父の日のプレゼント~手作り&実用的で子供から大人まで簡単に作れる~3選♪

まもなく父の日。みなさん、いつも頑張るお父さんや旦那様へのプレゼントはもう決まりましたか?
「心を込めてプレゼント」って聞こえはいいんですが、でも、手作りのモノって実際にもらうと普段使いにくいものも多いし、何より手作りする時間なんてない!って方も多いかも?
例えば「手作りの服のプレゼント」って聞いてどう思いますか?
純粋に「気持ちは嬉しいけど普段着るかと聞かれるとちょっと…」という方が多いのではないでしょうか?
でもこれが「手作りのオリジナルプリントTシャツ」ってなったらどうでしょう?
そこで今回おすすめするのが、自分でデザインするオリジナルのシルクプリントのプレゼント。
「でも、シルクプリントなんて難しそうだし、何より、道具を買わないといけないんでしょ?」
いえいえ!安心してください!
今回は独断と偏見でオリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントと称してランキング形式でご紹介すると同時に、道具不要で最短30分でシルクプリントができる方法や、デザインは手作りでプリントは専用プリンターで作る方法もご紹介していきます!
それに「デザイン」と聞くと難しそうに聞こえるかもしれませんが、子供の描いた絵でもOK。
ですので、保育園や幼稚園のお子さんが描いた絵を、小学生、中学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがプリントする!なんていう兄弟連携プレーも簡単にできちゃうのがシルクプリントなんです。
~menu~
オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントおすすめランキング
手ぶらで手作り!?道具不要で実用的な手作りのプレゼントを作ろう
オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第3位
オリジナルプリントTシャツ

初めての方へのハードルの低さ ★★★☆☆
作製にかかる時間の短さ ★★★☆☆
自分がもらったときの実用のしやすさ ★★★☆☆
夏にTシャツを着ない男性なんて、この世にいるんですか!?というくらい、Tシャツなら誰でも着ますよね!(偏見?)
「Tシャツのデザインなんて難しそう」「そもそも絵がかけない」
そんな声も聞こえてきそうですが、街を見渡してみてください。Tシャツのデザインって本当に様々で、逆に言うと本当に「なんでもあり!」っていうくらいなんです。それに、文字だけのプリントでもオリジナルで作るとひと味違いますよ!
また、Tシャツの胸の部分に大きなプリントを入れようと思うとなかなかいいデザインが思い浮かばない場合も多いかもしれませんが、Tシャツの裾や背中の襟の近くにワンポイントでイラストやメッセージを入れると、意外と簡単におしゃれでカッコイイデザインになったりするんです!
単色のデザインをカラフルにプリントしたり、写真をプリントすることもできます。
この辺は過去の記事で詳しくご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
おぎこラボ~写真をシルクスクリーンで!編~
https://www.hando-horizon.com/labo/3597
ミニミニおぎこラボ~誰でも簡単!虹色おばけのつくりかた~
https://www.hando-horizon.com/labo/4227
繰り返しになりますが、記事の後半に手作りデザインをプリンターで直接Tシャツに印刷する方法も紹介しています♪
オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第2位
オリジナルプリント靴下

初めての方へのハードルの低さ ★★★★☆
作製にかかる時間の短さ ★★★★☆
自分がもらったときの実用のしやすさ ★★★★★
「靴下にプリント!?」と思った方もいるかも知れませんが、いわゆるワンポイントや、足裏側への滑り止めなど、靴下もいろいろなプリントが可能です。過去に足裏への滑り止めプリント記事もアップしていますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
可愛くて実用的!~シルクスクリーン印刷の発泡インクで靴下の滑り止めを刷ってみよう!~おぎこラボ
https://www.hando-horizon.com/labo/4219
そして、なぜTシャツより靴下が上位なのかというと、日常の使いやすさが一番の理由です。Tシャツの場合、デザインやプリントの内容によって(もし自分がもらったときに)人前で着にくい場合もあるかもしれませんが、靴下であれば、そういう心配が少ないですよね!
お父さんの仕事にもよると思いますが、例えばスーツで仕事に行くお父さんなら、紺色の靴下のズボンの裾で隠れる位置にワンポイントが入っていても全く問題なく毎日の仕事で着用することができますよね♪お父さんが普段使用している色の無地の靴下を用意して、お子様の描いた絵やPCでプリントしたメッセージをプリント!お仕事の時、愛する家族の絵やメッセージのワンポイントプリントが入った靴下を履いていたらお父さんのやる気もUPして、出世・お給料UP間違いなし!?
オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第1位
オリジナルプリントハンカチ

初めての方へのハードルの低さ ★★★★★
作製にかかる時間の短さ ★★★★★
自分がもらったときの実用のしやすさ ★★★★★
はえあるオリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント第一位はオリジナルプリントハンカチです!
父の日を過ぎた頃から季節は真夏に突入!汗をかく季節なだけにハンカチの出番もぐっと増えます。そして、2位の靴下、3位のTシャツと比べても、ハンカチの場合は、更にお手軽に作れて、そして、日常的に使いやすく、その上、
「これ、ウチの子の描いた絵なんですよ〜。」
なんて、同僚や友達に自慢しやすいんです!
また、ご自分でプリントまでする場合、靴下やTシャツだと、生地が二重になっていたり、形が複雑でプリントの時一工夫必要な場合もありますが、完全に開いてプリントできるハンカチではこういった難しさはありません。
タオル地タイプを選ぶ場合はなるべくフラットなものを選んでくださいね♪(あんまりケバケバモケモケしたものは綺麗にプリントできないので避けるのが吉!)
・ハンカチ全面におおきくお子さんの描いたお父さんの顔をプリント
・真っ白なハンカチにいつもの感謝をメッセージにしてプリント
・家族一人一人からの絵やメッセージを寄せ書き風にプリント
考えるといろいろなアイデアが出てきますね!
手ぶらで手作り!?道具不要で実用的な手作りのプレゼントを作ろう
さて、ここまでシルクプリントで作る手作りのプレゼントのおすすめを書いてきましたがいよいよ具体的な作り方です。
「道具は何が必要なの?」「道具不要!って本当に?」っていうお話なので、すでに趣味でシルクプリントをしている方などは飛ばしていただいても大丈夫。
手ぶら or 道具不要でシルクプリントする方法

まず先にお詫びしておきます!東京・吉祥寺から遠いみなさま、ごめんなさい!!!
この方法は東京・吉祥寺駅から徒歩5分ほどのHANDo吉祥寺に来る方法です。でも、もしかすると同じような事ができる施設は皆さんの家の近くにもあるかもしれないので、興味のある方は検索してみてください。
HANDo吉祥寺のお近くに住んでいる皆さん。
プリントしたい図案とプリントするモノ(Tシャツ、靴下、ハンカチなど)をお持ちください。HANDo吉祥寺で簡単にプリントすることが出来ます。HANDo吉祥寺でご購入いただけるトートバックなどにプリントする場合はプリントしたい図柄以外、手ぶらでもOKです。
①オリジナルのデザインや絵や文字を簡単にプリントしたい
HANDo吉祥寺には転写プリント機材に加えて布用インクジェットプリント機材も揃っています。
・布用インクジェットプリント
布用インクジェットプリントは知らない方も多いと思いますが、これは普通のプリンターのような機械で直接Tシャツなどの布地に印刷をする方法です。フルカラー印刷も可能。
・転写プリント
転写紙と呼ばれる専用のシートにデザインを印刷し、それを衣類に熱で圧着させるプリント方法で、カラー印刷なども可能です。
布用インクジェットプリントについてはこちらのページもご覧ください。
https://www.hando-horizon.com/manabiba/yoyaku/
②ご自分でのシルク印刷に挑戦してみたい方
・機材は買わずにシルクプリントに挑戦してみたい
料金は施設利用料金(3時間)+お好みのスクリーン(種類によって1or2枚)で2200円で施設内にあるシルク印刷に必要な機材一式を利用して自由にシルクプリントすることができます。インクも約30色が使い放題!
「全く初めて過ぎてシルクプリントが何なのかもわからない!でもやってみたい!」という方、ご安心を!HanDo吉祥寺では、毎週木曜、金曜と毎月第2・4土曜にシルクプリント体験が可能です。初めての方でもスタッフがサポートいたします。
※①②どちらもご予約が必要です。
料金やご予約の流れはこちらをご覧ください。
https://www.hando-horizon.com/manabiba/yoyaku/
この機会にシルクプリントの機材を揃える方法

シルクプリントに興味は持ったけど、何を買えばいいの?やっぱり高いの!?難しいの!??
