シルクスクリーン・120/80メッシュ&トリミング転写 Tシャツプリント 比較 ロゴ編

スタッフの比較実験シリーズ第一弾!
プリント方法いろいろ比較第一弾「ロゴをプリントするなら?」編です!
ロゴTシャツやロゴトートを作ってみたいけど、どんなプリント方法が良いんだろう…なんて方のために、今回はTシャツを使ってロゴをプリントするときにオススメの方法を4つご紹介いたします!
①シルクスクリーン印刷・スクリーン120メッシュ・1色刷り

シルクスクリーンプリントの最もスタンダードな方法はこれ!スクリーン選びで迷ったときは、まず標準の120メッシュを選んでくださいね。
メッシュの粗さで下に落ちるインクの量が変わりますが、特別な事情がなければスタンダードな120メッシュを選べば◎
メッシュの粗さによる印刷の違いを詳しく見たい方はこちらの記事をご覧ください。
シルクスクリーンのメッシュの粗さによる違い「メッシュとは?」~おぎこラボ
https://www.hando-horizon.com/labo/4276
【こんな時にオススメ!】
・1枚ずつ色を変えてプリントしたい
(インクを変えれば1枚のスクリーンで何度も色替えできます◎)
・同じ色でたくさんプリントしたい
・手作りの良さやかすれも楽しみたい
・洗濯しても色が落ちないプリントが良い
②シルクスクリーン印刷・スクリーン80メッシュ・1色刷り(金インク)

ラメが入った金・銀インクはインクが目詰まりしやすいので、少しメッシュが粗い80メッシュを使用します!
120メッシュでもプリントできないことはないのですが、スクリーンの目にラメが詰まってインクが十分に落ちず、「あんまりキラキラしてない…」「すぐに目詰まりしてしまった!」なんてこともあるので、おすすめはしていません。
80メッシュなど、少し目の粗いスクリーンを使うと落ちるインクの量が増えるので、黒Tシャツなど濃い色の布地で白インクの発色を良くさせたい!というときにも80メッシュが有効です◎
メッシュの選び方としては、このようにラメが入っている場合や、濃い色の布地に白などの薄い色でしっかり発色させたい場合は少し粗めのメッシュを選ぶ、など使い分けられるとベストです!
【こんな時にオススメ!】
・キラキラのラメが入ったインクできれいにプリントしたい
・1枚ずつインクの色を変えてプリントしたい
・同じ色でたくさんプリントしたい
・手作りの良さやかすれも楽しみたい
・洗濯しても色が落ちないプリントが良い
③シルクスクリーン印刷・スクリーン120メッシュ・マーブル印刷



シルクスクリーンは1色刷りしかできないんでしょ?という方へ!
いえいえ!複数の色のインクをランダムにちょんちょんと乗せてマーブルにすることだってできるんです!全く同じ柄は2つとない一期一会の楽しみ方ができちゃいますよ。
【こんな時にオススメ!】
・一期一会の色の混ざりを楽しみたい
・手作りの良さやかすれも楽しみたい
・1色刷りだけではなくちょっと冒険したい
・洗濯しても色が落ちないプリントが良い
マーブルプリントしてみたいけど…「インクは1色しか持ってないよ!」「3色4色やりたいけど、インクを買っても使い切れない…余っちゃうし…」そんな方は、ぜひHANDo吉祥寺へご来館ください!HANDoはインクが約30色使い放題です!
東京・吉祥寺でシルクスクリーン体験~手ぶらでできる体験コース&ワークショップ~
https://www.hando-horizon.com/labo/4600
④トリミング転写

そして最後はトリミング転写!
フルカラーでロゴを印刷したい!という方はぜひトリミング転写を試してみてください!
