【Tシャツくんお試しモニターインタビュー】ToRuKoさん

シルクスクリーンでものつくりをしてみたい、購入を検討しているけどなかなか一歩踏み出せない…という方へ、まずは試しに使ってみてほしい。そんな気持ちから企画したHANDo初の試み「Tシャツくん無料お試しモニター」。実際に使っていただいたモニターの方に、インタビューをさせていただきました。
Tシャツくん
1988年発売のシルクスクリーンプリントスターターキット。「版」さえ作ればいろいろな素材をまたいで、いつでも印刷できる。同じものはない「私の」が作れる、<自分の想いを手で複製(コピー)していく道具>
https://www.hando-horizon.com/silkscreen/tshirtkun/
Tシャツくん無料お試しモニター(※募集終了)
https://www.hando-horizon.com/fukugyo/tshirtkun-rental/
ToRuKoさんについて教えてください。
「普段は映像編集やWEBデザインを中心に仕事をしていますが、個人的にイラストや絵のお仕事もしています。自分の絵の展示会を行ったり、デザインしたTシャツなどの販売なども行っています。」
Tシャツくんお試しモニターに応募したきっかけを教えてください。
「知り合いのFREE SIDEさんのInstagramのリポストを見て応募してみました。
シルクスクリーンでTシャツ販売している友達も身近にいたので、元々シルクスクリーンには興味はありました。でも、なかなか自分でやるというのは踏み出せずにいたので、いいきっかけだなと思って応募しました。」
まさにグッドタイミング。ご縁をいただき、当社としても嬉しい限りです。
HANDo COMMUNITYの“FREE SIDE”さんとお知り合いのようですが?
「知り合いのCAFE BOXさんというドーナツやさんのキャラクターのデザインをしているんですが、そのドーナツやさんとFREE SIDEのYさんが元々知り合いで。そのキャラクターを見てくださって、FREE SIDEのスタッフさんへの誕生日プレゼントに絵を描いてほしいとご依頼をいただいたことがきっかけで仲良くさせていただいています。」
HANDo COMMUNITYのひとつ、兵庫県のFREE SIDEさんは福祉事業を起点とし、様々な活動で地域に価値を生みつづける会社さん。思わぬところで繋がるご縁ですね。



今回のモニターでは何を作りましたか?
「展示会の作品と、即売会で販売する商品を制作しました。
Tシャツや、バッグ、ポーチ、キーホルダー、アクセサリーなど色々と作らせてもらいました。」



Tシャツくんを使ってみてどうでしたか?
「まずシンプルに楽しかったです。シルクスクリーンに触れたことがなかったので、一つの技法として面白かったです。インクの混色も自由にできるので、想像以上に思い通りの表現ができました。」
そうですね!アイデア次第で色々な表現ができるのもシルクスクリーンの魅力です。今回、マーブルプリントにも挑戦していただいたようですね?


「はい。マーブルプリントが特に気に入って、たくさん挑戦してみました。何度かやってみて、だんだんコツがつかめてきて、インクとインクの間のところは、先に少し混ぜてからスキージするといいとか…」
すごい!かなり上級のコツまでつかんでますね。
私たちでもプリントが難しいような、洋服のポケットの部分や、マチの大きなポーチなどにも刷っていただいていましたが、どんな風にプリントされたんですか?

「そこはシルクスクリーンをやっている友達にアドバイスをもらいながらやってみました。ポケットの段差の部分とかは、中にダンボールを入れたりして段差を解消したりして、試行錯誤でやってました。」
試行錯誤していただく中で、ここは特に難しかったな~というところはありましたか?
「かなり枚数を刷ったので、インクの目詰まりが気になりました。版のお掃除はこまめにやっていたんですが、20~30枚刷るとやっぱり段々とかすれてきちゃって、でもそれも味かなあって思って、割り切って刷っていましたね。」

たしかに。かすれもシルクスクリーンならではの味と前向きにとらえていただいたんですね!製版(版づくり)の方はどうでしたか?難しくなかったですか?