そんな方にベストなのは「Tシャツくんジュニア」
届いたらすぐにシルク印刷が始められるインクやスキージなども揃ったフルセットです。名前はTシャツくんですが、Tシャツ以外のモノにもプリントできます。
HANDoのネットショップにて15,180円 (税込)で全国からご購入いただけます。
HANDo WEBSHOP「Tシャツくんジュニア」
https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101390007.html
シルク印刷は一度版を作ったら同じ版で違う色のプリントなどもできるので、自分で機材を持っていたら同じデザインでも色違いでたくさん作るということも簡単にできますし、同じ版・同じ色でも、中央と端っこのようにプリントする場所を変えると雰囲気が変わったりといろいろな楽しみ方ができますよ♪
オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントのまとめ
今回は「父の日のプレゼント〜手作り&実用的で子供から大人まで簡単に作れる〜3選♪」として、もらって嬉しい、手作りで、もらった後に使いやすいオリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントおすすめランキングをお伝えしました。
この記事が少しでも皆さまの参考になったり、この記事でシルクプリントに興味を持ってもらえたら嬉しいです♪
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Tシャツくんフレームの使い方を初心者向けに解説!空気の通り道がポイント
シルクスクリーン印刷の強い味方、「Tシャツくん」。そのTシャツくんを使う上で、意外とつまずきやすいのがフレームの扱い方です。今回はTシャツくんフレームの正しい使い方を解説していきます。 Tシャツくんフレームをセットする前の準備 まずは、作業環境を整えましょう。 カーテンを閉め、窓の近くを避ける Tシャツくんのスクリーンは、紫外線が大敵です。作業部屋のカーテンを閉め、太陽光が入らないようにしましょう。(部屋の電気はつけたままでOK。部屋を真っ暗にする必要はありません。) また、太陽光からの紫外線を避けるため、できれば窓の近くではない場所で作業しましょう。 Tシャツくんフレームの使い方 作業環境の準備ができたら、いよいよフレームをセットしていきます。 Tシャツくんフレームの構成 内枠(凹がたくさんある) ②外枠 ③ネジ の3つで構成されています。 内枠と外枠の間にスクリーンを挟み、ネジをしめていくことでピンと張っていく仕組みです。 1.空気の通り道をつくる クオリティの高いプリントのためには、スクリーンの張りの強さが重要です。フレームにスクリーンを張る際、たるみがないようにピンと張るために、まず、フレームの内枠を机から少しはみ出して置き、空気の通り道を作ります。 2.スクリーンを挟む 内枠の上にスクリーンをかぶせます。その上に外枠をのせて、上から抑え、勢いよくシュッと挟みます。 3.マットをかぶせて遮光し、ネジをしめる 遮光のためマットをかぶせ、ネジをしめます。一度に締め切らず、全体を少しずつ均一にしめていくとシワがよりにくいです。 4.スクリーンの張りをチェック 全てのネジが閉まり切ったら、スクリーンの張りを確認します。指ではじいたとき、太鼓のような音がするくらい、スクリーンがピンと張れていればOKです。 番外編:スクリーンを張ったまま保管するときの注意点 印刷が終わって、スクリーンをフレームに張ったまま保管する際は、ネジを緩めてから保管してください。ネジをきつく締めたままにしていると、フレームに負荷がかかり、歪んでしまうことがあります。使わないときはネジを緩めておきましょう。 また、Tシャツくんのスクリーンはフレームから外してもまた張り直しできることが特長です。 フレームに張りなおす際は、マスキングテープでネジ穴をふさぎ、再度穴をあけなおして貼りなおすと張りを保ったまま張り直しできます。 以上、Tシャツくんフレームの使い方を解説しました。今回ご紹介したポイントをしっかり押さえて、Tシャツくんライフを楽しんでくださいね!
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シルクスクリーン 「撥水インク」でアウトドア用のテントに刷ってみた!