【こんな時にオススメ!】
・フルカラーでプリントしたい
・自分のデザインの色などをそのまま表現したい
・簡単に高クオリティなものを作りたい
・自宅ではできない体験をしたい
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「トリミング転写ってなに?」って方。トリミング転写とは、絵柄の部分だけが転写できる転写紙のこと。もう少し詳しく…
①トリミング転写にレーザーカラープリンター(トナープリンター)でロゴなどフルカラーのイラストを鏡像でプリントする
②のりシート(トリミングシート)と①の転写紙を重ねてヒートプレス機でプレスする
③熱いうちに剥がすと絵柄(インクが乗っている部分)にだけのりがつく
④③をTシャツにヒートプレス機で転写する
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※2022年5月現在、施設で転写紙の販売はしておりません。事前にHANDo WEBSHOP(https://www.webshop.hando-horizon.com/)でご購入の上ご来館くださいませ。
「ヒートプレス機なんて持ってない!」「なんだか手順だけ見ると難しそう…」という方も大丈夫。HANDo吉祥寺では業務用のヒートプレス機だって使えちゃうんです!使い方もスタッフがしっかりお教えしますのでご安心くださいね。
自動ヒートプレス機「TP700A」についてはこちらをご覧ください。
https://www.hando-horizon.com/fukugyo/tensyashi/press_machine/

トリミング転写紙は毎年お手伝いさせていただいている「TEDxYouth@Tokyo」のTシャツ制作でも大活躍!作業の流れなど分かりやすくまとまっています。ぜひ見てみてください♪
シルクスクリーン・120/80メッシュ&トリミング転写 Tシャツプリント 比較 ロゴ編のまとめ
いかがでしたか?
ロゴTシャツ作りたいな~なんてときはぜひ一度HANDo吉祥寺で試してみてくださいね!
東京・吉祥寺でシルクスクリーン体験~手ぶらでできる体験コース&ワークショップ~
https://www.hando-horizon.com/labo/4600
HANDo吉祥寺はシルクスクリーンプリントがメインの工房ですが、業務用のヒートプレス機での転写や専用プリンターで布に直接プリントなどもできるものつくり施設。
みなさんがきっと楽しく作業できるような空間になっています。緊急事態宣言延長が決定し、みなさんにお会いするのは少し先になってしまいますが、営業再開の際はぜひ色々なプリント方法を試してみてくださいね!現在は通常通り、10時~16時、木曜・金曜と第二&第四土曜に営業しております。
※2025年3月現在、火・木・金曜日(祝・休業期間を除く)に営業中です。
>>ご予約については<こちら>をご覧ください。
(見学だけなら平日毎日受付中!気軽にふらっと立ち寄ってくださいね!)
次回は「写真をプリントするなら?」をご紹介予定。
そんなこともできたんだ!と思っていただけるような内容にしたいと思っていますので、みなさんぜひお楽しみに~!
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シルクスクリーン印刷の難関、黒Tシャツへのプリント! シルクスクリーンでは、黒Tシャツのような濃色生地にこってりキレイに発色させるのは難しいですよね。 特に水性インクは色が沈んでしまい、うまく発色しなかった・・・という経験をした人も多いはず。 そこで今回は、「刷り方」だけで濃く発色させる方法をご紹介いたします。 ◎目次・使ってほしい道具・刷り方を変えてプリント! ① 1度刷り ② 2度刷り(かぶせ刷り) ③ 弱めの力で3度刷り ④ 中間乾燥で2度刷り・4つを比較!・「浮き」も大切・まとめ ・使ってほしい道具 スクリーンは〈80メッシュ〉を使う 濃色生地にパキッと発色させたい!という場合は目の粗い80メッシュを使うことをおすすめします。 なぜなら、メッシュ(網戸)の目が粗いと、その分たくさんインクが落ちるから。 さらに目の粗い60メッシュもお取り扱いがありますが、シルクスクリーンにまだ慣れていないという方はまず80メッシュから始めてみましょう。ただし、80メッシュは線の細いデザインなどのプリントは不得意。細かいデザインを刷りたいときは、標準の120メッシュで頑張りましょう! >ミドルスクリーン商品ページはこちら 〈メッシュ関連記事〉メッシュはこう選ぶ!