで、ぷっくり膨らんだデザインが作れるので、アクセントのあるメリハリが効いたデザインにできます。 今回はハロウィングッズについてご紹介しましたが、このほか、クリスマスなどのさまざまなイベントでも活用できるので、ぜひ発泡インクでオリジナルデザイングッズを作ってみてくださいね!
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独自のワンタッチフレーム Tシャツくんシルクスクリーンフレームの特長
シルクスクリーンの重要アイテム「フレーム」。アルミ製のフレームや木枠など様々なフレームがある中で、Tシャツくんのフレームは何が違うのか?他のフレームにはない使いやすさをご紹介します! ポイント① 独自のワンタッチフレームで歪みなく張れる! 木枠などの自作フレームで起こりがちなデザインの「歪み」。引っ張りながらホチキスなどで張っていくと、デザインが歪んでしまうこともしばしば。Tシャツくんのワンタッチフレームなら、上枠と下枠の間にバチっと挟み込むだけ!あとはネジを締めるだけでデザインが歪むことなく綺麗にスクリーン張りをすることができます。 ポイント② ネジを回すだけで高い張り(テンション)が保てる! ネジを強く締めることで高い張り(テンション)の実現が可能。叩くと太鼓のようにポンポンと音がするくらいパンパンに張ることができます。 高い張りはきれいな印刷には欠かせません!版離れが良くなるので滲みやカスレが出づらく、きれいな印刷につながります。 ポイント③ 張り替え簡単!保管も省スペースでOK スクリーンを挟んでネジを締めるだけで紗張りが完了するので張替えも簡単。また、従来のネジより力が入れやすい形のネジを採用し、回転数も少なくなっているのでさらに使いやすくなりました! 使い終わったスクリーンはフレームから外して保管できるため、省スペースで保管可能です。 使い方注意点 ①張り替える時はネジ穴を塞ぐ スクリーンを再度張りたい時は、必ずすべてのネジ穴をマスキングテープで塞ぎましょう。 こうすることで高い張り(テンション)を保てます。 ②空気の通り道が大事 スクリーンを張る時は必ずフレームを少し机からはみ出して置きましょう。 空気の逃げ道を作ってあげることでピンとスクリーンを張ることができます。 ③ネジを緩めて保管 明日使うから…とそのままにするのは危険。 スクリーンを張ったまま保管する時は必ずネジを緩めましょう。緩めずに保管するとフレームが歪む原因になってしまいます。 Tシャツくんフレームでシルクスクリーンを楽しもう! Tシャツくんフレームは誰でも簡単にスクリーン張りができるよう設計されています。自作フレームはいつも大変…という方もぜひ一度使ってみてくださいね!Tシャツくんフレーム一覧はこちらTシャツくんフレーム付きの製版サービスはこちら
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初めてのシルクスクリーン印刷③〜初心者向けに詳しく解説!シルクスクリーンキット・ロゴスルでの印刷方法〜
※「ロゴスル」「ペーパーロゴスル」はリニューアルに伴い販売終了となりました。 >>後継品はこちら 今回は初めてのシルクスクリーン印刷の第3回!いよいよ印刷編です〜! 印刷については過去の記事でも何度か紹介していますので、以前の記事も併せておよみいただけると、初めてでも、よりスムーズに印刷作業ができると思います。 さぁシルクスクリーン印刷を楽しみましょう〜! ●目次「初めてのシルクスクリーン印刷②〜初心者向けに詳しく解説!シルクスクリーンキット・ロゴスルの入稿方法〜」の続きステップ3 【ロゴスル 届く】 シルクスクリーンキット・ロゴスルの内容ステップ4 【いざ 印刷】プリント方法 プリント手順ステップ5 【想いがカタチにナル】注意点と問い合わせ先まとめ ステップ3 【ロゴスル 届く】 注文後、1週間程度でシルクスクリーンキット・ロゴスルが発送されます。届いたら中身を確認してみましょう。スモールフレームに製版済みスクリーンがすでにセットされているので、すぐに印刷作業を始めることもできます。 ステップ3【ロゴスル 届く】は、想いが形になるための重要なステップです。製版済みのスクリーンやインク、スプレーのりなどを手に取り、思い描いていたイメージをプリントする準備を整えましょう。 ロゴスル・シルクスクリーンキットの内容 ロゴスル・シルクスクリーンキットには、以下のようなアイテムが含まれています。届いたら全て揃っているか確認してください。 1 製版済みスクリーン付きフレーム 2 スプレーのり80ml 3 スキージ14cm 4 ヘラ小 5 特別インク50g(8色から選択可能) 6 プリント台紙(厚紙) ※ロゴスルペーパーをご注文の場合、布印刷で使用する、スプレーのりとプリント台紙は含まれていません。