Tシャツくんのインクシリーズに「撥水インク」があるのをご存じですか?この撥水インク、なかなかの優れものなのです。今回は「撥水インク」のご紹介と、その魅力を伝えるべく、テントへのプリント実験レポをお届けします! ◎目次1.撥水インクの特徴と魅力2.撥水インクの使い方・仕上げの方法3.なぜ硬化剤が必要なの?4.撥水インクでテントにプリント!5.まとめ 1.撥水インクの特徴と魅力 撥水インクは、撥水加工が施されたナイロンやポリエステル生地へのプリントに適した耐久性の高いインクです。たとえば、ジャンパー、ナイロン製のスポーツウェアなど、従来の水性インクでは難しい素材へのプリントができます。※表面加工方法によってはしっかりと定着できないケースもありますので、事前のプリントテストをオススメします。 くろ・しろの2色展開 2022年9月30日に発売されたばかりのニューフェイスで、現時点で色展開はまだ2色。ご好評が多ければ、今後色数増やしていけるかもしれません!そんな撥水インクの魅力を3つ、ご紹介します。 〈魅力①〉扱いやすい“水性”タイプ 撥水インクは“水性”インクなので、自宅でも簡単に作業&お手入れが可能。 従来、撥水加工生地へのシルクスクリーンプリントは油性のナイロンインクでしか定着できませんでした。しかしこのナイロンインク、溶剤のにおいが非常に強いこと、油性なので扱いが難しいことから、HANDoではほぼ「業務用」として販売していました。 そこに撥水インクが登場したことで、一般のお客さまでも格段に扱いやすく、ご自宅でも気軽にお楽しみいただけるようになりました。 特殊なインクだから硬いのか…!?と思う方もいるかもしれませんが、テクスチャーはプレーンインクとさほど変わらず、とても扱いやすいインクです。 硬すぎず柔らかすぎず、扱いやすい粘度◎ 〈魅力②〉専用の“硬化剤”も使いやすい! 撥水インクは、インク量に対して1%の硬化剤を混ぜてから使用します。 油性ナイロンインク専用の硬化剤は酸素に触れると固まるため、開封後はお早めに使い切っていただく必要がありました。 一方撥水インク用の硬化剤は、酸素に触れても固まらない性質。またインク量の1%と、ごく少量で効果があるので、ひとつ買えば使い切るまでしっかり長持ちします。 硬化剤 撥水インク用20ml入 〈魅力③〉安心の“ノンホルマリン” シルクスクリーンインクにはホルマリンが使用されることがありますが、Tシャツくんの水性インクは発売当初よりすべて「ノンホルマリン」。 そのため環境や肌にも優しく、ベビー服やペット服にも安心して使っていただけます。 2.撥水インクの使い方、仕上げの方法 STEP1.インクの準備 使用する分の撥水インクを別の容器に取り分けて、インク量に対して1%の硬化剤を入れよく混ぜます。 わざわざ別の容器に取り分けるのは少々手間ですが、理由があります。 硬化剤を入れたインクは、5~6時間で樹脂の架橋が進み生地への接着性が落ちてしまいます。そのため、“使う分だけ”ボトルから取り分けることをオススメしています。 たとえば、数日かけて大量にプリントする場合など作業に空き時間が発生する場合は、まずは“5~6時間の作業時間で使う分だけ”を取り分けてから、硬化剤を混ぜるようにしてください。 小さめの容器に使う分だけ取り分けてヘラでよく混ぜます。 STEP2.素材のセッティングとプリント プリントしたい素材を用意し、スプレーのりを吹きかけた中敷きをセットします。 特にナイロン系のウェアはプリント時に滑りやすいので、のりでしっかりと固定してくださいね。 フレーム(版)をプリントしたい位置に置いて、一定の力で刷っていきましょう。 中敷きにスプレーのりを軽く吹きかける スプレーのりを吹きかけた中敷きをセット。のりで固定することでプリント面がズレるのを防ぎます。 STEP3.乾燥仕上げ 30~60分の自然乾燥、または、ドライヤーで印刷表面を乾かした後に約120℃の低温のドライアイロンを3分間あてて、完了です!