~120 80 60メッシュの違いと選び方~ インクは〈リッチ〉を使う リッチはインクがこってりとしていて、濃色素材にも比較的色が乗りやすく、好発色です◎「しろ」、「きん」「ぎん」などのラメ入り、「みんと」「らべんだー」「さくら」「そーだ」「れもん」などのパステルカラーは、発色が特にいいので是非試していただきたいです!ただし、インクがこってりしている分乾燥しやすいので目詰まりには注意が必要です。 >リッチインク商品ページはこちら 〈Tシャツくんインクに関する記事〉Tシャツくんインク全種ご紹介!水性・油性の違いも。 できれば試してほしい!「業務用スキージ」 業務用スキージは木の持ち手が付いた樹脂製のスキージ。 力を入れやすく濃色素材へプリントが得意ですが、Tシャツくん本体に付属されている「標準スキージ」に比べて少し高価。。レベルアップしたい!という方は、是非ご検討してみてください。 >業務用スキージ(23cm)商品ページはこちら 〈スキージに関する記事〉スキージのおすすめは?種類と特徴を徹底解説! 次からの実験は、どなたでも実践いただけるようにTシャツくん本体に付属されている「標準スキージ」を使います! ・刷り方を変えてプリント! ところでみなさん。力いっぱい刷れば濃く発色しそう!というイメージはありませんか?実はこれ、シルクスクリーンにおいては逆。 スキージはインクをスクリーンの下に落とすだけではなく、余分なインクを掻き取る働きがあります。 力いっぱい刷る=インクを掻き取る力も強くなるため、濃色生地の場合は発色が薄くなってしまいます。 濃色生地へプリントする場合は、力を入れすぎない絶妙な力加減が肝になります。 スタンダードな1度刷りと、特に発色しやすい刷り方3パターンを見比べてみましょう! ◎使用した道具・Tシャツくん標準スキージ14㎝(商品はこちら)・Tシャツくんミドルフレーム(商品はこちら)・80メッシュスクリーン(商品はこちら)・リッチ「しろ」(商品はこちら)・ワイド印刷機(商品はこちら) ① スタンダードに1度刷り 【 刷り方 】 体重をかけて力を入れながら、ゆっくり刷ります。 【 結果は… 】 1度刷りのおばけ 綺麗に刷れていますが、全体的にやや薄く黒生地の影響を受けて色が沈みました。 ② 2度刷り(かぶせ刷り) 【 刷り方 】 2刷り目でしっかり刷る! 角度は65度。倒しすぎないのが大切。 1刷り目は、インクを均等にスクリーン表面に伸ばします。スクリーンの孔に均等にインクを行き渡らせるイメージです。このとき、スキージは倒しすぎないこと!65度くらいをキープしましょう。 そして2刷り目で、生地にインクを落とすようにしっかりと刷ります。 【 結果は… 】 かぶせ刷りのおばけ 一度刷りよりは濃く発色しました!が、もうひと声…! 【 注意点 】 2刷り目で版がズレないようにしっかりと押さえましょう!1刷り目で「どれどれ…」と版を持ち上げたい気持ちを抑えて、続けて刷るのがベターです。 (フレームホルダーを使用するなど、プリント位置が固定できる環境でしたら問題ナシです◎) ③ 弱めの力で3度刷り 【 刷り方 】 1、2回目でしっかりとインクを広げ、3刷り目で落とす! スキージの力加減を変えて3回刷ります。1-2刷り目はやさしく、スクリーンの孔に均等にインクを塗り伸ばすように刷ります。※かぶせ刷りと同様、スキージの角度は65度くらいをキープ。そして3刷り目は、少し力加減を強めて、塗布したインクを下に落とすイメージで刷ります。 【 結果は… 】 3度刷りのおばけ かなり濃く発色しました!!実験をしながら「おおっ!」と声が出ましたよ~!標準スキージでここまで発色できるとは、驚きです。 【 注意点 】 ・フレームのズレに注意。片手でフレームを押さえながら刷るか、他の方に押さえてもらうと刷りやすいですよ。・刷った後、版はそっと持ち上げましょう!複数回刷りは生地にスクリーンが張り付きやすく、勢いよく持ち上げるとインクが剥がれて薄くなったり、表面が毛羽立ったりします。・3度刷りはインクがたっぷり落ちます!細い線や細かいデザインは潰れに注意です。 ④ 中間乾燥を入れて2度刷り こちらは、フレームホルダーを使用するなど、プリント位置が固定できる作業環境のみ実践できる刷り方!手間はかかりますが試す価値ありです。 HANDoの工房ではこちらのワイド印刷機を使って、版を固定しています 【 刷り方 】 スタンダードに1度刷りをしてから版を上げ、印刷面をドライヤーで乾燥させます。