シルクスクリーン 「手描き」で原稿をつくろう! │ Tシャツくん
シルクスクリーンをやってみたいけど、デザインソフトが使えない…という方。
大丈夫です!手描きのイラストでも原稿は作れます!
方法はふたつ。
①Tシャツくん専用原稿用紙に、直接描く
②他の紙に描いたイラストをスキャンorコピー機でTシャツくん専用原稿用紙に出力し直す
①の場合は、「コピー・手描き専用原稿用紙」を使用します。
②の場合は最終的に出力するプリンターの種類によって選びます。
トナー/レーザープリンタ(コピー機、複合機など)で出力する場合は「コピー・手描き専用原稿用紙」を、
インクジェットプリンターで出力する場合は「インクジェット専用原稿用紙」を使ってくださいね。
▶原稿用紙については、こちらの記事で詳しく解説しています!
そして、手描きで原稿をつくる際のポイントは
・白黒でつくること
・黒は濃く!
・原寸で描く
・線幅や白抜きは1mm以上
の4つ。
ポイントをそれぞれ、解説していきます!
◎目次
・Tシャツくん 製版の仕組み
・ポイント① 原稿は白黒で作る
・ポイント② 黒の濃さが重要
・ポイント③ 原寸で描く
・ポイント④ 線幅は1㎜以上!細かくしすぎない
・手描きイラストで多色刷りするには
・まとめ
Tシャツくん 製版の仕組み
その前に、予備知識としてシルクスクリーン製版の仕組みを知っていると理解が深まりますので
まずはそちらを解説します。(知っているよ!という方はこの章は飛ばしてくださいね。)
Tシャツくんのスクリーンは、無色のメッシュ状のシートに「感光乳剤」というものが塗られています。
紫色に見えているのは、実は乳剤の色!Tシャツくんでは、目で見て分かりやすくするために感光乳剤を紫色に着色しています。

この「感光乳剤」は特性として、紫外線に当たると固まり、当たらないと水に溶け出します。
スクリーンに黒い絵柄が印刷された原稿を貼り付けて露光すると、黒い絵柄部分は紫外線を遮り、それ以外の部分は乳剤が固まります。
よって、露光後に水でブラッシングをすると絵柄部分だけが溶け出しインクを通す孔になるという仕組みです。

まとめ:
「感光乳剤」が塗られたスクリーンに「紫外線」を当てると、黒い部分は水に溶け、それ以外は乳剤が固まる。
さて、製版の仕組みを理解したところで、手描き原稿づくりのポイントを見ていきましょう!
ポイント① 原稿は白黒で作る


黒い絵柄部分=プリントしたときにインクが乗る部分になります。
逆だと思ってた!という方もたまにいらっしゃいます。ベタでプリントしたいところは黒く塗りつぶしましょう。
ポイント② 黒の濃さが重要!

声を大にして伝えたいほど大切なのが、黒の濃さ!
製版の仕組みの章でお伝えした通り、黒色は紫外線を遮るという重要な役割があります。
直接手描きする場合は、オススメは油性マジックペン。下の画像のとおり、すっきりと紫が溶け出します!

手描きを専用紙に出力し直す場合は、「濃く」なるようにプリンターの出力を調整しましょう◎
例えば、お子さまが色鉛筆やクレヨンで描いた絵でシルクスクリーンプリントをしたい!という場合は、 白黒コピーで黒を濃く出力し直すか、白黒でスキャンをしてから出力し直す等、とくかく「まっ黒に出し直す」必要があります。

ポイント③プリントしたい原寸で描く

コピー機で拡大縮小もできますが、上の写真のように線や輪郭が粗く出てしまうこともあるため、原寸で描きましょう!
ポイント④線幅は1mm以上!絵は細かくしすぎない

1㎜以下の細い線や細かい絵柄は、プリント時にインクが通らなかったり目詰まりを起こしたり、
仕上がりが不安定になる恐れがあります。 また、白抜きの場合も同様に1㎜以上の抜きが推奨です。
1㎜以下の小さい抜きは印刷が潰れてうまく表現できないことがあるので注意です。
▶きれいなプリントに必要な線幅ついては以下の記事でも詳しく解説しています!
手描きイラストで多色刷りするには
複雑なデザインでなければ、手描きイラストでも多色刷りができます!
多色刷りの方法はふたつ。
① 1つの版で、色分けしたいパーツをマスキングテープ等で隠しながら刷る
② 色ごとに版を分ける


手描きで版分けするのは難しいので、単純な絵柄がオススメです。
重なったときに位置がずれていないか、紙を透かして確認するといいですよ◎
まとめ
以上、手描きシルクスクリーンのポイント解説をお届けしました!
手描きならではの良さもあると思います。気軽にシルクスクリーンを楽しんでくださいね。
HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。
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など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。
シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。
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