完全乾燥後は生地にしっかり定着します。アイロンの可否については素材によって異なります。かならず、お手持ちの素材の特性をご確認の上、仕上げの方法をご検討くださいね。 3.なぜ硬化剤が必要なの? ここまで散々、「硬化剤を混ぜて…」とお伝えしてきました。 なぜ他の水性インクはそのまま使えるのに、撥水インクは硬化剤を入れないといけないの?と思っている方もいると思います。 少し専門的な話になりますが、シルクスクリーンのインクには ・糊の役目を果たす「バインダー」 ・色をつくる「顔料」 の2つが主な原料として入っています。 バインダーの主成分は樹脂で、生地や紙などの媒体に、顔料を定着させる役割があります。 布素材にプリントをする場合、もともとインクに含まれる樹脂のはたらきだけでも十分に定着が可能な場合もありますが、撥水加工が施されたナイロンやポリエステル素材の場合は、樹脂の力をさらに強くする必要があります。 そこで力を発揮するのが、この「硬化剤」なのです。硬化剤が混ざることによって樹脂同士が手を組んでさらに強くなり(これを「架橋」と言います)、撥水加工素材にもしっかりと定着するというわけです。 4.撥水インクでテントにプリント! 最近は、キャンプ場やフェス会場など、その場でシルクスクリーン体験ができるイベントを見かけることが多くなりました。ありがたいことにHANDoにも、イベントでシルクをやりたいのですが…というご相談をいただくことが昨今増えてまいりました! その中でもよくお問い合わせいただくのが、キャンプ用品。表面加工が施された製品が多く、「インクは定着するのか?」と不安になりますよね。 そこで、撥水インクがアウトドア用テントにどのくらい定着するか、HANDoで実験をしてみました! 結論から言うと結果は◎でしたが、表面加工の種類によってはうまく定着できない場合もありますので、事前にプリントテストを行っていただくことをオススメいたします。 いざ実験! ◆使用したテント:ポリエステル100%の生地で、糸の外側に撥水加工が施されています。※「防水加工」ではありません!◆使用インク:撥水インク「しろ」vsリッチインク「しろ」◆使用スクリーン:120メッシュ◆検証:印刷翌日の耐久チェック(水濡れ&擦りテスト) 組み立て前の状態で地面に広げ、平らなスペースを確保! 撥水インクと、比較のためにリッチインクでもプリントしました。 刷った直後はどちらも問題なさそうですが、テントは野外で使用することを想定して、翌日に耐久性をチェックしてみました!その結果がこちら。 全体を水で濡らして、波線部分をコインで擦ってみました! リッチは少し溶け出してしまいました。 撥水は、擦っても変化なし!定着◎です。 どちらも、水に濡らしただけでは変化はありませんでした。 しかし濡れた状態でコインを使って擦ると、リッチインクが少し溶け出してしまったのに対し、撥水インクは全く変化なしという結果になりました! これなら多少の雨風や衝撃であれば、プリントが剥がれてしまう…といった心配はなさそうです。 実験の内容はショート動画でもご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね! https://youtube.com/shorts/BMpHce65q38?feature=shared 5.まとめ 以前、ラッカー塗装が施されたまな板へのプリント実験(記事はこちら!)でもその実力を発揮した撥水インク。魅力は感じていただけましたでしょうか? スポーツイベントでウェアにロゴプリントをしてみたり、オリジナルのアウトドアグッズを作ってみたり、さまざまなシーンで活用できそうですね!ぜひ、お試しください。 ● 本記事でご紹介した商品 ・撥水インク(くろ・しろ) 商品を見る ・硬化剤 撥水インク用 商品を見る ● その他のお役立ち記事一覧はこちらから! ● HANDoへのお問い合わせはこちらから!