(この時、生地は動かさないでくださいね)乾いたら、版をおろしてもう一度上から刷ります。 【 結果は… 】 中間乾燥2度刷りのおばけ 濃くなりました◎しかもムラなく、非常にきれいな仕上がりです。 【 注意点 】 ・ドライヤーの風で生地が動かないように注意! 敷パネルにスプレーのりをすることがズレ防止につながります。・中間乾燥はしっかり乾かしましょう。インクが半乾きの状態だと2刷り目でスクリーンが生地に張り付いてしまい、失敗の原因に。 ・4つを比較! 4つを比較してみると… 並べてみると、「弱め3度刷り」と「中間乾燥」が特によく発色していますね。画像ではわかりづらいですが、実物はやや「中間乾燥」の方がパキッと発色しています。というのも、この方法はTシャツプリント業者さんも取り入れている方法なのです。 ただし、途中で版を持ち上げるので、版を固定できる印刷台などをお持ちの方限定。 持っていない方は、ぜひ「弱め3度刷り」を試してみてくださいね! ・「浮き」も大切! フレームの下に厚紙を挟み、生地と隙間を作っています スクリーンと生地が接した状態でプリントすると、版を持ち上げたときにインクも一緒に吸い上げてしまい、プリント面が欠けたり、発色が薄くなったりする可能性があります。 スクリーンと生地の理想の隙間は、3mm。 この隙間=「浮き」があることで、スキージを当てた後にスクリーンが張力によって自然に生地から離れ、キレイな仕上がりになります。 〈「浮き」に関する記事〉「浮き」は重要!版離れとは?浮かせ方は? ・まとめ いかがでしたでしょうか。今回は、是非実践していただきたい刷り方をお伝えいたしました。インク選びだけではなく、メッシュ選び、スキージ選び、そしてそれらツールの使い方次第で仕上がりは大きく変わります!みなさんもぜひ、試してみてくださいね。 ▶関連動画(公式)(公式YouTubeチャンネル)もぜひご覧ください! https://youtu.be/jd7__f1hklw?feature=shared 【公式】黒Tシャツにきれいにプリントするコツー印刷機を使って編ー https://youtu.be/mc_9wT4kKKw?feature=shared 【公式】黒Tシャツにきれいにプリントするコツー身近なもので編ー HANDoでは、シルクスクリーンを通してものつくりやみなさまの新しい一歩のサポートをしています。 シルクスクリーンのワークショップを運営してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい! など、シルクスクリーンにご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度HANDoへご相談ください。シルクスクリーンのお役立ち情報「ものつくりLABO」やイベントレポートも随時更新しています。 >「ものつくりLABO」記事一覧 > イベントレポート一覧 > お問い合わせフォーム
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シルクスクリーンのメッシュの粗さによる違い「メッシュとは?」~おぎこラボ
スクリーンの「メッシュ」って一体何? シルクスクリーンのメッシュって一体何?選ぶ基準は? 120メッシュ、80メッシュ、60メッシュ…色々あるけど結局どれがいいの?何が違うの?というかメッシュって何?なんて疑問を解決すべくまたまた実験! シルクスクリーンのメッシュって一体何? シルクスクリーンにおけるスクリーンのメッシュとは、いわゆる目の粗さ、細かさのこと。スクリーンの素材はナイロンやテトロン(ポリエステル)などの繊維で、メッシュの数は1インチの中にその繊維の糸が何本織られているか、という数字です。昔は本物の本物のシルク(絹)が使われていたんだとか! 目の細かいものほど数字が大きくなります。シルクスクリーンのメッシュの種類は50~500くらいまでと幅広く存在しますが、一般的によく使われているのは60~120あたり。 メッシュが細かいスクリーンはデザインの再現度は高いですが目詰まりしやすいため、目詰まりしにくいインクを選ぶなど工夫をするのがおすすめ。対して、メッシュが粗いスクリーンはデザインの再現度は低くなりますが目詰まりしにくいという利点があるので、布へのベタ印刷などに向いています。ラメ入りインクなども粗めのメッシュを選んでくださいね!細かいメッシュだとラメが目詰まり綺麗に印刷できないのです。 でも実際どんな感じなの?