おぎこラボ〜写真をシルクスクリーンで!編〜

前回に引き続きラボ第二弾は写真の製版をご紹介。
シルクでプリントできるのはイラストやロゴだけだと思っているそこのあなた?
実は自分で撮った写真をシルクスクリーンでプリントすることだってできちゃうんですよ〜!
①Photoshopで開く
②イメージ → モード → グレースケール

イメージ → モード → モノクロ2階調

300pixcelのままでOK

今回の線数は30
※数字が小さくなればなるほど仕上がりは粗くなります。
大きくなると細かくなりますが製版が難しい!
角度や網点の形も色々。なんでもOKですが仕上がりが微妙に違ったり。
(その比較はまた今度お見せします!)

これをプリントして、ここから先はいつも通り製版!


原稿の余白を適当に切って、フレームにスクリーンを張ったら裏側に原稿をぺたり。
これをひっくり返してTシャツくんへin!


今回は靴の写真を使ってみましたがもちろん風景や人の写真でもOK?♀️
ハーフトーンといってグレーなどの濃度を色々なサイズのドットで表現する方法です。
ただのモノクロ写真だとグレーの部分はうまく整版できないので要注意?
製版作業〜プリントまでは次回ご紹介。おたのしみに!

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アクリルブロック×シルクスクリーンでオリジナルアクリルスタンドを作ってみる!
アイドルやアニメのファン達の間で人気のアクリルスタンド。推し活という言葉が流行り出してからは、さらに広く知られるようになったアクリルスタンド。最近では、家族やペットの写真をアクリルスタンドにするという人もいるそう。アクリルスタンドを作る場合、業者などのプロに頼むというのが一般的で、シルクスクリーンでできることはなさそう…と思っていましたが、個人でできたら面白いのでは?!ということで実験してみました! ①アクリルブロック×蓄光インク 100均でアクリルブロックを買ってきて、いざ実験。ちなみにアクリルブロックはスタンプ用(スタンプシートを貼り付けて使用する板)です。 表にドアを、裏におばけ達をプリントしてみました。おばけ達は「蓄光インク」を使ってみたので、電気を消すとおばけ達が浮かび上がる…というのができるのでは?という算段です。 では、いざ…!!! おお!!おばけがこちらを見ている…!!!扉からチラリとこちらを覗いているおばけやひょろりと飛んで行くおばけ達。これは結構良いアイデアかもしれません。 蓄光インクは太陽光や蛍光灯の光を蓄えて光るので、窓の近くに置いておけば、夜電気を消したときにぼやっと光ってくれそうです。 蓄光インクはこちらのインク。(全5色)ざらっとした蓄光剤が入っているのでよく混ぜて使ってください。80メッシュなど粗めのメッシュがおすすめ! 蓄光インクはこちら ②アクリルブロック×写真 同じアクリルブロックに、今度は写真をプリントしてみます。ひまわりの写真を4色分解して、フルカラー印刷をしてみましょう。 シルクスクリーンで写真をフルカラーで刷る方法はこちらをご覧ください。 https://www.hando-horizon.com/labo/12226/ この記事を参考に作った版がこちら! 刷った後の版なので分かりやすいですね。左上から順にM(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)、Y(イエロー)です。 斜めに引いてある線は私が横着してつけたトンボです。それぞれ印刷したA4の原稿用紙に定規を当て、大体同じでしょ!という場所にマジックペンで線を引いてから製版しました。(みなさんはちゃんとデータ上でトンボをつけてくださいね!) フルカラー印刷する順番としては、下のような順番が基本。①Y(イエロー)↓②M(マゼンタ)↓③C(シアン)↓④K(ブラック) でも今回は厚みのあるアクリルブロックに印刷をしていくのでちょっと一工夫!順番を逆にしてプリントしてみましょう。①K(ブラック)↓②C(シアン)↓③M(マゼンタ)↓④Y(イエロー)の順番でプリントすると… ……ミスったのでは?でも、これを裏返すと… きれいなひまわりがお目見え!! めちゃくちゃ良い感じになりました!これはインテリアとして飾っておくのも良さそう。そして何より自分で版を作って印刷をしたので愛着がわきまくります。 ちなみに、このひまわりの写真は反転しても問題ないデザインですが、反転するとおかしくなってしまうデザインは、デザイン作成の時点で反転させてから製版しましょう! 今回使用したインクはプレーンインク。「きいろ」「ぴんく」「そらいろ」「くろ」を使っています。これをパステル系の色に変えてみたりするとまた違った雰囲気になりますよ。 プレーンインクはこちら アクリルブロックへの印刷のポイント 1. アクリルブロックの厚みを活用しよう! 通常のアクリルスタンドと異なり、厚みがあって自立するのが特徴のアクリルブロック。①のおばけのように表と裏を有効活用したり、デザインを反転させて印刷し奥行きを出してみるのがおすすめ! 2. 透明感を活用しよう! 布や紙への印刷と違って透明なものに印刷をするので、その透明感を活用すると面白いかもしれません。たとえば、窓のフチだけを印刷して、空にかざす、森にかざす、海にかざす…などなど、場面によって変わるデザインも面白そう! 注意点 今回は蓄光インクやプレーンインクなどの水性インクを使用しています。爪でがりがりと引っ掻いたりすると取れてしまうので注意して扱ってくださいね。完全に定着するインクで刷りたい!という方は、プラスチックやガラス、金属などに使える「油性インク」がおすすめですよ。 油性インクはこちら まとめ 今回は厚みのあるアクリルブロックにシルクスクリーンで印刷をしてみました!大きなアクリル板などを使えば、個展の作品作りなどにも活用できそうです。ぜひみなさん、チャレンジしてみてくださいね!