「レクチャーで教わった通りにやったら、思ったよりも失敗しなくて、たくさんデザインを製版できて嬉しかったです。紫外線が入りにくい夜に作業してたっていうのもあるかもしれません。実験的に、私の知り合いにも教えながら一緒にやってみてもらったんですけど、その子も綺麗に製版できていて。誰でも簡単にできるんだなって思いました。」
今後Tシャツくんでどのようなことをしてみたいですか?
「普段わたしはキャンバスに絵を描いているのですが、作品としてキャンバスにシルクスクリーンでプリントしてみたらどうなるかなと思っています。今回のモニターでマーブルプリントがとても気に入ったので、マーブルプリントを中心にした作品作りもやってみたいです!」
まとめ
ToRuKoさん、インタビューや写真のご提供、そしてTシャツくん無料お試しモニターにご参加いただきありがとうございました!
Tシャツくんは、「版」さえ作れば、在庫を持たずにいつでも必要な分だけを印刷することができます。みなさんの想いをカタチにする道具として、ぜひご活用いただけると嬉しく思います。
ToRuKoさん
兵庫県 デザイナー、アパレルデザイン・販売
Instagram:https://www.instagram.com/168_toruko/
アパレルブランド Peanut&Jelly:https://www.instagram.com/00peanutandjelly00/
おすすめ記事
report-
山形・慈恩寺本堂の工事外囲いにシルクスクリーンで絵を描こう!(地方・地域共創)
山形県寒河江市の山間一帯に広大な境内(東京ドーム10個分)をもつ慈恩寺。開山から約1300年のみちのく随一の古刹(国史跡)。慈恩寺は現在大規模修繕の最中にあり、この先暫くの間は本堂外観が工事囲いで見えなくなってしまうそうです。そんな状況下で慈恩寺テラスの方から、「HANDoのSNSにあがっている子どもと一緒にシルクスクリーンで大きな絵を描くワークショップを開きたい!」と連絡をいただきました。HANDoは共創を標榜しているので二つ返事で承諾させて頂き地域共創プロジェクトをスタートさせました。 寒河江の風景がデザインされた4種のターポリン幕の上に、シルクスクリーンで花や花火などを刷り足し、四季折々の大きな作品を完成させます(共創)。完成したターポリン幕は工事囲いに飾られ、本堂外観が見えない期間の拝観者の目を楽しませてくれる予定です。 春:稚児桜 夏:蓮 秋:彼岸花 冬:雪月華(寒河江で大みそかに開かれる花火大会) 2024年1月6日に始まったワークショップはお陰様で盛況のうちに幕をあけ、子供にみならず多くの大人にも参加をいただきました。更には地元の小学校にまで出張しみんなで刷り刷り、共創を楽しみました。その様子はテレビや地元紙にも取り上げられ、Tシャツくんも微力ながら地域を盛り上げる役を担う事ができました。春のころには四季のデザイン幕すべてが完成し、実際に工事囲いを彩る予定です。みなさまも是非機会があればお立ち寄りくださいね。 HANDoでは、シルクスクリーンを通して、ものつくりや、みなさまの新しい一歩のサポートをしています。Tシャツくんでシルクスクリーンのワークショップを開催してみたい!イベントでシルクスクリーンをやってみたい!などなど、ぜひ一度HANDoへご相談くださいね。
-
【Tシャツくんお試しモニターインタビュー】KSM829
シルクスクリーンでものつくりをしてみたい、購入を検討しているけどなかなか一歩踏み出せない…という方へ、まずは試しに使ってみてほしい。そんな気持ちから企画したHANDo初の試み「Tシャツくん無料お試しモニター」。実際に使っていただいたモニターの方に、インタビューをさせていただきました。 Tシャツくん1988年発売のシルクスクリーンプリントスターターキット。「版」さえ作ればいろいろな素材をまたいで、いつでも印刷できる。同じものはない「私の」が作れる、<自分の想いを手で複製(コピー)していく道具>https://www.hando-horizon.com/silkscreen/tshirtkun/ Tシャツくん無料お試しモニター(※募集終了)https://www.hando-horizon.com/fukugyo/tshirtkun-rental/ ”KSM829”について教えてください。 「ものつくりが好きで、Tシャツにも筆と布用絵の具を使って絵を描いたりしていました。スニーカーへのペイントやミニカーの改造なんかもしていて、趣味での活動名がこのKSM829です。」Instagram、拝見しましたが本当に手描き?と思うほどの作品が並んでいました!記事の最後にアカウントを紹介しているので、みなさま是非チェックしてみてくださいね。 Tシャツくんお試しモニターに応募したきっかけを教えてください。 「手描きでTシャツに絵を描いていたんですが、やっぱり手間もかかるし、量産はできなくて。たくさん色を使うより、1色とかで描くのが好きなのでシルクスクリーンでぱっとできたらいいなという気持ちはありました。」Tシャツくんはご存知だったんでしょうか?「はい。シルクスクリーンを色々調べていて、買おうかなと思っていたところにモニター募集の案内を見つけたので応募してみました。」 今回のモニターでは何を作りましたか? 「今回は主にTシャツやパーカーにプリントしてみました。難しいと聞いていた黒生地に白インクも案外うまくいきましたし、袖などの縫い目が邪魔しそうな部分にもチャレンジしてみました。」どれもきれいにプリントできていますね!黒生地に白インク、赤インクどちらも初めてとは思えないくらい発色良くプリントされています。 