というのはやっぱり論より証拠!実際に実験してみましょう~! (シルクスクリーン用のスクリーンは弊社ECサイトHANDo WEBSHOP Tシャツくんスクリーンからもご購入いただけます。) 60メッシュ、80メッシュ、120メッシュの違い まずはインクを乗せて刷る前のスクリーンを見てみましょう。 スクリーンのメッシュの違い おお~!これは一目瞭然ですね!120メッシュは網目が細かく、80、60メッシュとメッシュが粗くなるにつれて網目が大きくなっています。スクリーンを触った感じも120メッシュはわりとなめらかですが、60メッシュはザラザラとした感じ。スキージで刷った時もザリザリ…ジジジ…という感触があってなかなか違いが面白いのです。 では実際にインクを乗せて刷った時にどんな違いがあるのか?レッツ実験! それぞれのスクリーンで実際に紙と布にプリント まず、60メッシュ、80メッシュ、120メッシュのスクリーンで同じデザインをプリントしたサンプル画像を見てみてください。 60メッシュ、80メッシュ、120メッシュのスクリーンで紙にプリントした比較画像 60メッシュ、80メッシュ、120メッシュのスクリーンで布にプリントした比較画像 どうでしょう?見ていただくだけでメッシュの違いによる仕上がりの違いを感じていただくことができると思いますが、もう少し詳しく見ていきましょう。 120メッシュで紙にプリント やはり紙なので少しメッシュのガタつきが見えますが、なめらかな線、エッジです。120メッシュは弊社Tシャツくんの標準スクリーンなのでどれを使えばいいか分からない!なんて場合はまず120メッシュをお試しくださいね。ベタが多いデザインも、細かい線があるデザインもだいたいのものは120メッシュでOK。 120メッシュで紙にプリントした画像 80メッシュで紙にプリント 80メッシュだと少しガタつきが目立つようになってきます。紙の場合は、布のように馴染むことがないのでやはりエッジがガタガタとしているのが見えてくるように。ただ120メッシュよりも網目が大きいのでたくさんインクが落ちるというメリットが。ラメが入った金銀インクなどはまず80メッシュをお試しください!こってり綺麗にキラキラが印刷できますよ~。 80メッシュで紙にプリントした画像 60メッシュで紙にプリント メッシュのガタガタ感がかなり目立つように…細かい線はギザギザに見えます。紙に60メッシュはあまりおすすめできないかもしれません。が、このガタつきを活かすことで味が出るようなデザインであれば◎60メッシュは80メッシュよりも更にインクがたくさん落ちるので黒い紙に白いインクをこってり濃く乗せたい!なんて時は良いかもしれません。 60メッシュで紙にプリントした画像 120メッシュで布にプリント 布に馴染んで全体的になめらかな曲線でプリントできました。Tシャツくんの本領発揮です。ベタも細い線画も見事に再現してくれました。今回は綿100%のTシャツにプリントしていますが、Tシャツくんインクは様々な素材に対応したインクがあるのでドライTシャツなどポリエステル素材や、ナイロン素材にもプリントすることができます。 120メッシュで布にプリントした画像 80メッシュで布にプリント 布には馴染んでガタつきも目立たずプリントできました。紙にプリントしたときよりもガタつきは目立ちませんね!120メッシュよりも網目が大きいのでたくさんインクが落ちるというメリットがあります。ラメが入った金銀インクなどはまず80メッシュをお試しください!こってり綺麗にキラキラが印刷できますよ~。 80メッシュで布にプリントした画像 60メッシュで布にプリント 意外にも紙にプリントした時ほどのガタつきはありません!しかし、布地には馴染みますが120メッシュには劣りますね。紙へのプリントに60メッシュはあまりおすすめできないと言いましたが、布であれば黒い生地に白インクをこってりはっきりプリントしたい!という場合におすすめ。120メッシュで白が薄いな~とお悩みの方は、黒いTシャツ×60メッシュ×ベタ多めのデザイン×白インクの組み合わせは一度試していただきたいです。 60メッシュで布にプリントした画像 シルクスクリーンのメッシュについてまとめ シルクスクリーン印刷のメッシュとは? シルクスクリーンは孔版印刷の一種で、メッシュ(網の目)状のスクリーン(版)にインクを通過させる孔(あな)をあけて印刷する技法です。メッシュとはその孔(あな)の数(粗さ、細かさ)のことで、メッシュの数は1インチの中に何本の糸が織られているかという数字です。 