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シルクスクリーン 多色刷りの位置合わせのコツをご紹介!~①クリアファイル編~
2色刷りで作ったロゴマーク シルクスクリーン印刷において、複数の色で印刷をすることを「多色刷り」といいます。 多色刷りで一番重要なプロセスが〈原稿のつくり方〉と〈位置合わせ〉。 難しそう…と思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、コツをつかめば意外と簡単です! 様々な方法がありますが、HANDoでは、作業をする環境や印刷する素材によって、以下の2つを使い分けています。 【その1】クリアファイルを使った方法・版(フレーム)を固定できる環境・薄手の生地や紙など厚みがないものに刷るとき・クリアファイルの幅に収まるサイズのものに刷るとき例:ポストカード、薄手のハンカチ、薄手のマチ無しトートバッグ(A4以内)、など 【その2】トンボを使った方法・版を固定できない環境・厚手の素材に刷るとき・クリアファイルよりも大きいものに刷るとき例:大人用のTシャツ、トレーナー、マチの付いた袋物(バッグ、巾着)、など そこで本記事では、【その1】の〈クリアファイルを使った方法〉について、詳しくご紹介していきます。 ▶【その2】のトンボを使った方法は、以下の記事をご覧ください! https://www.hando-horizon.com/labo/10087 クリアファイルで位置合わせをする方法 必要な道具 用意するものは、通常のシルクスクリーンの道具に加えて、以下の3つ! 1)クリアファイル 2)はさみ 3)クリアファイルを台に留めるテープ クリアファイル、はさみ、養生テープ 〈STEP 1〉多色刷り用の版を作る まずは、多色刷り用の原稿を用意しましょう。色ごとにデータを分けて、すべて黒のデータにします。 今回は例として、こちらの2版のデータを用意しました。下画像の「版1」と「版2」を2色刷りして、「完成イメージ」のデザインを作っていきます。 Tシャツくんミドルフレームに、横に配置をして製版しました!このように1枚のスクリーンにまとめて配置する場合、しっかりと間隔をあけると刷りやすくなりますよ。 できあがった版がこちら! 〈STEP 2〉クリアファイルのセッティング ここでいよいよ、クリアファイルの登場です! まずはクリアファイルの下の部分(接着されている部分)をハサミでカットして、ペラ一枚のシート状にします。 クリアファイル下の、接着されている部分を切り落とします 2枚のシートになりました 次に、クリアファイルを作業台(下画像ではTシャツくんワイド印刷機を使用)に留めます。このとき、マスキングテープの粘着が弱いと剥がれやすいので、養生テープなど粘着の強いテープがあるとなお◎です。片側をテープで止めて、もう片方がパタパタと開ける状態にしてください。 左手側をテープで留めて、右手側を開ける状態にしました。 〈STEP 3〉1色目の印刷 印刷する素材に中敷きをセットしたら、さっそく1色目を刷っていきましょう。 ※今回の例のように1枚のスクリーンに複数レイアウトしている場合は、印刷しない部分はマスキングテープで隠してくださいね。 版をホルダーに固定し、1色目をクリアファイルの上に刷ります。 クリアファイルの上に刷ります 印刷位置がわかりました クリアファイルに印刷 これで、1色目のインクがのる位置がわかりましたね。このクリアファイルの印刷位置をガイドにしながら、印刷する素材をクリアファイルの下にセットし、位置を調整します。 1色目の位置合わせ 位置が決まったら、クリアファイルをめくって、印刷します。 1色目を印刷します 印刷できました 予定通りの位置に刷れました。同じものを複数制作する場合は、このまま続けて1色目をひたすら刷ってくださいね。 1色目が刷り終わったら、クリアファイルに刷ったインクは拭き取りましょう。 版の掃除もおわすれなく! クリアファイルについたインクは乾いた布やティッシュで拭き取れます。 〈STEP 4〉2色目以降の印刷 1色目の印刷面が乾いたら、2色目を刷りましょう。1色目と同じ手順で、版をホルダーに固定します。 スクリーンのマスキングテープを貼りなおして、2色目をクリアファイルの上に印刷! 2色目はこの位置に決まりました。 1色目同様に、クリアファイルで位置を合わせていきましょう。 ここがクリアファイルの便利なところ!透けて見えるから、位置合わせがしやすい!! 1色目印刷済みの素材を下から透かせて位置を調整していきます。 2色目はこのように重なるイメージで刷っていきます! 位置が決まれば、クリアファイルをめくって素材に印刷します。 2色目印刷! 2色目印刷後 どうでしょう!ほぼズレることなく、きれいに重なりました。 3色以上刷る場合も、同じ工程で刷ってくださいね。 まとめ いかがでしたか?手作業なので寸分の狂いなく…とまではいきませんが、目視だけよりも正確に簡単に位置合わせができます。 ただし、たとえば厚手のトレーナーに刷る場合だとクリアファイルが浮いてしまって位置が固定できないですし、大きいものだとクリアファイルが届きません。 ですので、冒頭でも記述のとおり、この方法は ・薄手のもの ・クリアファイル幅に収まる大きさのもの ・版を固定できる作業環境 のときに効果を発揮します! 厚手のものに刷りたい、版を固定できない…といった場合には、ぜひトンボ編の記事を参考にしてくださいね。 多色刷りをマスターすればデザインの幅もグンっと広がりますよ。 みなさんもぜひ、試してみてくださいね。 ▶〈クリアファイルを使った位置合わせ〉方法はYouTubeで動画編も公開中!
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