Tシャツくんを使ってみてどうでしたか? 「印刷はそんなに難しくなく、スキージを引く力加減もコツを掴めば問題なくできそうな感触はありました。ただ、段差や縫い目のある箇所はパネルなど下準備をしっかりすることが重要だなと。」そうですね、シルクスクリーンはどれだけ下準備をしっかりやるか、が結構ポイントになります!とくに何枚も同じ絵柄を刷る時は、スプレーのりを吹きつけたパネルをプリントするTシャツ複数枚にセットしておくなど、事前の準備がかなり大事になります。ちなみに、製版作業についてはどうでしょう?「原稿の黒が、どれくらいの濃さなら成功するラインなのかの見極めが少し難しかったです。また、コンビニでコピーした用紙はやっぱり専用原稿用紙ではなかったからか失敗してしまいました。」(下記画像参照) 「自宅のインクジェットプリンターで専用原稿用紙を使ってやってみたら成功したので、紙も重要なポイントなんだなと思いました。」製版成功のポイントは“紙”と“黒の濃さ”!製版につまずいてしまう方は、この2点をまずは見直してみましょう。 ↓原稿を印刷してお届けするサービスもあります!<原稿印刷サービス> https://www.webshop.hando-horizon.com/SHOP/701490180.html 今後Tシャツくんでどのようなことをしてみたいですか? 「まだまだ趣味の域ではありますが、今後自分の作ったもので利益が出るならそれはそれで面白いなと思っています。それにシルクスクリーンを活用できたらいいなと。」Tシャツくんで趣味から副業へ。ぜひご活用いただけると嬉しく思います! まとめ KSM829さん、インタビューや写真のご提供、そしてTシャツくん無料お試しモニターにご参加いただきありがとうございました!Tシャツくんは、「版」さえ作れば、在庫を持たずにいつでも必要な分だけを印刷することができます。みなさんの想いをカタチにする道具として、ぜひご活用いただけると嬉しく思います。 KSM829愛知県、ものつくりが趣味。Instagram:https://www.instagram.com/rishiaji/ Tシャツくん1988年発売のシルクスクリーンプリントスターターキット。「版」さえ作ればいろいろな素材をまたいで、いつでも印刷できる。同じものはない「私の」が作れる、<自分の想いを手で複製(コピー)していく道具>https://www.hando-horizon.com/silkscreen/tshirtkun/
-
創立150周年の小学校でシルクスクリーンワークショップ【マイTシャツプロジェクト】
9月中旬、創立150周年を迎えるという都内の小学校でシルクスクリーンのワークショップを行いました。好きなデザイン、インクの色を選んで自分だけのTシャツを作ろう!ということで、夏のじめっとした暑さがこもりはじめる早朝の体育館で「マイTシャツプロジェクト」が始まりました。 <当日の流れ>①Tシャツを持って児童入場②先生からルール、導線の説明③好きなデザイン、インクの色のテーブルに移動④1人ずつシルクスクリーンプリント体験(各テーブルの先生や保護者がサポート)⑤プリントしたTシャツを持って各教室へ戻りドライヤーで乾かす・①~⑤の制限時間40分・6年生、5年生、4年生でそれぞれ繰り返し 120人を40分でこなせるだろうか…版の目詰まりは大丈夫だろうか…という私たちの心配をよそに、しっかりと先生の説明を聞きてきぱきと動く子供たちと、練習通りにサポートしてくれた先生方と保護者の皆様のおかげで、なんと40分かからずに終了!人気のある色のテーブルにサポートメンバーを増やしたり、と臨機応変に動いていただき、無事にトラブルなくまずは6年生の回を終えることができました。 その後の5年生の回、4年生の回も大きなトラブルはなく、そしてほとんどの学年で40分よりも早く終了するという素晴らしいチームワークでこの日のワークショップは終了!版を持ち上げたときの子供たちの感動の声や、笑顔で写真撮影に応じてくれる様子に、私たちも嬉しくなりました。 また、今回は通常のインクとは別に「廃インク」として、工房のお客様が混色やマーブル印刷をされた時の残りインクなどを使用したテーブルを一部設置。どんな色になるか分からないドキドキ感や、色々なインクの色が混ざり合う感じが意外と人気だったようで、子供たちだけでなく、ワークショップ終了後に保護者の方々が記念にプリントされる時にも廃インクテーブルが一際賑わっていました。 9月は4~6年生を対象としたワークショップでしたが、次回は1~3年生を対象にしたワークショップを12月に実施予定です。果たして成功するのか…!?続報を乞うご期待! ●イベント事例、レポート記事一覧はこちらから!●シルクスクリーンに関するお役立ち記事一覧はこちらから!
-
HOHO Fes.1st @hoho.tokyo
HOHOさんのメインビジュアルはなんとタコモチーフ。それがなんともキャッチーでキュート。しかもシーズンテーマは昔話とリンクさせて企画しちゃったり。 この世界観はとにかく独特。オリジナリティに溢れている。なのに自然とこどもと調和してライフスタイルに溶け込むから不思議。 USEDを使ってリメイク、アップサイクルされている企画も多くまたグッと掴まれる。 1回目の今回はフェスっていうくらいだから、HOHOさんを知ってもらうためにショップで洋服を売るだけじゃなくて、HOHOさん得意のシルクスクリーンワークショップと、アトリエニーニョさんがガレージセールを開催したり、とてんこ盛りの3日間でした。 この投稿をInstagramで見る HANDo(ハンドゥ)(@hando__official)がシェアした投稿