メッシュが細かい →デザインの再現度は高いが目詰まりしやすい。細かいデザインを印刷したいときや、紙に印刷するときにおすすめ。 メッシュが粗い →デザインの再現度は低いが目詰まりしにくく、落ちるインクの量も多くなる。ラメが入った金銀インクや、黒いTシャツに白インクをはっきり濃く乗せたいときにおすすめ。 メッシュの選び方 上記を参考にして、印刷したいデザインが線画が多いかベタが多いか。布の色やインクの種類、素材によって出来上がりを想像しながら選ぶのが◎ 以上、今回はシルクスクリーンのメッシュの違いについて実際の違いを画像で見ながら説明しました。基本的には標準の120メッシュからお試しいただくのがおすすめですが、80、60と目が粗くなるにつれて落ちるインクの量も多くなるので、ラメが入った金銀インクや黒いTシャツに白インクをたくさん乗せたい!なんてときは80メッシュや60メッシュが向いていたり。 同じデザインでも使うメッシュによって仕上がりの雰囲気も変わったりしますので、お好みで選ぶのもアリです。 次回は実際に金銀インクだとどう違うのか?白の発色に差は出るのか?などをご紹介予定!お楽しみに~ この投稿をInstagramで見る HANDo(ハンドゥ)(@hando__official)がシェアした投稿
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父の日のプレゼント~手作り&実用的で子供から大人まで簡単に作れる~3選♪
父の日のプレゼント Tシャツ/靴下/ハンカチ まもなく父の日。みなさん、いつも頑張るお父さんや旦那様へのプレゼントはもう決まりましたか? 「心を込めてプレゼント」って聞こえはいいんですが、でも、手作りのモノって実際にもらうと普段使いにくいものも多いし、何より手作りする時間なんてない!って方も多いかも? 例えば「手作りの服のプレゼント」って聞いてどう思いますか? 純粋に「気持ちは嬉しいけど普段着るかと聞かれるとちょっと…」という方が多いのではないでしょうか? でもこれが「手作りのオリジナルプリントTシャツ」ってなったらどうでしょう? そこで今回おすすめするのが、自分でデザインするオリジナルのシルクプリントのプレゼント。 「でも、シルクプリントなんて難しそうだし、何より、道具を買わないといけないんでしょ?」 いえいえ!安心してください! 今回は独断と偏見でオリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントと称してランキング形式でご紹介すると同時に、道具不要で最短30分でシルクプリントができる方法や、デザインは手作りでプリントは専用プリンターで作る方法もご紹介していきます! それに「デザイン」と聞くと難しそうに聞こえるかもしれませんが、子供の描いた絵でもOK。 ですので、保育園や幼稚園のお子さんが描いた絵を、小学生、中学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがプリントする!なんていう兄弟連携プレーも簡単にできちゃうのがシルクプリントなんです。 ~menu~ オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントおすすめランキング オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第3位 オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第2位 オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第1位 手ぶらで手作り!?道具不要で実用的な手作りのプレゼントを作ろう オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントまとめ オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第3位 オリジナルプリントTシャツ 父の日のプレゼント オリジナルプリントTシャツ 初めての方へのハードルの低さ ★★★☆☆ 作製にかかる時間の短さ ★★★☆☆ 自分がもらったときの実用のしやすさ ★★★☆☆ 夏にTシャツを着ない男性なんて、この世にいるんですか!?というくらい、Tシャツなら誰でも着ますよね!(偏見?) 「Tシャツのデザインなんて難しそう」「そもそも絵がかけない」 そんな声も聞こえてきそうですが、街を見渡してみてください。