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シルクスクリーン 多色刷りの位置合わせのコツをご紹介!~②トンボ編~
2色刷りをしたロゴマーク 前回の記事では、シルクスクリーンの多色刷りの位置合わせコツとして、クリアファイルを使った方法をご紹介しました。 https://www.hando-horizon.com/labo/10058 ただし、以下のような条件下には適していないという点もお伝えしました。 ・版を固定できない環境・厚手の素材に刷るとき・クリアファイルよりも大きいものに刷るとき例:大人用のTシャツ、トレーナー、マチの付いた袋物(バッグ、巾着)、など そこで、今回は上記の条件でもできる、〈トンボ〉を使った位置合わせの方法をご紹介します。 トンボで位置合わせをする方法 必要な道具 通常のシルクスクリーンの道具と、〈透明のセロハンテープ〉をご用意ください。 〈STEP1〉多色刷り用のトンボ入り原稿を作る まずは、色ごとの原稿を用意します。ここでのポイントは、版を重ねるときの目印として、データごとに「トンボ」を入れること!トンボを重ねて1色ずつ印刷をすることで、デザインが完成されます。 トンボを入れるうえで、注意点が3つ! ① トンボは各データ同じ位置、同じ形状、同じサイズで入れてください。 ② トンボは、データの四隅または上部分だけでOKです。(センタートンボも不要) ③ デザインから1~2㎝ほど余白を開けて配置してください。 今回は、こちらの2版のデータを用意しました。下画像の〈版1〉と〈版2〉を2色刷りして、「仕上がりイメージ」のデザインを作っていきます。 Tシャツくんのミドルフレームに、上下に配置をして製版しました。トンボも一緒に製版してくださいね。 1枚のスクリーンにまとめて配置する場合、しっかりと間隔をあけると刷りやすくなりますよ。 このようなレイアウトで製版しました またこのときに、トンボ付きの仕上がりイメージを、印刷する素材の数量分、原寸コピーをしておいてください。(STEP2で使用します!) 〈STEP2〉印刷する位置を決める 次に、STEP1で原寸コピーした仕上がりイメージを使って印刷する位置を決めていきます。 印刷をする位置を決めていきます 位置が決まったら、画像のようにマスキングテープで貼り付けてからトンボ部分だけを残して他の部分を切り落とします。 位置が決まったら、テープで固定 トンボだけ残します 印刷する素材がいくつかある場合は、あらかじめすべてに貼っておくとスムーズです。 〈STEP3〉版のトンボにセロハンテープを貼る スクリーン上のトンボの穴を、裏表両面からセロハンテープでふさぎます。こうすることで、インクが通るのを防ぐだけでなく、スクリーンの下が透けて見えるのでトンボの重なり具合が確認しやすくなります! マスキングテープでも代用できますが、やはり「透けて見える」という点でセロハンテープがおすすめです。 インクが通らないように、セロテープ隠す トンボ四か所をセロハンテープで隠しました ここまで準備ができれば、あとは簡単に刷ることができますよ! 〈STEP4〉1色目の印刷 印刷する素材に中敷きをセットしてから、1色目を刷っていきましょう。 素材に貼り付けたトンボに重ねるようにして版を置きます。 セロハンテープが透明だから、素材に貼ったトンボが透けて見えます 位置が固定できたら、インクを乗せて1色目を印刷します。たくさん刷る場合は、セロハンテープの透明度をキープしたいのでなるべくセロハンテープの上を避けてインクを置いてくださいね。 インクを置いて、刷って、ゆっくり版を持ち上げましょう できました!ここで、素材に貼っているトンボをうっかり剥がさないよう要注意です!最後の印刷が終わるまで貼ったままにしておきましょう。 そして2色目に移るまえに、版の掃除もお忘れなく! 〈STEP5〉2色目の印刷 1色目に印刷したインクがしっかり乾いたら、2色目にいきましょう! やり方は1色目と同様。まずはトンボを重ねて印刷する位置を固定します。 2色目の位置合わせはこんな感じ 位置合わせができたら、版にインクを乗せて、印刷していきます。 インクを置いて、刷って、ゆっくり版を持ち上げましょう 2色刷り、出来上がり! どうしょう!ズレることなく、きれいに重なりました!3色以上刷る場合も、同じ工程で刷ってくださいね。 最後に、素材に貼っていたトンボを剥がしてからしっかりと乾かして完成!布地の場合はアイロンをするとより定着します。 セロハンテープについたインクは拭き取れる 万が一セロハンテープの上にインクが付いてしまってもティッシュや布で簡単に拭き取ることができます。 時間がたって乾いてしまった場合は、水で濡らした布で拭き取ればOK。 セロハンテープについたインクは拭き取れます まとめ クリアファイル編とは違い、原稿のつくり方がポイントになるトンボ編、いかがでしたか? フレームを固定する道具がないときや、スウェットなど厚めの素材に刷るときにはとても便利な方法です。 印刷する状況によって、やりやすい方法をえらんでくださいね。 多色刷りはどうしても手間と時間がかかりますが、そのぶん完成したときの感動はひとしお! 慣れてきたら色パターンを変えてみたり、あえて少しズラすことで味を出してみたり、手刷りならではの良さを楽しんでください!▶〈トンボを使った位置合わせ〉方法はYouTubeで動画編も公開中!