代わりに水彩絵の具のような透明感を出せるクリアインクが同梱されます。 これらのアイテムがすべて揃っていることを確認し、不足しているものがないか、破損しているものがないかを確認しましょう。また、インクの色が自分が選んだものかどうかも確認しましょう。 もし、届いたキットに不備がある場合は、使ってしまう前に購入先に連絡しましょう。しっかりと確認してから次のステップに進んでください。 ステップ4 【いざ 刷ル】プリント方法 プリント手順 準備 印刷する場所に新聞紙やマスキングテープを用意して、汚れないように養生します。また、印刷する素材やインク、スキージーなども用意します。 インクをのせる インクをヘラなどでのせて、印刷する部分に均等に塗ります。インクの量は少なすぎず、多すぎないように調整します。 スキージで刷る スキージを使って、インクを下に向かって刷ります。スキージーの角度や力加減を調整しながら、均一な印刷面を作ります。 試し刷りを行う 印刷する前に、紙などで試し刷りを行います。印刷面が均等かつ綺麗にできているか確認しましょう。 素材に印刷する ポロシャツやTシャツなどの素材に印刷します。素材によって印刷方法が異なるので、素材に合った印刷方法を選びます。 印刷後の処理 印刷が終わったら、版を洗います。裏面から拭き取り、表面もウエスで拭き取ります。水で洗い流すと版を痛める場合があるため、拭き取る方法が推奨されています。 以上が、ロゴスルを使った印刷の手順です。印刷する素材やインクの種類、スキージーの角度や動かし方などにも気を配りながら、綺麗で均一な印刷面を作り上げていきます。 シルクスクリーン印刷において、スキージの角度は重要な要素の一つです。スキージとは、インクを版に塗り伸ばす道具で、角度を変えることで印刷の仕上がりに大きな違いが生じます。通常、スキージの角度は65度が基本とされていますが、この角度を変えることで印刷の効率や仕上がりの質を調整することができます。 https://www.hando-horizon.com/labo/6770 ロゴスルの詳しい使い方は公式 Youtube でもご覧いただけます。 >> 【公式】シルクスクリーン プリントキット ロゴスルの使い方 ステップ5 【想いがカタチにナル】 さて、あなたの思いや伝えたいメッセージがいよいよカタチになる瞬間です! Tシャツやトートバック、ハンカチや靴下などのプレゼントや名刺、はがき、カードなど、自分の想いをカタチにして誰かに届けましょう〜!思いをカタチにしたものを実際に使ったり、贈ったりする瞬間は、贈る側も受け取る側も忘れられない体験になることでしょう。 また、自分自身が大切にしているモノやコトをデザインに込めて作れば、そのデザインを日々の生活の中で目にすることで、自分の気持ちを再確認したり奮起させたりすることができます。 デザインに込めた思いがカタチになる瞬間はワクワクするものです。ものつくりでは、デザインだけでなく、自分の想いを大切にして、素敵な作品を作りあげていきましょう。 注意点と問い合わせ先 デザインを作る際の注意をもう一度確認しましょう。 細かい図柄や細い線、小さい文字、濃淡は製版できない場合がある シルクスクリーン印刷は、版にインクを通してプリントするため、細かい図柄や細い線、小さい文字、濃淡などをうまく製版できない場合があります。また、製版できてもすぐに目詰まりをしてしまう可能性がありますので、ご注意ください。目安は線の太さや線の間隔の幅が最小で1mm以上です。 印刷面積が広い場合は、ムラやカスレがでやすい 印刷面積が広い場合は、ムラやカスレがでやすいため、注意が必要です。できるだけ小さな面積に印刷するようにしてください。 知的財産権に関する注意 著作権などの「知的財産権」を侵害するもの、または侵害すると思われるものは、製版サービスをお断りさせていただきます。デザインには十分ご注意ください。 データ入稿に関する注意 ご注文から2週間を過ぎてもデータ入稿が確認できない場合は、ご注文を一度キャンセルさせていただきます。データ入稿には十分ご注意ください。 ご質問等は、FAQや問い合わせフォームからお問い合わせください。 https://www.hando-horizon.com/contact/ まとめ 「シルクスクリーンキット・ロゴスル」は、限られたスペースでも手軽にシルクスクリーン印刷を楽しむことができるキットです。キットには、印刷に最低限必要な道具とインクが入っているため、初心者でも安心してシルクスクリーン印刷を始めることができます。 デザインの作成から印刷まで手掛けることで、自分だけのオリジナルグッズを作る楽しさが味わえるので、ぜひ挑戦してみてください。