Tシャツのデザインって本当に様々で、逆に言うと本当に「なんでもあり!」っていうくらいなんです。それに、文字だけのプリントでもオリジナルで作るとひと味違いますよ! また、Tシャツの胸の部分に大きなプリントを入れようと思うとなかなかいいデザインが思い浮かばない場合も多いかもしれませんが、Tシャツの裾や背中の襟の近くにワンポイントでイラストやメッセージを入れると、意外と簡単におしゃれでカッコイイデザインになったりするんです! 単色のデザインをカラフルにプリントしたり、写真をプリントすることもできます。 この辺は過去の記事で詳しくご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。 おぎこラボ~写真をシルクスクリーンで!編~https://www.hando-horizon.com/labo/3597 ミニミニおぎこラボ~誰でも簡単!虹色おばけのつくりかた~https://www.hando-horizon.com/labo/4227 繰り返しになりますが、記事の後半に手作りデザインをプリンターで直接Tシャツに印刷する方法も紹介しています♪ オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第2位 オリジナルプリント靴下 父の日のプレゼント オリジナルプリント靴下 初めての方へのハードルの低さ ★★★★☆ 作製にかかる時間の短さ ★★★★☆ 自分がもらったときの実用のしやすさ ★★★★★ 「靴下にプリント!?」と思った方もいるかも知れませんが、いわゆるワンポイントや、足裏側への滑り止めなど、靴下もいろいろなプリントが可能です。過去に足裏への滑り止めプリント記事もアップしていますので気になる方はぜひチェックしてみてください。 可愛くて実用的!~シルクスクリーン印刷の発泡インクで靴下の滑り止めを刷ってみよう!~おぎこラボhttps://www.hando-horizon.com/labo/4219 そして、なぜTシャツより靴下が上位なのかというと、日常の使いやすさが一番の理由です。Tシャツの場合、デザインやプリントの内容によって(もし自分がもらったときに)人前で着にくい場合もあるかもしれませんが、靴下であれば、そういう心配が少ないですよね! お父さんの仕事にもよると思いますが、例えばスーツで仕事に行くお父さんなら、紺色の靴下のズボンの裾で隠れる位置にワンポイントが入っていても全く問題なく毎日の仕事で着用することができますよね♪お父さんが普段使用している色の無地の靴下を用意して、お子様の描いた絵やPCでプリントしたメッセージをプリント!お仕事の時、愛する家族の絵やメッセージのワンポイントプリントが入った靴下を履いていたらお父さんのやる気もUPして、出世・お給料UP間違いなし!? オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント 第1位 オリジナルプリントハンカチ 父の日のプレゼント オリジナルプリントハンカチ 初めての方へのハードルの低さ ★★★★★ 作製にかかる時間の短さ ★★★★★ 自分がもらったときの実用のしやすさ ★★★★★ はえあるオリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼント第一位はオリジナルプリントハンカチです! 父の日を過ぎた頃から季節は真夏に突入!汗をかく季節なだけにハンカチの出番もぐっと増えます。そして、2位の靴下、3位のTシャツと比べても、ハンカチの場合は、更にお手軽に作れて、そして、日常的に使いやすく、その上、 「これ、ウチの子の描いた絵なんですよ〜。」 なんて、同僚や友達に自慢しやすいんです! また、ご自分でプリントまでする場合、靴下やTシャツだと、生地が二重になっていたり、形が複雑でプリントの時一工夫必要な場合もありますが、完全に開いてプリントできるハンカチではこういった難しさはありません。 タオル地タイプを選ぶ場合はなるべくフラットなものを選んでくださいね♪(あんまりケバケバモケモケしたものは綺麗にプリントできないので避けるのが吉!) ・ハンカチ全面におおきくお子さんの描いたお父さんの顔をプリント ・真っ白なハンカチにいつもの感謝をメッセージにしてプリント ・家族一人一人からの絵やメッセージを寄せ書き風にプリント 考えるといろいろなアイデアが出てきますね! 手ぶらで手作り!?道具不要で実用的な手作りのプレゼントを作ろう さて、ここまでシルクプリントで作る手作りのプレゼントのおすすめを書いてきましたがいよいよ具体的な作り方です。 「道具は何が必要なの?」「道具不要!って本当に?」っていうお話なので、すでに趣味でシルクプリントをしている方などは飛ばしていただいても大丈夫。 手ぶら or 道具不要でシルクプリントする方法 吉祥寺 シルクスクリーン体験施設「HANDo」 まず先にお詫びしておきます!東京・吉祥寺から遠いみなさま、ごめんなさい!!! この方法は東京・吉祥寺駅から徒歩5分ほどのHANDo吉祥寺に来る方法です。でも、もしかすると同じような事ができる施設は皆さんの家の近くにもあるかもしれないので、興味のある方は検索してみてください。 HANDo吉祥寺のお近くに住んでいる皆さん。 プリントしたい図案とプリントするモノ(Tシャツ、靴下、ハンカチなど)をお持ちください。HANDo吉祥寺で簡単にプリントすることが出来ます。HANDo吉祥寺でご購入いただけるトートバックなどにプリントする場合はプリントしたい図柄以外、手ぶらでもOKです。 ①オリジナルのデザインや絵や文字を簡単にプリントしたい HANDo吉祥寺には転写プリント機材に加えて布用インクジェットプリント機材も揃っています。 ・布用インクジェットプリント布用インクジェットプリントは知らない方も多いと思いますが、これは普通のプリンターのような機械で直接Tシャツなどの布地に印刷をする方法です。フルカラー印刷も可能。・転写プリント転写紙と呼ばれる専用のシートにデザインを印刷し、それを衣類に熱で圧着させるプリント方法で、カラー印刷なども可能です。これは、ご家庭用のプリンターに対応した転写紙を用意すればご家庭でも可能ですが、HANDo吉祥寺の機材ではより鮮明で耐久性が高い転写プリントができる機材をご用意しています。 布用インクジェットプリント、転写プリントについてはこちらのページもご覧ください。https://www.hando-horizon.com/manabiba/yoyaku/ ②ご自分でのシルク印刷に挑戦してみたい方 ・機材は買わずにシルクプリントに挑戦してみたい料金は施設利用料金(3時間)+お好みのスクリーン(種類によって1or2枚)で2200円で施設内にあるシルク印刷に必要な機材一式を利用して自由にシルクプリントすることができます。インクも約30色が使い放題! 「全く初めて過ぎてシルクプリントが何なのかもわからない!でもやってみたい!」という方、ご安心を!HanDo吉祥寺では、毎週木曜、金曜と毎月第2・4土曜にシルクプリント体験が可能です。初めての方でもスタッフがサポートいたします。 ※①②どちらもご予約が必要です。 料金やご予約の流れはこちらをご覧ください。https://www.hando-horizon.com/manabiba/yoyaku/ この機会にシルクプリントの機材を揃える方法 ホリゾン・インターナショナル株式会社「Tシャツくんジュニア」 シルクプリントに興味は持ったけど、何を買えばいいの?やっぱり高いの!?難しいの!?? そんな方にベストなのは「Tシャツくんジュニア」 届いたらすぐにシルク印刷が始められるインクやスキージなども揃ったフルセットです。名前はTシャツくんですが、Tシャツ以外のモノにもプリントできます。 HANDoのネットショップにて15,180円 (税込)で全国からご購入いただけます。 HANDo WEBSHOP「Tシャツくんジュニア」https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/101390007.html シルク印刷は一度版を作ったら同じ版で違う色のプリントなどもできるので、自分で機材を持っていたら同じデザインでも色違いでたくさん作るということも簡単にできますし、同じ版・同じ色でも、中央と端っこのようにプリントする場所を変えると雰囲気が変わったりといろいろな楽しみ方ができますよ♪ オリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントのまとめ 今回は「父の日のプレゼント〜手作り&実用的で子供から大人まで簡単に作れる〜3選♪」として、もらって嬉しい、手作りで、もらった後に使いやすいオリジナルプリントで手作り!父の日のプレゼントおすすめランキングをお伝えしました。 この記事が少しでも皆さまの参考になったり、この記事でシルクプリントに興味を持ってもらえたら嬉しいです♪